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公開番号
2025005497
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023105674
出願日
2023-06-28
発明の名称
二次電池
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
H01M
50/474 20210101AFI20250109BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】集電タブへの外力の影響を抑制可能な二次電池を提供する。
【解決手段】
二次電池10は、電極体100と、筒状部材210と、一対の封口体510,610と、第1外部端子520と、第2外部端子620と、筒状部材210の内部に配置されたスペーサ40とを備え、電極体100は、筒軸方向と平行な平行方向の一方側に位置する第1端部101および平行方向の他方側に位置する第2端部102とを有し、第1端部101には、第1外部端子520に電気的に接続された1つ以上の第1集電タブが設けられており、第2端部102には、第2外部端子620に電気的に接続された1つ以上の第2集電タブが設けられており、スペーサ40は、一方の封口体510と第1端部101との間に設けられた第1部材41と、他方の封口体520と第2端部102との間に設けられた第2部材42とを含む。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
電極体と、
前記電極体を収容するための筒状部材と、
前記筒状部材の筒軸方向の両側に設けられた一対の開口部を閉塞する一対の封口体と、
前記一対の封口体のうち一方の封口体に設けられた第1外部端子と、
前記一対の封口体のうち他方の封口体に設けられた第2外部端子と、
前記筒状部材の内部に配置されたスペーサと、を備え、
前記電極体は、前記筒軸方向と平行な平行方向の一方側に位置する第1端部および前記平行方向の他方側に位置する第2端部とを有し、
前記第1端部には、前記第1外部端子に電気的に接続された1つ以上の第1集電タブが設けられており、
前記第2端部には、前記第2外部端子に電気的に接続された1つ以上の第2集電タブが設けられており、
前記スペーサは、前記一方の封口体と前記第1端部との間に設けられた第1部材と、前記他方の封口体と前記第2端部との間に設けられた第2部材と、を含む、二次電池。
続きを表示(約 430 文字)
【請求項2】
前記スペーサは、弾性を有している、請求項1に記載の二次電池。
【請求項3】
前記平行方向に前記第1端部と向かい合う第1対向部を含み、前記第1外部端子と接続された第1導通部材と、
前記平行方向に前記第2端部と向かい合う第2対向部を含み、前記第2外部端子と接続された第2導通部材と、をさらに備え、
前記1つ以上の第1集電タブは、第1の隙間をあけて前記平行方向に向かい合う部分を含むように前記平行方向と交差する交差方向に折り返された状態で、先端部側が前記第1対向部に接続されており、
前記1つ以上の第2集電タブは、第2の隙間をあけて前記平行方向に向かい合う部分を含むように前記交差方向に折り返された状態で、先端部側が前記第2対向部に接続されており、
前記第1部材は、前記第1の隙間に配置されており、
前記第2部材は、前記第2の隙間に配置されている、請求項1または2に記載の二次電池。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、二次電池に関し、特に、車両に搭載される二次電池に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の二次電池として、特開2021-044082号公報(特許文献1)には、電極体の上端部に集電タブが設けられた電極体をケース内に収容し、電極体とケースとの間に衝撃吸収部材を配置する構成が開示されている。ケースは、上方に向けた開口する本体部と、当該本体部の開口を閉塞する封口体とによって構成されている。衝撃吸収部材は、上方に向けて開口する有底筒状の袋状に形成されており、上下方向に平行な軸回りに電極体を囲むように設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-044082号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、二次電池においては、低背化および高容量化が求められている。このような要求を実現するために、電極体の高さを低くし横長にすることが考えられる。このような場合に、横方向の両側が開口する筒状部材内に電極体を収容し、横方向の両側に設けられた筒状部材の開口部を外部端子が設けられた一対の封口体で塞ぐ構成が考えられる。
【0005】
二次電池を車両等に搭載した場合には、車両の振動等によって電極体が横方向(筒状部材の筒軸方向)に移動することがある。このような場合に何ら手立てがない場合には、電極体の移動方向と反対側に位置する集電タブが引っ張られてしまう。これにより、集電タブが破損したり、集電タブと外部端子との電気的接続が外れてしまったりすることが起こり得る。
【0006】
本開示は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、本開示の目的は、集電タブへの外力の影響を抑制可能な二次電池を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に基づく二次電池は、電極体と、上記電極体を収容する筒状部材と、上記筒状部材の筒軸方向の両側に設けられた一対の開口部を閉塞する一対の封口体と、上記一対の封口体のうち一方の封口体に設けられた第1外部端子と、上記一対の封口体のうち他方の封口体に設けられた第2外部端子と、上記筒状部材の内部に配置されたスペーサと、を備える。上記電極体は、上記筒軸方向と平行な平行方向の一方側に位置する第1端部および上記平行方向の他方側に位置する第2端部とを有する。上記第1端部には、上記第1外部端子に電気的に接続された1つ以上の第1集電タブが設けられている。上記第2端部には、上記第2外部端子に電気的に接続された1つ以上の第2集電タブが設けられている。上記スペーサは、上記一方の封口体と上記第1端部との間に設けられた第1部材と、上記他方の封口体と上記第2端部との間に設けられた第2部材と、を含む。
【0008】
上記構成によれば、電極体の両端部と一対の封口体との間にスペーサが配置されている。これにより、スペーサによって、筒軸方向に平行な方向に移動させる外力に対して、反対方向に抗力を作用させることができる。これにより、電極体の移動を抑制し、電極体の移動に伴って第1集電タブおよび第2集電タブの一方が引っ張られることを抑制できる。この結果、振動等による集電タブへの外力の影響を抑制できる。
【0009】
上記本開示に基づく二次電池にあっては、上記スペーサは、弾性を有していてもよい。
上記構成によれば、抗力に加えて弾性力を電極体に付与することができる。これにより、電極体の移動をさらに抑制し、振動等による集電タブへの外力の影響をさらに抑制できる。
【0010】
上記本開示に基づく二次電池にあっては、上記平行方向に上記第1端部と向かい合う第1対向部を含み、上記第1外部端子と接続された第1導通部材と、上記平行方向に上記第2端部と向かい合う第2対向部を含み、上記第2外部端子と接続された第2導通部材と、をさらに備えていてもよい。上記1つ以上の第1集電タブは、第1の隙間をあけて上記平行方向に向かい合う部分を含むように上記平行方向と交差する交差方向に折り返された状態で、先端部側が上記第1対向部に接続されていてもよい。上記1つ以上の第2集電タブは、第2の隙間をあけて上記平行方向に向かい合う部分を含むように上記交差方向に折り返された状態で、先端部側が上記第2対向部に接続されていてもよい。上記第1部材は、上記第1の隙間に配置されていてもよい。上記第2部材は、上記第2の隙間に配置されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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