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公開番号
2024179075
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-26
出願番号
2023097597
出願日
2023-06-14
発明の名称
駆動装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類
F16H
57/04 20100101AFI20241219BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】 駆動装置において、カウンタギヤとハイポイドギヤの両方を効率的に動作させる。
【解決手段】 車両に搭載される駆動装置であって、前記電動機室内に収容されている電動機と、前記電動機のロータシャフトと平行または同軸に配置されている第1シャフトと、前記ロータシャフトの回転を前記第1シャフトに伝えるカウンタギヤと、前記車両の車輪を回転させる第2シャフトと、前記第1シャフトの回転を前記第2シャフトに伝えるハイポイドギヤと、前記第1シャフトと前記ケースの間の隙間をシールするオイルシールと、電動機室及びカウンタギヤ室内に収容されている第1潤滑油と、ハイポイドギヤ室内に収容されている第2潤滑油、を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に搭載される駆動装置であって、
電動機室、カウンタギヤ室、及び、ハイポイドギヤ室を有するケースと、
前記電動機室内に収容されている電動機と、
前記電動機のロータシャフトと平行または同軸に配置されており、前記カウンタギヤ室から前記ハイポイドギヤ室まで伸びる第1シャフトと、
前記カウンタギヤ室内に収容されており、前記ロータシャフトの回転を前記第1シャフトに伝えるカウンタギヤと、
前記ハイポイドギヤ室から前記ケースの外部まで伸びており、前記車両の車輪を回転させる第2シャフトと、
前記ハイポイドギヤ室内に収容されており、前記第1シャフトの回転を前記第2シャフトに伝えるハイポイドギヤと、
前記第1シャフトと前記ケースの間の隙間をシールするオイルシールと、
前記電動機室及び前記カウンタギヤ室内に収容されている第1潤滑油と、
前記ハイポイドギヤ室内に収容されている第2潤滑油、
を有する駆動装置。
続きを表示(約 130 文字)
【請求項2】
前記第1潤滑油の粘度が前記第2潤滑油の粘度よりも低い、請求項1に記載の駆動装置。
【請求項3】
前記第1潤滑油を前記電動機室と前記カウンタギヤ室の間で循環させるオイルポンプをさらに有する請求項1または2に記載の駆動装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書に開示の技術は、駆動装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【0002】
特許文献1に開示の駆動装置は、電動機、ピニオンシャフト、車輪軸、カウンタギヤ、及び、ハイポイドギヤを有している。ピニオンシャフトは、電動機のロータシャフトと平行に配置されている。カウンタギヤは、ロータシャフトの回転をピニオンシャフトへ伝える。車輪軸は、ロータシャフトとは異なる方向に沿って伸びている。ハイポイドギヤは、ピニオンシャフトの回転を車輪軸へ伝える。電動機は、電動機室内に収容されている。カウンタギヤとハイポイドギヤは、共通のギヤ室内に収容されている。ギヤ室内には、潤滑油が貯留されている。ギヤ室と電動機室の間は、シール材等によって隔絶されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-050886号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
カウンタギヤに適する潤滑油の種類とハイポイドギヤに適する潤滑油の種類は異なる。特許文献1では、カウンタギヤとハイポイドギヤに対して同じ潤滑油が用いられるので、カウンタギヤとハイポイドギヤの一方の性能を十分に活用することができない。本明細書では、カウンタギヤとハイポイドギヤの両方を適切に動作させる技術を提案する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書が開示する駆動装置は、車両に搭載される。この駆動装置は、電動機室、カウンタギヤ室、及び、ハイポイドギヤ室を有するケースと、前記電動機室内に収容されている電動機と、前記電動機のロータシャフトと平行または同軸に配置されているとともに前記カウンタギヤ室から前記ハイポイドギヤ室まで伸びる第1シャフトと、前記カウンタギヤ室内に収容されているとともに前記ロータシャフトの回転を前記第1シャフトに伝えるカウンタギヤと、前記ハイポイドギヤ室から前記ケースの外部まで伸びているとともに前記車両の車輪を回転させる第2シャフトと、前記ハイポイドギヤ室内に収容されているとともに前記第1シャフトの回転を前記第2シャフトに伝えるハイポイドギヤと、前記第1シャフトと前記ケースの間の隙間をシールするオイルシールと、前記電動機室及び前記カウンタギヤ室内に収容されている第1潤滑油と、前記ハイポイドギヤ室内に収容されている第2潤滑油、を有する。
【0006】
この駆動装置では、オイルシールによってカウンタギヤ室がハイポイドギヤ室から隔絶されている。このため、カウンタギヤ室とハイポイドギヤ室とで異なる潤滑油を用いることができる。したがって、カウンタギヤとハイポイドギヤの両方を効率的に動作させることができる。また、電動機室とカウンタギヤ室には共通の第1潤滑油が使用される。電動機とカウンタギヤに共通の潤滑油を用いても、これらは効率的に動作することができる。また、電動機室とカウンタギヤ室に共通の潤滑油を用いることで、駆動装置内で使用される潤滑油の種類の増加を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
左右方向に沿う駆動装置の断面図。
左右方向に沿う左駆動系90の断面図。
前後方向に沿う左駆動系90の断面図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に、本明細書が開示する駆動装置の付加的な特徴を列記する。
【0009】
第1潤滑油の粘度が第2潤滑油の粘度よりも低くてもよい。
【0010】
この構成によれば、粘度が高い第2潤滑油によってハイポイドギヤの歯面における油膜切れを防止できる。また、粘度が低い第1潤滑油によってロータとカウンタギヤを低損失で回転させることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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