TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024179330
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-26
出願番号2023098080
出願日2023-06-14
発明の名称供給装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類B60L 50/53 20190101AFI20241219BHJP(車両一般)
要約【課題】一次コイルが設けられた給電レーンを走行する車両に対して地上側からの供給電力を適切に分配すること。
【解決手段】道路に設けられた一次コイルを有し、道路を走行中の車両に非接触で電力を伝送する送電装置と、送電装置を制御する地上側の制御装置と、を備える供給装置であって、制御装置は、一次コイルが設けられた給電レーンを走行する車両の要求電力と、送電装置による供給可能電力とを比較し、その比較結果に基づいて地上側から車両への供給電力の配分を調整し、供給可能電力が要求電力よりも小さい場合、地上側からの供給電力が不足していることを車両に通知する。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
道路に設けられた一次コイルを有し、前記道路を走行中の車両に非接触で電力を伝送する送電装置と、
前記送電装置を制御する地上側の制御装置と、
を備える供給装置であって、
前記制御装置は、
前記一次コイルが設けられた給電レーンを走行する車両の要求電力と、前記送電装置による供給可能電力とを比較し、その比較結果に基づいて地上側から前記車両への供給電力の配分を調整し、
前記供給可能電力が前記要求電力よりも小さい場合、地上側からの供給電力が不足していることを前記車両に通知する
ことを特徴とする供給装置。
続きを表示(約 610 文字)【請求項2】
前記制御装置は、
前記給電レーンを走行する複数の車両から要求電力を受信すると、前記要求電力の和が前記供給可能電力よりも大きいか否かを判定し、
前記要求電力の和が前記供給可能電力よりも大きいと判定された場合、車両ごとの割り当て電力を算出し、その割り当て電力を前記車両に通知する
ことを特徴とする請求項1に記載の供給装置。
【請求項3】
前記給電レーンは、複数のレーンを含み、
前記制御装置は、
前記要求電力の和が前記供給可能電力よりも大きいと判定された場合、前記車両への現在のレーンでの割り当て電力と、前記車両への前記現在のレーンとは異なる他のレーンでの割り当て電力とを算出し、
前記他のレーンでの割り当て電力が前記現在のレーンでの割り当て電力よりも大きい場合、前記他のレーンへの移動を提案する情報を前記車両に送信し、
前記他のレーンでの割り当て電力が前記現在のレーンでの割り当て電力以下である場合、前記現在のレーンでの割り当て電力を前記車両に通知する
ことを特徴とする請求項2に記載の供給装置。
【請求項4】
前記制御装置は、前記車両の体格や当該車両に搭載されたバッテリのSOCに基づいて前記供給電力の配分を設定する
ことを特徴とする請求項1から3のうちのいずれか一項に記載の供給装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、供給装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、道路を走行中の車両に非接触で電力を伝送する非接触給電システムが開示されている。特許文献1に記載の構成では、一次コイルが設けられた給電レーンは供給電力が異なる複数のレーンを含み、バッテリの残容量が少ない車両には供給電力の大きい給電レーンを走行するように指示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-244532号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、給電レーンを走行する複数の車両が地上側から同時に給電する際、地上側の供給装置において供給電力を各車両に分配することが考えられる。しかしながら、給電レーンでの供給可能電力には限度がある。給電レーンでは地上側からの供給可能電力と車両ごとの状況とがそれぞれに変化するので、地上側と車両側とに起因して、電力の需要と供給のバランスが変化する。そのため、地上側から車両への供給電力の配分を調整する方法について、検討の余地がある。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、一次コイルが設けられた給電レーンを走行する車両に対して地上側からの供給電力を適切に分配することができる供給装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、道路に設けられた一次コイルを有し、前記道路を走行中の車両に非接触で電力を伝送する送電装置と、前記送電装置を制御する地上側の制御装置と、を備える供給装置であって、前記制御装置は、前記一次コイルが設けられた給電レーンを走行する車両の要求電力と、前記送電装置による供給可能電力とを比較し、その比較結果に基づいて地上側から前記車両への供給電力の配分を調整し、前記供給可能電力が前記要求電力よりも小さい場合、地上側からの供給電力が不足していることを前記車両に通知することを特徴とする。
【0007】
この構成によれば、給電レーンを走行中の車両に対して、車両の要求電力と地上側の供給装置による供給可能電力とに基づいて、地上側の供給電力が不足していることを通知することができる。この通知を受けた車両では、運転者がその通知を確認することにより、これから進入する給電区間において供給装置の供給電力が不足していることを事前に知ることができる。
【0008】
また、前記制御装置は、前記給電レーンを走行する複数の車両から要求電力を受信すると、前記要求電力の和が前記供給可能電力よりも大きいか否かを判定し、前記要求電力の和が前記供給可能電力よりも大きいと判定された場合、車両ごとの割り当て電力を算出し、その割り当て電力を前記車両に通知してもよい。
【0009】
この構成によれば、給電レーンを走行中の車両に対して、車両の要求電力と地上側の供給装置による供給可能電力とに応じた割り当て電力を事前に通知することができる。
【0010】
また、前記給電レーンは、複数のレーンを含み、前記制御装置は、前記要求電力の和が前記供給可能電力よりも大きいと判定された場合、前記車両への現在のレーンでの割り当て電力と、前記車両への前記現在のレーンとは異なる他のレーンでの割り当て電力とを算出し、前記他のレーンでの割り当て電力が前記現在のレーンでの割り当て電力よりも大きい場合、前記他のレーンへの移動を提案する情報を前記車両に送信し、前記他のレーンでの割り当て電力が前記現在のレーンでの割り当て電力以下である場合、前記現在のレーンでの割り当て電力を前記車両に通知してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
車両
2か月前
個人
眼科手術車
5日前
個人
自動車運転補助装置
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
19日前
個人
台車用車輪止め具
6日前
個人
キャンピングトレーラー
28日前
個人
空気圧調節式ホイール。
3か月前
個人
謝意シグナル装着車
21日前
エムケー精工株式会社
洗車装置
2か月前
日本精機株式会社
車載表示装置
21日前
個人
自動車外部装着用しめ飾り
1か月前
日本精機株式会社
車外表示装置
3か月前
日本精機株式会社
車載表示装置
1か月前
東レ株式会社
車両用エアバッグ
3か月前
ダイハツ工業株式会社
車両
3か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
20日前
ダイハツ工業株式会社
車両
3か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
6日前
株式会社SUBARU
車両
3か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1か月前
株式会社青木製作所
タンクローリ
6日前
豊田合成株式会社
車両
3か月前
エムケー精工株式会社
車両処理装置
3か月前
ダイハツ工業株式会社
バッグ
2か月前
東レ株式会社
車両用部材の補強方法
1か月前
豊田合成株式会社
車両
3か月前
株式会社コーワ
フィルター清掃装置
3か月前
日本化薬株式会社
ガス発生器
3か月前
続きを見る