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公開番号
2024179079
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-26
出願番号
2023097601
出願日
2023-06-14
発明の名称
駆動装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類
B60K
1/02 20060101AFI20241219BHJP(車両一般)
要約
【課題】 電動機室とギヤ室の間に端子台室が設けられた駆動装置において、端子台の絶縁性を向上させる。
【解決手段】 車両に搭載される駆動装置であって、電動機室、端子台室、及び、ギヤ室を有するケースと、電動機と、端子台と、前記ギヤ室内に配置されている減速機と、前記ギヤ室内に配置されているハイポイドギヤ、を有する。前記電動機室と前記端子台室の間の隔壁に第1貫通孔が設けられている。前記端子台室と前記ギヤ室の間の隔壁に第2貫通孔が設けられている。前記電動機が、前記電動機室から前記第1貫通孔、前記端子台室、及び、前記第2貫通孔を通過して前記ギヤ室まで伸びるロータシャフトを有している。前記ロータシャフトと前記第2貫通孔の間の隙間がオイルシールによりシールされている。前記電動機室と前記端子台室に第1潤滑油が収容されている。前記ギヤ室に第2潤滑油が収容されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に搭載される駆動装置であって、
電動機室、端子台室、及び、ギヤ室を有するケースと、
前記電動機室内に収容されている電動機と、
前記端子台室内に収容されており、前記電動機に電気的に接続されている端子台と、
前記ギヤ室内に配置されている減速機と、
前記ギヤ室内に配置されているハイポイドギヤ、
を有し、
前記電動機室と前記端子台室の間の隔壁に第1貫通孔が設けられており、
前記端子台室と前記ギヤ室の間の隔壁に第2貫通孔が設けられており、
前記電動機が、前記電動機室から前記第1貫通孔、前記端子台室、及び、前記第2貫通孔を通過して前記ギヤ室まで伸びるロータシャフトを有しており、
前記ロータシャフトの回転が前記減速機と前記ハイポイドギヤを介して前記車両の車輪に伝えられるように構成されており、
前記ロータシャフトと前記第2貫通孔の間の隙間がオイルシールによりシールされており、
前記電動機室と前記端子台室に第1潤滑油が収容されており、
前記ギヤ室に第2潤滑油が収容されている、
駆動装置。
続きを表示(約 360 文字)
【請求項2】
前記電動機の動作中に前記電動機室と前記端子台室の間で前記第1潤滑油が循環する、請求項1に記載の駆動装置。
【請求項3】
前記第1潤滑油の粘度が前記第2潤滑油の粘度よりも低い、請求項1または2に記載の駆動装置。
【請求項4】
前記オイルシールが、前記ロータシャフトの外周面と前記第2貫通孔の内周面に接する第1シール部と、前記第1シール部よりも前記ギヤ室に近い位置で前記ロータシャフトの前記外周面と前記第2貫通孔の前記内周面に接する第2シール部を有する、請求項1または2に記載の駆動装置。
【請求項5】
前記ケースに、前記第1シール部と前記第2シール部の間の位置で前記第2貫通孔の前記内周面に開口するオイル排出路が設けられている請求項4に記載の駆動装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書に開示の技術は、駆動装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【0002】
特許文献1には、車両の車輪を駆動する駆動装置が開示されている。この駆動装置は、電動機室に収容された電動機と、ギヤ室に収容されたギヤを有している。ギヤ室内のギヤには、減速機とハイポイドギヤが含まれる。ギヤ室は電動機室の隣に配置されている。電動機の駆動力がギヤを介して駆動シャフトに伝達されることで、車輪が回転する。また、この駆動装置は、電動機に電力を供給する端子台を有する。端子台を収容する端子台室は、電動機室を挟んでギヤ室の反対側に設けられている。すなわち、端子台室とギヤ室の間に電動機室が配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-050886号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
駆動装置の全長を短くするために、端子台室を電動機室とギヤ室の間に設けることができる。本明細書では、電動機室とギヤ室の間に端子台室が設けられた駆動装置において、端子台の絶縁性を向上させる技術を提案する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書が開示する駆動装置は、車両に搭載される。この駆動装置は、ケース、電動機、端子台、減速機及びハイポイドギヤを有している。前記ケースは、電動機室、端子台室、及び、ギヤ室を有する。前記電動機は、前記電動機室内に収容されている。前記端子台は、前記端子台室内に収容されており、前記電動機に電気的に接続されている。前記減速機は、前記ギヤ室内に配置されている。前記ハイポイドギヤは、前記ギヤ室内に配置されている。前記電動機室と前記端子台室の間の隔壁に第1貫通孔が設けられている。前記端子台室と前記ギヤ室の間の隔壁に第2貫通孔が設けられている。前記電動機が、前記電動機室から前記第1貫通孔、前記端子台室、及び、前記第2貫通孔を通過して前記ギヤ室まで伸びるロータシャフトを有している。前記ロータシャフトの回転が前記減速機と前記ハイポイドギヤを介して前記車両の車輪に伝えられるように構成されている。前記ロータシャフトと前記第2貫通孔の間の隙間がオイルシールによりシールされている。前記電動機室と前記端子台室に第1潤滑油が収容されている。前記ギヤ室に第2潤滑油が収容されている。
【0006】
なお、減速機とハイポイドギヤはどのような順序で配置されてもよい。例えば、ロータシャフトの回転が減速機、ハイポイドギヤ、車輪の順に伝えられてもよいし、ロータシャフトの回転がハイポイドギヤ、減速機、車輪の順に伝えられてもよい。
【0007】
この駆動装置では、端子台室とギヤ室の間がオイルシールによって分離されている。したがって、ギヤ室に、電動機室及び端子台室とは異なる潤滑油を収容することができる。このため、ギヤ室にはギヤの潤滑に適した第2潤滑油を使用でき、電動機室には電動機の潤滑に適した第1潤滑油を使用できる。また、端子台室にも第1潤滑油を収容するので、端子台の表面に第1潤滑油の油膜が形成される。これによって、端子台の絶縁性が向上され、端子台の小型化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例1の駆動装置の左右方向に沿う断面図。
左右方向に沿う左駆動系90の断面図。
上下方向に沿う左駆動系90の断面図。
オイルシール25の拡大断面図。
実施例2の駆動装置の断面図。
実施例3の駆動装置の断面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本明細書が開示する駆動装置の付加的な特徴を列記する。
【0010】
電動機の動作中に電動機室と端子台室の間で第1潤滑油が循環してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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