TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025004848
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-16
出願番号
2023104708
出願日
2023-06-27
発明の名称
二次電池
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
H01M
50/169 20210101AFI20250108BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】筐体の溶接歪みを抑制する。
【解決手段】二次電池10において、筐体200の本体部210は、底面部211と、第1側面部212Aと、第2側面部212Bと、第1天面部213Aと、第2天面部213Bと、溶接部217とを有している。第1天面部213Aは、第1側面部212Aの底面部211側とは反対側の端部から、第2側面部212Bに向かって延出している。第2天面部213Bは、第2側面部212Bの底面部211側とは反対側の端部から、第1側面部212Aに向かって延出している。溶接部217は、第1天面部213Aの先端縁および第2天面部213Bの先端縁を互いに接続している。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電極体と、
前記電極体を収容する筐体とを備え、
前記筐体は、高さ方向における寸法、および、前記高さ方向に直交する厚さ方向における寸法より、前記高さ方向および前記厚さ方向の両方に直交する幅方向における寸法が長くなるように構成されており、
前記筐体は、前記幅方向における両端にそれぞれ第1開口部および第2開口部が設けられた、筒状形状を有する本体部と、前記第1開口部を閉塞する第1封口体と、前記第2開口部を閉塞する第2封口体とを有し、
前記本体部は、
前記高さ方向の一方側に位置する底面部と、
前記底面部の前記厚さ方向における一方端から前記高さ方向に沿って起立する第1側面部と、
前記底面部の前記厚さ方向における他方端から前記高さ方向に沿って起立する第2側面部と、
前記第1側面部の底面部側とは反対側の端部から、前記第2側面部に向かって延出する第1天面部と、
前記第2側面部の底面部側とは反対側の端部から、前記第1側面部に向かって延出する第2天面部と、
前記第1天面部の先端縁および前記第2天面部の先端縁を互いに接続する溶接部とを有する、二次電池。
続きを表示(約 640 文字)
【請求項2】
前記溶接部は、前記幅方向に沿って一方向にのみ延びている、請求項1に記載の二次電池。
【請求項3】
前記第1天面部は、前記第1側面部から連なって前記厚さ方向に沿って延びる第1基部と、前記第1基部から底面部側に向かって延びる第1内側面部と、該第1内側面部から前記厚さ方向に沿って延びて前記第1天面部の先端縁を有する第1先端部とを有し、
前記第2天面部は、前記第2側面部から連なって前記厚さ方向に沿って延びる第2基部と、前記第2基部から底面部側に向かって延びる第2内側面部と、該第2内側面部から前記厚さ方向に沿って延びて前記第2天面部の先端縁を有する第2先端部とを有し、
前記溶接部は、前記第1先端部上および前記第2先端部上に位置し、かつ、前記高さ方向において前記第1基部および前記第2基部より底面部側に位置している、請求項1または請求項2に記載の二次電池。
【請求項4】
前記本体部は、前記第1先端部および前記第2先端部との間に設けられた注液口と、該注液口を封止する封止部材とをさらに有し、
前記封止部材は、前記高さ方向において前記第1基部および前記第2基部より底面部側に位置している、請求項3に記載の二次電池。
【請求項5】
前記本体部は、前記第1基部および前記第2基部の少なくとも一方に設けられた注液口と、該注液口を封止する封止部材とをさらに有している、請求項3に記載の二次電池。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、二次電池に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1(特開2013-143332号公報)には、電池ケースと蓋との突き合わせ部に溶接部を形成して接合される電池が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-143332号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
二次電池のエネルギー密度向上のため、二次電池の筐体の大型化が求められている。ここで、特許文献1に開示された電池においては、電池ケース(筐体)の上側に開口端部が形成されている。この開口端部に対して、蓋部が溶接により接続されている。このような電池の筐体が、高さ方向に直交する幅方向においてさらに長大化すると、開口端部の溶接長さがさらに長くなる。これにより、筐体の溶接歪みがさらに大きくなり得る。ひいては、筐体の寸法精度が低くなり得る。
【0005】
本開示は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、筐体の溶接歪みが抑制され、筐体の寸法精度が向上した、二次電池を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に基づく二次電池は、電極体と、筐体とを備えている。筐体は、電極体を収容する。筐体は、高さ方向における寸法、および、厚さ方向における寸法より、幅方向における寸法が長くなるように構成されている。厚さ方向は、高さ方向に直交する。幅方向は、高さ方向および厚さ方向の両方に直交する。筐体は、本体部と、第1封口体と、第2封口体とを有している。本体部は、筒状形状を有している。本体部は、幅方向における両端にそれぞれ第1開口部および第2開口部が設けられている。第1封口体は、第1開口部を閉塞する。第2封口体は、第2開口部を閉塞する。本体部は、底面部と、第1側面部と、第2側面部と、第1天面部と、第2天面部と、溶接部とを有している。底面部は、高さ方向の一方側に位置している。第1側面部は、底面部の厚さ方向における一方端から高さ方向に沿って起立している。第2側面部は、底面部の厚さ方向における他方端から高さ方向に沿って起立している。第1天面部は、第1側面部の底面部側とは反対側の端部から、第2側面部に向かって延出している。第2天面部は、第2側面部の底面部側とは反対側の端部から、第1側面部に向かって延出している。溶接部は、第1天面部の先端縁および第2天面部の先端縁を互いに接続している。
【0007】
上記の構成によれば、先端縁同士が互いに溶接されるので、筐体が底面部の反対側に開口部を有する場合と比較して、底面部の反対側における溶接長さを短くできる。ひいては、筐体の溶接歪みを抑制することができる。ひいては、筐体の寸法精度が向上する。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、筐体の溶接歪みを抑制でき、筐体の寸法精度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態1に係る二次電池の斜視図である。
実施形態1に係る二次電池の分解斜視図である。
図1に示すIII-III線に沿った断面図である。
実施形態1に係る二次電池の平面図である。
図5Aおよび図5Bは、実施形態1において本体部を成型する過程を模式的に示す図である。
図1に示すVI-VI線に沿った断面図である。
実施形態2に係る二次電池の平面図である。
図8Aおよび図8Bは、実施形態2において本体部を成型する過程を模式的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示の各実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下で参照する図面では、同一またはそれに相当する部材には、同じ番号が付されている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
トヨタ自動車株式会社
車両
1日前
トヨタ自動車株式会社
車両
1日前
トヨタ自動車株式会社
車両
1日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電セル
1日前
トヨタ自動車株式会社
切断装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
高圧タンク
1日前
トヨタ自動車株式会社
自律移動体
1日前
トヨタ自動車株式会社
車両システム
1日前
トヨタ自動車株式会社
情報通知方法
1日前
トヨタ自動車株式会社
自動走行装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
物体検知装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
車両の制御装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
非水系二次電池
1日前
トヨタ自動車株式会社
車両の制御装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
車両の排気管構造
1日前
トヨタ自動車株式会社
自動充電システム
1日前
トヨタ自動車株式会社
フェンダーライナ
1日前
トヨタ自動車株式会社
情報管理システム
1日前
トヨタ自動車株式会社
座席用香り提供装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
デファレンシャル機構
1日前
トヨタ自動車株式会社
木粉の熱圧縮成形方法
1日前
トヨタ自動車株式会社
燃料電池の冷却システム
1日前
トヨタ自動車株式会社
空調システムの制御方法
1日前
トヨタ自動車株式会社
燃焼式ヒータの排気管構造
1日前
トヨタ自動車株式会社
走行中非接触給電システム
1日前
トヨタ自動車株式会社
横断歩道の道路鋲システム
1日前
トヨタ自動車株式会社
自動バレー駐車の管理方法
1日前
トヨタ自動車株式会社
車両用手放し状態判定装置
1日前
株式会社デンソー
演算装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
固体電池用電極及び固体電池
1日前
トヨタ自動車株式会社
車両制御装置及び車両制御方法
1日前
株式会社デンソー
レーダ装置
1日前
株式会社デンソー
レーダ装置
1日前
株式会社デンソー
レーダ装置
1日前
トヨタ車体株式会社
車体構造
1日前
リンナイ株式会社
加熱調理器具
1日前
続きを見る
他の特許を見る