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公開番号
2025006917
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023107968
出願日
2023-06-30
発明の名称
車両の排気管構造
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類
F01N
1/02 20060101AFI20250109BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約
【課題】排気ガスの圧力損失を抑制しつつ、排気音を低減できる排気管構造を提供する。
【解決手段】車両の排気管構造は、排気ガスが流れる内管22と、前記内管22の外側に配置され、内管22との間に副室28を形成する外管20と、を備え、前記内管22の周面には、前記内管22と副室28とを連通させる複数の連通孔30が形成されており、前記連通孔30の上流側の縁壁32は、排気方向下流側に進むにつれて前記内管22の径方向外側に進むように傾斜方向に突出している。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の排気管構造であって、
排気ガスが流れる内管と、
前記内管の外側に配置され、内管との間に副室を形成する外管と、
を備え、前記内管の周面には、前記内管と副室とを連通させる複数の連通孔が形成されており、
前記連通孔の上流側の縁壁は、排気方向下流側に進むにつれて前記内管の径方向外側に進むように傾斜方向に突出している、
ことを特徴とする排気管構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書は、車両の排気が流れる排気管構造を開示する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、車両の排気音を低減するために、排気過程で、排気音を減衰させる排気管構造が多数提案されている。
【0003】
例えば、特許文献1には、管壁に複数の孔を有する内管と、内管に接続されて有孔部分を隙間を隔てて覆う外管と、を備えたサブマフラが開示されている。このサブマフラでは、内管の下流端部を閉塞している。かかるサブマフラの場合、排気ガスが内管の孔から外管に流出する過程で膨張する。そして、この膨張により、排気の音響エネルギが減衰し、排気音が低減される。
【0004】
しかしながら、特許文献1の技術の場合、排気ガスが、内管から外管に流出する過程で、排気ガスの圧力が損失する。そのため、特許文献1の技術は、改善の余地があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2003-113706号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
そこで、本明細書では、排気ガスの圧力損失を抑制しつつ、排気音を低減できる排気管構造を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本明細書で開示する車両の排気管構造は、排気ガスが流れる内管と、前記内管の外側に配置され、内管との間に副室を形成する外管と、を備え、前記内管の周面には、前記内管と副室とを連通させる複数の連通孔が形成されており、前記連通孔の上流側の縁壁は、排気方向下流側に進むにつれて前記内管の径方向外側に進むように傾斜方向に突出している、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
かかる構成とすることで、排気ガスの圧力損失を抑制しつつ、排気音を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
排気管構造を採用した消音装置の斜視図および一部拡大図である。
二重管部分を、様々な方向から切断した断面図である。
内管の他の例を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して排気管構造について説明する。図1は、本願に係る排気管構造を採用した消音装置10の斜視図および一部拡大図である。また、図2は、後述する二重管部分を、様々な方向から切断した断面図である。なお、各図における矢印Fは、排気ガスの排気方向を示している。
(【0011】以降は省略されています)
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