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公開番号
2025014391
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023116906
出願日
2023-07-18
発明の名称
エンジンシステム
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
主分類
F01M
13/00 20060101AFI20250123BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約
【課題】ブローバイガスの吸気系への還流を確保しつつ、オイルセパレータからのオイルの噴出を抑制したエンジンシステムを提供することを課題とする。
【解決手段】エンジンと、前記エンジン内で発生し吸気系に還流されるブローバイガスから分離したオイルが溜まるオイルセパレータと、前記オイルセパレータ内のオイルを吸引するポンプと、前記オイルセパレータと前記ポンプとを連通した配管と、前記配管を開閉する開閉弁と、前記開閉弁の動作を制御する制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記開閉弁が閉じた状態で前記エンジンの運転状態に応じた所定時間が経過した場合に、前記開閉弁を開く、エンジンシステム。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
エンジンと、
前記エンジン内で発生し吸気系に還流されるブローバイガスから分離したオイルが溜まるオイルセパレータと、
前記オイルセパレータ内のオイルを吸引するポンプと、
前記オイルセパレータと前記ポンプとを連通した配管と、
前記配管を開閉する開閉弁と、
前記開閉弁の動作を制御する制御装置と、を備え、
前記制御装置は、前記開閉弁が閉じた状態で前記エンジンの運転状態に応じた所定時間が経過した場合に、前記開閉弁を開く、エンジンシステム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、エンジンシステムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
オイルセパレータを備えたエンジンが知られている。オイルセパレータでは、エンジン内で発生し吸気系に還流されるブローバイガスから分離したオイルが溜まる(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-181779号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
オイルセパレータ内にオイルが溜まると、オイルセパレータからオイルが噴出するおそれがある。噴出したオイルはブローバイガスにより巻き上げられてエンジンの吸気系に搬送されるおそれがある。従って、オイルセパレータからオイルを吸引するポンプを設けることが考えられる。しかしながら、常時オイルセパレータからオイルを吸引すると、オイルセパレータ内のブローバイガスもポンプにより吸引され、ブローバイガスの吸気系への還流を妨げるおそれがある。
【0005】
そこで本発明は、ブローバイガスの吸気系への還流を確保しつつ、オイルセパレータからのオイルの噴出を抑制したエンジンシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的は、エンジンと、前記エンジン内で発生し吸気系に還流されるブローバイガスから分離したオイルが溜まるオイルセパレータと、前記オイルセパレータ内のオイルを吸引するポンプと、前記オイルセパレータと前記ポンプとを連通した配管と、前記配管を開閉する開閉弁と、前記開閉弁の動作を制御する制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記開閉弁が閉じた状態で前記エンジンの運転状態に応じた所定時間が経過した場合に、前記開閉弁を開く、エンジンシステムによって達成できる。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ブローバイガスの吸気系への還流を確保しつつ、オイルセパレータからのオイルの噴出を抑制したエンジンシステムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1Aは、エンジンシステムの概略構成図であり、図1Bは、オイルセパレータの概略構成図である。
図2は、ECUが実行するスイッチングバルブの開閉制御を例示したフローチャートである。
図3は、噴出領域を示したマップの例示図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[エンジンの概略構成]
図1Aは、エンジンシステムAの概略図である。エンジンシステムAは、エンジン1とECU(Electronic Control Unit)50とを含む。エンジン1は、V型エンジンである。エンジン1は、シリンダブロック6の上部にV型に突出した一対のバンク2L及び2Rを有している。エンジンシステムAは、例えば車両に搭載される。バンク2Lはシリンダヘッド5Lとヘッドカバー4Lとを含む。同様に、バンク2Rはシリンダヘッド5Rとヘッドカバー4Rとを含む。シリンダヘッド5L及び5Rはシリンダブロック6の上部に設置されている。ヘッドカバー4Lはシリンダヘッド5Lの上部に設置されている。同様に、ヘッドカバー4Rはシリンダヘッド5Rの上部に設置されている。
【0010】
シリンダブロック6内には、各バンク2L及び2Rのそれぞれに複数のシリンダが設けられている。各シリンダ内にはピストンが設けられている。各ピストンは、クランクシャフト8に動力伝達可能に連結されている。シリンダブロック6の下側にはラダーフレーム7が取り付けられている。シリンダブロック6及びラダーフレーム7により、クランクシャフト8は回転可能に支持されている。シリンダブロック6及びラダーフレーム7の内部に、クランクシャフト8を収容したクランク室6aが画定される。ラダーフレーム7の下側には、潤滑用のオイルを貯留したオイルパン9が取り付けられている。オイルパン9に貯留されたオイルは、不図示のポンプによりエンジン1の各摺動部へと供給される。潤滑に供されたオイルは、最終的にオイルパン9に流下する。
(【0011】以降は省略されています)
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