TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025012089
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023114655
出願日2023-07-12
発明の名称冷却モジュール
出願人株式会社アイシン
代理人弁理士法人R&C
主分類F01P 3/12 20060101AFI20250117BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約【課題】流体流路における異物の流通を抑制する冷却モジュールを提供する。
【解決手段】冷却モジュールは、流体Fの流通を制御するバルブ3が装着され、流体Fが流通する流体流路が形成されたマニホールド1を備え、マニホールド1は、流体流路よりも流路断面積が大きく、流体流路を流通する異物Mを溜める異物溜め部11を有し、異物溜め部11は、バルブ3への流体Fが流入する流入口3a及びバルブ3から流体Fが流出する流出口3bの少なくとも一方に接続されている。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
流体の流通を制御するバルブが装着され、前記流体が流通する流体流路が形成されたマニホールドを備え、
前記マニホールドは、前記流体流路よりも流路断面積が大きく、前記流体流路を流通する異物を溜める異物溜め部を有し、
前記異物溜め部は、前記バルブへの前記流体が流入する流入口及び前記バルブから前記流体が流出する流出口の少なくとも一方に接続されている冷却モジュール。
続きを表示(約 260 文字)【請求項2】
前記異物溜め部は、前記流体を圧送するポンプへ前記流体が吸い込まれる吸込口に接続されている請求項1に記載の冷却モジュール。
【請求項3】
前記マニホールドは、第1ハウジングと、前記第1ハウジングに接合された第2ハウジングとを有し、
前記異物溜め部は、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとの間に形成されている請求項1又は2に記載の冷却モジュール。
【請求項4】
前記異物溜め部は、前記バルブよりも鉛直方向下側の溜め空間を含んでいる請求項3に記載の冷却モジュール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、冷却モジュールに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
電気自動車等の車両に搭載されるモータ、バッテリ等の熱管理対象に対する熱管理を行うための様々な技術が開示されている。例えば、特許文献1には、空間占有、コスト等を減少させ、管路における水漏れのリスクを低減させる熱管理水側集積アセンブリが開示されている。特許文献1に開示の熱管理水側集積アセンブリは、複数の流体流路が形成される流路板、及び、流路板に取付けられて流体流路に接続されるポンプ等の熱管理部品を複数含む。また、流路板には、複数の管路外部接続インターフェースが形成され、電池等の熱管理対象の温度制御ループに接続される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
中国実用新案第218367467号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示の熱管理水側集積アセンブリでは、例えば、管路外部接続インターフェースに接続される部品に含まれる異物が、流体と共に流体流路を流通して熱管理部品の作動不良を発生させるおそれがある。
【0005】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、流体流路における異物の流通を抑制する冷却モジュールを提供する点にある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記に鑑みた冷却モジュールの特徴構成は、流体の流通を制御するバルブが装着され、前記流体が流通する流体流路が形成されたマニホールドを備え、前記マニホールドは、前記流体流路よりも流路断面積が大きく、前記流体流路を流通する異物を溜める異物溜め部を有し、前記異物溜め部は、前記バルブへの前記流体が流入する流入口及び前記バルブから前記流体が流出する流出口の少なくとも一方に接続されている。
【0007】
このような特徴構成によれば、マニホールドが流体流路を流通する異物を溜める異物溜め部を有するため、流体流路における異物の流通を抑制することができる。また、バルブの流入口及びバルブの流出口の少なくとも一方に異物溜め部が接続されているため、バルブへの異物の流入も抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る冷却システムの冷却回路の一部を示す図である。
実施形態に係る冷却モジュールの構成を示す分解斜視図である。
図2に示すバルブ及びその近傍の構成を示す断面図である。
図3とは異なる姿勢のバルブ及びその近傍の構成を示す断面図である。
図3に示すV-V線に沿った断面図である。
図4に示すVI-VI線に沿った断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係る冷却モジュールの実施形態について、図面に基づいて説明する。ただし、以下の実施形態に限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。
【0010】
〔冷却モジュール〕
まず、図1を参照して、冷却モジュール100を備える冷却システムAについて説明する。図1は、冷却システムAの冷却回路図の一部を示す図である。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

トヨタ自動車株式会社
エンジン
7日前
スズキ株式会社
車両の排気システム
4日前
株式会社クボタ
エンジンの検油装置
7日前
トヨタ自動車株式会社
異音診断プログラム
7日前
トヨタ自動車株式会社
エンジンの冷却装置
4日前
株式会社クボタ
排気ガス浄化システム
今日
株式会社クボタ
排気ガス浄化システム
今日
株式会社クボタ
排気ガス浄化システム
今日
株式会社クボタ
排気ガス浄化システム
今日
株式会社クボタ
排気ガス浄化システム
今日
株式会社アイシン
冷却モジュール
今日
株式会社アイシン
冷却モジュール
今日
株式会社アイシン
冷却モジュール
今日
トヨタ自動車株式会社
内燃機関の制御装置
7日前
トヨタ自動車株式会社
エンジンシステムの制御装置
7日前
株式会社ユタカ技研
排気流制御弁
7日前
フタバ産業株式会社
排気管の製造方法
4日前
フタバ産業株式会社
開口部材の製造方法
4日前
スズキ株式会社
内燃機関の排気装置
4日前
トヨタ自動車株式会社
車両の排気管構造
7日前
三菱重工業株式会社
発電システムおよび方法
7日前
トヨタ自動車株式会社
触媒装置の保護構造
今日
井関農機株式会社
SCRシステムおよび尿素水タンク
4日前
トヨタ自動車株式会社
車両用リザーブタンクの支持機構
今日
いすゞ自動車株式会社
加熱システム
今日
株式会社東芝
発電システムおよび発電方法
8日前
株式会社オティックス
ラッシュアジャスタへのオイル供給構造
7日前
三菱重工業株式会社
ガスタービン制御装置、ガスタービン制御方法、及び、ガスタービン制御プログラム
今日
東芝プラントシステム株式会社
プラント制御装置、プラント制御方法、および発電プラント
1日前
株式会社アイシン
排気浄化性能制御システムおよび排気浄化性能制御方法
7日前
韓國電力技術株式會社
給水加熱器を用いた複合火力発電システム
1日前
ゼネラル エレクトリック テクノロジー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
タービンブレードの制振システム用の可撓レッグ付きダンパ要素
4日前
ゼネラル エレクトリック テクノロジー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
タービンブレード用制振装置のための可撓レッグ付きダンパ要素
4日前
ゼネラル エレクトリック テクノロジー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
タービン部品用ダンパエレメント用の共振調整長尺体を含む振動減衰システム
2日前