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公開番号
2025080988
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-27
出願番号
2023194440
出願日
2023-11-15
発明の名称
内燃機関及び浄化装置
出願人
フタバ産業株式会社
代理人
名古屋国際弁理士法人
主分類
F01N
3/20 20060101AFI20250520BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約
【課題】排気の浄化装置における浄化性能の低下を抑制する。
【解決手段】内燃機関は、少なくとも1つの燃焼室と、本体部と、少なくとも1つの浄化装置と、冷却部と、を備える。本体部は、燃焼室と、燃焼室から流出する排気を流下させるよう構成された排気流路とが内部に設けられる。浄化装置は、本体部の排気流路に配置される。冷却部は、浄化装置を冷却するよう構成される。浄化装置は、浄化部材と、ケースと、を備える。浄化部材は、排気を浄化するよう構成される。ケースは、浄化部材を収容する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の内燃機関であって、
少なくとも1つの燃焼室と、
前記燃焼室と、前記燃焼室から流出する排気を流下させるよう構成された排気流路とが内部に設けられた本体部と、
前記本体部の前記排気流路に配置された少なくとも1つの浄化装置と、
前記浄化装置を冷却するよう構成された冷却部と、
を備え、
前記浄化装置は、
前記排気を浄化するよう構成された浄化部材と、
前記浄化部材を収容するケースと、
を備える内燃機関。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の内燃機関であって、
複数の前記燃焼室を備え、
前記排気流路として、それぞれの前記燃焼室に接続される複数の第1流路と、これらの第1流路が1つにまとまることで形成される第2流路とが設けられ、
前記浄化装置は、前記第2流路に配置される
内燃機関。
【請求項3】
請求項1に記載の内燃機関であって、
複数の前記燃焼室と、
複数の前記浄化装置と、を備え、
前記排気流路として、それぞれの前記燃焼室から延びる複数の第1流路が設けられ、
それぞれの前記浄化装置は、それぞれの前記第1流路に配置される
内燃機関。
【請求項4】
請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載の内燃機関であって、
前記冷却部は、前記内燃機関を冷却するための冷媒の流路を有する
内燃機関。
【請求項5】
請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載の内燃機関であって、
前記冷却部は、前記車両に搭載される前記内燃機関以外の装置を冷却するための冷媒の流路を有する
内燃機関。
【請求項6】
請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載の内燃機関であって、
前記冷却部は、前記ケースにおける前記浄化部材に隣接する部分に対面するように配置される
内燃機関。
【請求項7】
請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載の内燃機関に設けられる浄化装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、内燃機関と、排気を浄化するための浄化装置とに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
触媒を有する浄化装置により、車両の内燃機関からの排気を浄化する技術が知られている。このような浄化装置は、内燃機関から離れた位置に配置されると、内燃機関の始動時に、触媒が活性化する温度になるまでの時間が長くなる。このため、内燃機関の始動直後には、このような浄化装置による排気の浄化性能を十分に発揮できなくなる可能性があり、近年における排ガス規制の厳格化に対処するのが困難になる恐れがある。これに対し、特許文献1に記載されているように、内燃機関の燃焼室の排気ポートに触媒部を配置する技術が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-241523号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、触媒部は、内燃機関の燃焼室の付近に位置しているため、内燃機関の稼働中、高温の排気に晒され続ける。これにより、触媒部の浄化性能が向上するが、触媒に担持されている触媒金属が凝集し、触媒部の浄化性能が低下する恐れがある。
【0005】
本開示の一態様では、排気の浄化装置における浄化性能の低下を抑制するのが望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様は、車両の内燃機関であって、少なくとも1つの燃焼室と、本体部と、少なくとも1つの浄化装置と、冷却部と、を備える。本体部は、燃焼室と、燃焼室から流出する排気を流下させるよう構成された排気流路とが内部に設けられる。浄化装置は、本体部の排気流路に配置される。冷却部は、浄化装置を冷却するよう構成される。浄化装置は、浄化部材と、ケースと、を備える。浄化部材は、排気を浄化するよう構成される。ケースは、浄化部材を収容する。
【0007】
上記構成によれば、浄化装置は、内燃機関の本体部に設けられた排気流路に配置されているものの、冷却部により冷却される。このため、浄化装置における浄化性能の低下を抑制できる。
【0008】
本開示の一態様では、複数の燃焼室を備えてもよい。排気流路として、それぞれの燃焼室に接続される複数の第1流路と、これらの第1流路が1つにまとまることで形成される第2流路とが設けられてもよい。浄化装置は、第2流路に配置されてもよい。
【0009】
上記構成によれば、複数の燃焼室からの排気を効率良く浄化できる。
本開示の一態様では、複数の燃焼室と、複数の浄化装置と、を備えてもよい。排気流路として、それぞれの燃焼室から延びる複数の第1流路が設けられてもよい。それぞれの浄化装置は、それぞれの第1流路に配置されてもよい。
【0010】
上記構成によれば、内燃機関の内部に浄化装置を配置できる。
本開示の一態様では、冷却部は、内燃機関を冷却するための冷媒の流路を有してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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