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公開番号
2025085995
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-06
出願番号
2023199739
出願日
2023-11-27
発明の名称
内燃機関
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
主分類
F01M
11/03 20060101AFI20250530BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約
【課題】内燃機関内を循環するオイルが含有する気泡を効率よく消滅させることを課題とする。
【解決手段】内燃機関は、内燃機関本体の各部へ供給されるオイルの吸込み部が配置されたオイル貯留部と、前記内燃機関本体の各部から前記オイル貯留部へ戻される気泡含有オイルが流れるオイル流路と、前記オイルが供給されると共に大気圧よりも高圧となり、前記オイル流路を流れる前記気泡含有オイルに向けてオイルを噴射するオイル噴射孔が設けられた高圧部とを備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
内燃機関本体の各部へ供給されるオイルの吸込み部が配置されたオイル貯留部と、
前記内燃機関本体の各部から前記オイル貯留部へ戻される気泡含有オイルが流れるオイル流路と、
前記オイルが供給されると共に大気圧よりも高圧となり、前記オイル流路を流れる前記気泡含有オイルに向けて前記オイルを噴射するオイル噴射孔が設けられた高圧部と、
を備えた内燃機関。
続きを表示(約 430 文字)
【請求項2】
前記高圧部は、バランサ装置が備えるバランサが収納されるバランサ収納室であり、当該バランサ収納室を形成するハウジングに前記オイル噴射孔が設けられた、
請求項1に記載の内燃機関。
【請求項3】
前記バランサ装置に設けられたバランサシャフトを回転させる駆動部は、前記バランサ収納室と異なる空間となるように分離させて形成された駆動部収納室に収納された、
請求項2に記載の内燃機関。
【請求項4】
前記高圧部は、オイルポンプが前記吸込み部から吸い上げた前記オイルを吐出するオイル吐出流路であり、当該オイル吐出流路に前記オイル噴射孔が設けられた、
請求項1に記載の内燃機関。
【請求項5】
前記オイル流路は、前記オイル貯留部へ戻される前記気泡含有オイルが流れ落ちる傾斜面を含み、前記オイル噴射孔は、前記傾斜面に向けて前記オイルを噴射する、
請求項1に記載の内燃機関。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、内燃機関に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
内燃機関の内部には、エンジンオイル(以下、単に「オイル」という)が循環している。内燃機関の内部を循環するオイルには、エアレーションが生じることがある。エアレーションは、オイル中に気泡が混入する現象である。エアレーションは、内燃機関内の各部を潤滑したり、冷却したりするオイルの機能を低下させる。従来、エアレーションの影響を緩和すべく、オイルを貯留するトレー部を有するバッフル部材を装備する提案がされている(例えば、特許文献1参照)。トレー部に貯留されたオイルは、バッフル部材に設けられたオイル戻し孔を通じてオイルパンに戻される。オイルパンに戻されたオイルは、オイルストレーナによって再び吸い上げられ、内燃機関の内部を循環する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-281177号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の提案では、オイルに含まれた気泡は、オイルがトレー部に貯留され、バッフル部材を通過する間に減少する。しかしながら、特許文献1の提案は、気泡が自然に消滅することを待つ態様となる。このため、気泡の量が多くなると、気泡の消滅が追い付かず、オイル内の気泡の存在比率が高くなることが想定される。
【0005】
そこで、本明細書開示の発明は、内燃機関内を循環するオイルが含有する気泡を効率よく消滅させることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題は、内燃機関本体の各部へ供給されるオイルの吸込み部が配置されたオイル貯留部と、前記内燃機関本体の各部から前記オイル貯留部へ戻される気泡含有オイルが流れるオイル流路と、前記オイルが供給されると共に大気圧よりも高圧となり、前記オイル流路を流れる前記気泡含有オイルに向けて前記オイルを噴射するオイル噴射孔が設けられた高圧部とを備えた内燃機関によって達成される。
【0007】
上記構成の内燃機関において、前記高圧部は、バランサ装置が備えるバランサが収納されるバランサ収納室であり、当該バランサ収納室を形成するハウジングに前記オイル噴射孔が設けられた態様とすることができる。
【0008】
上記構成の内燃機関において、前記バランサ装置に設けられたバランサシャフトを回転させる駆動部は、前記バランサ収納室と異なる空間となるように分離させて形成された駆動部収納室に収納された態様とすることができる。
【0009】
また、上記構成の内燃機関において、前記高圧部は、オイルポンプが前記吸込み部から吸い上げたオイルを吐出するオイル吐出流路であり、当該オイル吐出流路に前記オイル噴射孔が設けられた態様とすることができる。
【0010】
さらに、上記構成の内燃機関において、前記オイル流路は、前記オイル貯留部へ戻される前記気泡含有オイルが流れ落ちる傾斜面を含み、前記オイル噴射孔は、前記傾斜面に向けて前記オイルを噴射する態様とすることができる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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