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公開番号
2025084393
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-03
出願番号
2023198264
出願日
2023-11-22
発明の名称
燃料供給装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
F01M
3/00 20060101AFI20250527BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約
【課題】装置構成を複雑化することなく、デリバリパイプ内にオイルを供給できる燃料供給装置を提供すること。
【解決手段】燃料供給装置15は、燃料タンク21と、燃料噴射弁14に供給するガス燃料が貯留されるデリバリパイプ22と、燃料タンク21からデリバリパイプ22に供給するガス燃料が流れる供給通路23と、供給通路23に設けられる遮断弁26と、供給通路23の下流部分23Aにオイルを供給するオイル供給装置30と、制御装置50と、を備えている。制御装置50は、内燃機関10の運転中に、遮断弁26を閉弁させることによってデリバリパイプ22へのガス燃料の供給を停止させ、デリバリパイプ22内の圧力が低下した状況下でオイル供給装置30によって下流部分23Aにオイルを供給させるオイル供給処理を実行する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ガス燃料を噴射する燃料噴射弁を備える内燃機関に設けられる燃料供給装置であって、
高圧の前記ガス燃料を貯留する燃料タンクと、
前記燃料噴射弁に供給する前記ガス燃料が貯留されるデリバリパイプと、
前記燃料タンクから前記デリバリパイプに供給する前記ガス燃料が流れる供給通路と、
前記供給通路に設けられ、前記デリバリパイプへの前記ガス燃料の供給を停止する場合に閉弁される遮断弁と、
前記供給通路のうち、前記デリバリパイプとの接続部分と前記遮断弁の位置との間の部分である下流部分にオイルを供給するオイル供給装置と、
前記遮断弁及び前記オイル供給装置を制御する制御装置と、を備え、
前記制御装置は、前記内燃機関の運転中に、前記遮断弁を閉弁させることによって前記デリバリパイプへの前記ガス燃料の供給を停止させ、前記遮断弁の閉弁前よりも前記デリバリパイプ内の圧力が低下した状況下で前記オイル供給装置によって前記下流部分に前記オイルを供給させるオイル供給処理を実行する
燃料供給装置。
続きを表示(約 350 文字)
【請求項2】
前記制御装置は、前記オイル供給処理を前回に実行した時点から所定期間が経過したことを条件に、前記オイル供給処理を実行する
請求項1に記載の燃料供給装置。
【請求項3】
前記制御装置は、前記内燃機関の運転状態によって前記所定期間の長さを変更する
請求項2に記載の燃料供給装置。
【請求項4】
前記制御装置は、前記オイル供給処理を前回に実行した時点から前記所定期間が経過した場合において、前記内燃機関がアイドル運転をしていること、前記内燃機関の運転が停止前であること、及び、前記内燃機関の回転数の低下の開始前であることのうち少なくとも1つが成立したときに、前記オイル供給処理を実行する
請求項2又は請求項3に記載の燃料供給装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ガス燃料を燃料とする内燃機関にガス燃料を供給する燃料供給装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ガス燃料を燃料とする内燃機関にガス燃料を供給する供給装置が開示されている。当該供給装置は、燃料噴射弁と、燃料噴射弁に供給する燃料が流れる配管と、当該配管内にオイルを供給するオイルポンプと、を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-82177号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記配管内の燃料圧力が高い状況下で当該配管内にオイルを供給する場合、当該オイルの圧力を高くする必要がある。このようにオイルの圧力を高くするためには、オイルを高圧化させるための構成を設ける必要がある。この場合、上記供給装置の構成が複雑化してしまう。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するための燃料供給装置は、ガス燃料を噴射する燃料噴射弁を備える内燃機関に設けられる装置である。当該燃料供給装置は、高圧の前記ガス燃料を貯留する燃料タンクと、前記燃料噴射弁に供給する前記ガス燃料が貯留されるデリバリパイプと、前記燃料タンクから前記デリバリパイプに供給する前記ガス燃料が流れる供給通路と、前記供給通路に設けられ、前記デリバリパイプへの前記ガス燃料の供給を停止する場合に閉弁される遮断弁と、前記供給通路のうち、前記デリバリパイプとの接続部分と前記遮断弁の位置との間の部分である下流部分にオイルを供給するオイル供給装置と、前記遮断弁及び前記オイル供給装置を制御する制御装置と、を備えている。前記制御装置は、前記内燃機関の運転中に、前記遮断弁を閉弁させることによって前記デリバリパイプへの前記ガス燃料の供給を停止させ、前記遮断弁の閉弁前よりも前記デリバリパイプ内の圧力が低下した状況下で前記オイル供給装置によって前記下流部分に前記オイルを供給させるオイル供給処理を実行する。
【発明の効果】
【0006】
上記燃料供給装置は、装置構成を複雑化することなく、デリバリパイプ内にオイルを供給できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、実施形態の燃料供給装置と、同燃料供給装置からガス燃料が供給される内燃機関と、の概略を示す構成図である。
図2は、図1に示した燃料供給装置が備える処理回路が実行する処理ルーチンを示すフローチャートである。
図3において、(a)はデリバリパイプ内のガス燃料の圧力の推移を示すタイムチャートであり、(b)は遮断弁の作動状態の推移を示すタイムチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、燃料供給装置の一実施形態を図1から図3に従って説明する。
<内燃機関>
図1は、車両に搭載される内燃機関10を図示している。内燃機関10は、ガス燃料を燃料とする内燃機関である。ガス燃料の一例は水素ガスである。
【0009】
内燃機関10は、複数の気筒11とクランク軸12とを備えている。複数の気筒11内にはピストンがそれぞれ配置されている。複数の気筒11内でピストンが往復動することによってクランク軸12が回転する。
【0010】
内燃機関10は、吸気通路13と、複数の燃料噴射弁14と、燃料供給装置15と、複数の点火プラグ16と、排気通路17と、を備えている。吸気通路13は、複数の気筒11に接続されている。吸気通路13は、複数の気筒11内に導入する空気が流れる通路である。
(【0011】以降は省略されています)
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