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公開番号
2025011430
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023113538
出願日
2023-07-11
発明の名称
加熱システム
出願人
いすゞ自動車株式会社
代理人
弁理士法人創光国際特許事務所
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個人
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個人
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個人
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個人
主分類
F01M
5/02 20060101AFI20250117BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約
【課題】簡易な構成で潤滑油を加熱する。
【解決手段】加熱システムSは、エンジン11を通る第1管路13を循環しながらエンジン11を潤滑した後にエンジン11から落下した潤滑油12を貯留する、エンジン11の下部に取り付けられたオイルパン14と、空気を圧縮する圧縮機16と、圧縮機16から供給された圧縮空気が流れ、オイルパン14内の潤滑油12と圧縮空気とが熱交換可能にオイルパン14を含む所定の空間内に設けられた第2管路17と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
エンジンを通る第1管路を循環しながら前記エンジンを潤滑した後に前記エンジンから落下した潤滑油を貯留する、前記エンジンの下部に取り付けられたオイルパンと、
空気を圧縮する圧縮機と、
前記圧縮機から供給された圧縮空気が流れ、前記オイルパン内の前記潤滑油と前記圧縮空気とが熱交換可能に前記オイルパンを含む所定空間内に設けられた第2管路と、
を有する加熱システム。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記第2管路は、前記オイルパンの外周面に接するように設けられている、
請求項1に記載の加熱システム。
【請求項3】
前記第2管路は、前記オイルパンを貫通して前記オイルパン内の前記潤滑油に接するように設けられている、
請求項1に記載の加熱システム。
【請求項4】
前記オイルパンは、第1オイルパン及び第2オイルパンを含み、
前記第2オイルパンは、前記第1オイルパンよりも容積が小さく、前記第1オイルパンに接続され、かつ前記エンジンを潤滑した前記潤滑油が前記第1オイルパンよりも先に落下し、
前記第2管路は、前記第2オイルパンの外周面に接するように設けられている、
請求項1に記載の加熱システム。
【請求項5】
前記第2管路は、前記第1オイルパン及び前記第2オイルパンの外周面に接するように設けられ、
前記圧縮空気は、前記第2管路を前記第2オイルパンから前記第1オイルパンに向かう向きに流れる、
請求項4に記載の加熱システム。
【請求項6】
前記オイルパンは、第1オイルパン及び第2オイルパンを含み、
前記第2オイルパンは、前記第1オイルパンよりも容積が小さく、前記第1オイルパンに接続され、かつ前記エンジンを潤滑した前記潤滑油が前記第1オイルパンよりも先に落下し、
前記第2管路は、前記第2オイルパンを貫通して前記第2オイルパン内の前記潤滑油に接するように設けられている、
請求項1に記載の加熱システム。
【請求項7】
前記第2管路は、前記第2オイルパン及び前記第1オイルパンを貫通して前記第1オイルパン及び前記第2オイルパン内の前記潤滑油に接するように設けられ、
前記圧縮空気は、前記第2管路を前記第2オイルパンから前記第1オイルパンに向かう向きに流れる、
請求項6に記載の加熱システム。
【請求項8】
前記第1オイルパンと前記第2オイルパンとの間の前記潤滑油の流れを遮断する弁と、
前記圧縮空気が前記第2管路に供給される場合に前記弁を制御して前記第1オイルパンと前記第2オイルパンとの間の前記潤滑油の流れを遮断させる動作制御部と、を有する、
請求項4から7のいずれか一項に記載の加熱システム。
【請求項9】
前記潤滑油の温度を取得する取得部と、
前記潤滑油の温度が閾値未満の場合に前記圧縮機を動作させて前記第2管路に前記圧縮空気を供給させる動作制御部と、を有する、
請求項1から7のいずれか一項に記載の加熱システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、潤滑油を加熱する加熱システムに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
エンジンや変速機を潤滑する潤滑油を加熱する技術が知られている。特許文献1には、圧縮機で圧縮されて昇温した空気が流れる通路に設けられた熱交換器に供給される潤滑油と、昇温した空気との熱交換を行うことで、潤滑油を加熱する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
WO2018/020776
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、圧縮機で圧縮されて昇温した空気が流れる通路に、潤滑油が流れる熱交換器を設けたり、熱交換器まで潤滑油が流れるように管路を設けたりする必要があり、潤滑油を加熱するシステムの構造が複雑になっていた。
【0005】
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、簡易な構成で潤滑油を加熱することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様においては、エンジンを通る第1管路を循環しながら前記エンジンを潤滑した後に前記エンジンから落下した潤滑油を貯留する、前記エンジンの下部に取り付けられたオイルパンと、空気を圧縮する圧縮機と、前記圧縮機から供給された圧縮空気が流れ、前記オイルパン内の前記潤滑油と前記圧縮空気とが熱交換可能に前記オイルパンを含む所定空間内に設けられた第2管路と、を有する加熱システムを提供する。
【0007】
前記第2管路は、前記オイルパンの外周面に接するように設けられていてもよい。
【0008】
前記第2管路は、前記オイルパンを貫通して前記オイルパン内の前記潤滑油に接するように設けられていてもよい。
【0009】
前記オイルパンは、第1オイルパン及び第2オイルパンを含み、前記第2オイルパンは、前記第1オイルパンよりも容積が小さく、前記第1オイルパンに接続され、かつ前記エンジンを潤滑した前記潤滑油が前記第1オイルパンよりも先に落下し、前記第2管路は、前記第2オイルパンの外周面に接するように設けられていてもよい。
【0010】
前記第2管路は、前記第1オイルパン及び前記第2オイルパンの外周面に接するように設けられ、前記圧縮空気は、前記第2管路を前記第2オイルパンから前記第1オイルパンに向かう向きに流れてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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