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公開番号
2025033183
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023138727
出願日
2023-08-29
発明の名称
エンジン
出願人
ヤンマーホールディングス株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
F01N
13/08 20100101AFI20250306BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約
【課題】エンジンの振動による排気管の破損を防ぐとともに、排気管の熱膨張を吸収することを目的とする。
【解決手段】エンジンは、エンジン本体と、排気管12と、排気管12をエンジン本体に固定するステー16と、を備え、ステー16は、ステー本体17と、ステー本体17の一端部に設けられ、エンジン本体に接合される第1接合部18と、ステー本体17の他端部に設けられ、排気管12に接合される第2接合部19と、を備え、第1接合部18の接合方向と、第2接合部19の接合方向とが、異なっている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
エンジン本体と、
排気管と、
前記排気管を前記エンジン本体に固定するステーと、を備え、
前記ステーは、
ステー本体と、
前記ステー本体の一端部に設けられ、前記エンジン本体に接合される第1接合部と、
前記ステー本体の他端部に設けられ、前記排気管に接合される第2接合部と、を備え、
前記第1接合部の接合方向と、前記第2接合部の接合方向とが、異なっていることを特徴とするエンジン。
続きを表示(約 540 文字)
【請求項2】
前記第1接合部の接合方向と前記第2接合部の接合方向のうちの一方は、前記エンジン本体のクランク軸方向であり、他方は、クランク軸に交差する方向であることを特徴とする請求項1に記載のエンジン。
【請求項3】
前記第1接合部及び前記第2接合部は、前記ステー本体に対して屈曲していることを特徴とする請求項1に記載のエンジン。
【請求項4】
前記ステー本体は、前記第1接合部の下端部と前記第2接合部の下端部とにつながっていることを特徴とする請求項3に記載のエンジン。
【請求項5】
前記エンジン本体は、排気ガス浄化装置を支持するブラケットを備え、
前記第1接合部は、前記ブラケットに接合されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のエンジン。
【請求項6】
前記排気ガス浄化装置は、前記エンジン本体の上方に配置され、
前記排気管は、前記エンジン本体の側方に配置され、且つ、前記排気ガス浄化装置に接続され、
前記第1接合部は、前記ブラケットの下部に接合され、
前記第2接合部は、前記排気管の下部に接合されていることを特徴とする請求項5に記載のエンジン。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、エンジンに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
エンジンの排気管は、様々な方向の振動や熱膨張に耐えることが求められる。例えば、ターボチャージャや排気ガス浄化装置など、排気ガスが通過する補器同士を連絡する排気管の場合、補機ごとに振動や熱膨張の方向が異なる。様々な方向の振動や熱膨張を吸収するためには、排気管に部分的にフレキシブル管などの柔軟な構造を取り入れることが有効であるが、そのためには、排気管を長くする必要がある。しかし、単に排気管を長くするとエンジン全体の寸法が大きくなるため、排気管の取り回しに工夫が求められる。例えば、排気マニホルドの近傍に配置されたターボチャージャの下方を経由して、エンジンの上方に配置された排気ガス浄化装置に排気管を接続することが考えられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-162713号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、排気管を長くすると、エンジンの振動による破損の可能性が高まる。振動を抑制する手段としては、振れ止め部材を用いて排気管をエンジンに固定することが考えられるが、振れ止め部材が排気管の熱膨張を抑え込んでしまうと、振れ止め部材が破損するおそれがある。特許文献1には、エンジンの上方に配置された排気ガス浄化装置にターボチャージャを経由して排気ガスを送り込む構成が記載されているが、排気管の振動や熱膨張に対する対策は示されていない。
【0005】
本発明は、上記事情を考慮し、エンジンの振動による排気管の破損を防ぐとともに、排気管の熱膨張を吸収することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明に係るエンジンは、エンジン本体と、排気管と、前記排気管を前記エンジン本体に固定するステーと、を備え、前記ステーは、ステー本体と、前記ステー本体の一端部に設けられ、前記エンジン本体に接合される第1接合部と、前記ステー本体の他端部に設けられ、前記排気管に接合される第2接合部と、を備え、前記第1接合部の接合方向と、前記第2接合部の接合方向とが、異なっている。
【0007】
前記第1接合部の接合方向と前記第2接合部の接合方向のうちの一方は、前記エンジン本体のクランク軸方向であり、他方は、クランク軸に交差する方向であってもよい。
【0008】
前記第1接合部及び前記第2接合部は、前記ステー本体に対して屈曲していてもよい。
【0009】
前記ステー本体は、前記第1接合部の下端部と前記第2接合部の下端部とにつながっていてもよい。
【0010】
前記エンジン本体は、排気ガス浄化装置を支持するブラケットを備え、前記第1接合部は、前記ブラケットに接合されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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