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公開番号2025030576
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-07
出願番号2023136003
出願日2023-08-24
発明の名称エンジン駆動作業車の制御装置
出願人井関農機株式会社
代理人弁理士法人新大阪国際特許事務所
主分類F01N 3/023 20060101AFI20250228BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約【課題】本発明は、走行しながら作業機を駆動して作業を行うエンジン駆動の作業車で、低燃費作業を行いながら必要に応じて高出力を出して効率的な作業を行えるようにしたエンジン駆動作業車の制御装置とすることを課題とする。
【解決手段】排気ガス浄化装置(PDF)4を備えたディーゼルエンジン1を搭載した作業車で、エンジン出力を抑えたグリーンモード制御運転と高出力のパワーモード制御運転を設け、グリーンモード制御運転時にPDF4の差圧センサ3が再生信号を検出すると、パワーモード制御運転に切り換えると共に操縦装置にパワーモード制御運転中の表示を行うことを特徴とするエンジン駆動作業車の制御装置とする。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
排気ガス浄化装置(PDF)(4)を備えたディーゼルエンジン(1)を搭載したエンジン駆動作業車の制御装置で、エンジン出力を抑えたグリーンモード制御運転と高出力のパワーモード制御運転を設け、グリーンモード制御運転時にPDF(4)の差圧センサ(3)が再生信号を検出すると、パワーモード制御運転に切り換えると共に操縦装置にパワーモード制御運転中の表示を行うことを特徴とするエンジン駆動作業車の制御装置。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
エンジン(1)のオーバーヒートを検出するオーバーヒートセンサ(22)を設け、オーバーヒート温度を検出するとオーバーヒート警報を出力し、それに応じて操縦者がエンジン停止スイッチ(23)を操作することでエンジン(1)の回転をアイドリング回転に低下し、所定時間後にエンジン(1)を停止する制御としたことを特徴とするエンジン駆動作業車の制御装置。
【請求項3】
オーバーヒート警報時に操縦者がエンジン停止スイッチ(23)を操作すると作業機(21)への出力クラッチを切り、エンジン(1)をアイドリング回転に低下して所定時間経過後にエンジン(1)を停止する制御としたことを特徴とする請求項2に記載のエンジン駆動作業車の制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、エンジンで駆動して作業する作業車の制御装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
エンジンで駆動する作業車は、特開2006-94753号公報に記載のようにエンジンの燃料消費を少なくするために走行を停止したり作業機の駆動を停止すると制御装置でエンジンの駆動を停止したりエンジンの出力を低下させたしたりなどをして燃料の消費を出来るだけ少なくして長時間の作業が行えるようにするものが有る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-94753号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、走行しながら作業機を駆動して作業を行うエンジン駆動の作業車で、低燃費作業を行いながら必要に応じて高出力を出して効率的な作業を行えるようにしたエンジン駆動作業車の制御装置とすることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記本発明の課題は、次の技術手段により解決される。
【0006】
請求項1の発明は、排気ガス浄化装置(PDF)4を備えたディーゼルエンジン1を搭載したエンジン駆動作業車の制御装置で、エンジン出力を抑えたグリーンモード制御運転と高出力のパワーモード制御運転を設け、グリーンモード制御運転時にPDF4の差圧センサ3が再生信号を検出すると、パワーモード制御運転に切り換えると共に操縦装置にパワーモード制御運転中の表示を行うことを特徴とするエンジン駆動作業車の制御装置とする。
【0007】
請求項2の発明は、エンジン1のオーバーヒートを検出するオーバーヒートセンサ22を設け、オーバーヒート温度を検出するとオーバーヒート警報を出力し、それに応じて操縦者がエンジン停止スイッチ23を操作することでエンジン1の回転をアイドリング回転に低下し、所定時間後にエンジン1を停止する制御としたことを特徴とするエンジン駆動作業車の制御装置とする。
【0008】
請求項3の発明は、オーバーヒート警報時に操縦者がエンジン停止スイッチ23を操作すると作業機21への出力クラッチを切り、エンジン1をアイドリング回転に低下して所定時間経過後にエンジン1を停止する制御としたことを特徴とする請求項2に記載のエンジン駆動作業車の制御装置とする。
【発明の効果】
【0009】
請求項1の発明で、ディーゼルエンジン1の排気ガス浄化装置4は、差圧センサ3が再生信号を検出するとエンジン1を高出力にしてPDF4を高温にしてフィルターに詰まる粒状物を償却する再生処理を行う必要がありエンジン1が高出力になるが、操縦装置のグリーンモード表示をパワーモード表示にすることで、エンジン1が高出力になった理由を操縦者に気付かせて、戸惑うことなく作業を継続できる。
【0010】
請求項2の発明で、オーバーヒートセンサ22がエンジン1のオーバーヒートを検出するとオーバーヒート警報を出して、操縦者が慌ててエンジン停止スイッチ23を操作してエンジン1を停止しようとしても直ちにエンジン1が停止することなく、エンジン1の回転をアイドリング回転に低下して所定時間後にエンジン1を停止することで、エンジン1が急激な駆動停止による温度上昇でのヒートショック損傷がない。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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