TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025012088
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023114654
出願日
2023-07-12
発明の名称
冷却モジュール
出願人
株式会社アイシン
代理人
弁理士法人R&C
主分類
F01P
3/12 20060101AFI20250117BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約
【課題】流体が流れる流路内の圧力調整が可能な冷却モジュールを提供する。
【解決手段】冷却モジュールは、第1流体F1が流通する第1流路L1、及び、第2流体F2が流通する第2流路L2を内部に含むマニホールド1と、マニホールド1に装着され、第1流体F1及び第2流体F2の流通を制御するバルブ3と、を備え、マニホールド1は、第1流路L1と第2流路L2との間の圧力を調整する圧力調整流路120を有する。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
第1流体が流通する第1流路、及び、第2流体が流通する第2流路を内部に含むマニホールドと、
前記マニホールドに装着され、前記第1流体及び前記第2流体の流通を制御するバルブと、を備え、
前記マニホールドは、前記第1流路と前記第2流路との間の圧力を調整する圧力調整流路を有する冷却モジュール。
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
前記バルブは、回転軸と、前記回転軸を中心に回転可能な弁本体とを有し、
前記マニホールドには、前記回転軸を中心とする円環状の環状溝が、前記回転軸に沿う方向において前記弁本体と対向して形成されており、
前記圧力調整流路は、前記環状溝を含んでいる請求項1に記載の冷却モジュール。
【請求項3】
前記バルブには、前記回転軸に沿う方向に前記弁本体を貫通する第1弁本体孔及び第2弁本体孔が形成されており、
前記マニホールドには、前記環状溝が延在する方向を長手方向とする複数の長孔が形成されており、
前記第1流路は、前記第1弁本体孔及び前記長孔を介して前記圧力調整流路と連通し、前記第2流路は、前記第2弁本体孔及び前記長孔を介して前記圧力調整流路と連通している請求項2に記載の冷却モジュール。
【請求項4】
前記マニホールドは、
前記回転軸が挿通される挿通孔部と、
前記回転軸に沿う方向と直交する方向へ延在する複数のリブと、を更に有し、
複数の前記リブは、前記挿通孔部を中心として放射状に設けられる請求項2又は3に記載の冷却モジュール。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、冷却モジュールに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
電気自動車等の車両が備えるモータ、バッテリ等を冷却する技術として、例えば、特許文献1には、冷媒ループシステムと、モータ液冷ループシステムと、空調機液冷ループシステムと、電池液冷ループシステムとを含む熱管理システムが開示されている。特許文献1に開示の熱管理システムでは、モータ液冷ループシステムに膨張ケトルを含む多機能弁が設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2022-545035号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示の熱管理システムでは、モータ液冷ループシステムに、膨張ケトルを含む多機能弁が設けられている一方で、電池液冷ループシステムには、膨張ケトルが設けられていない。このため、電池液冷ループシステムを流通する流体が熱膨張した場合あっても、電池液冷ループシステム側では圧力調整(圧抜き)ができない。この結果、電池液冷ループシステム側に設けられたポンプの流量が不安定となり、電池液冷ループシステム側の冷却能力が低下するおそれがある。
【0005】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、流体が流れる流路内の圧力調整が可能な冷却モジュールを提供する点にある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記に鑑みた冷却モジュールの特徴構成は、第1流体が流通する第1流路、及び、第2流体が流通する第2流路を内部に含むマニホールドと、前記マニホールドに装着され、前記第1流体及び前記第2流体の流通を制御するバルブと、を備え、前記マニホールドは、前記第1流路と前記第2流路との間の圧力を調整する圧力調整流路を有する。
【0007】
このような特徴構成によれば、圧力バランスを調整するための圧力調整流路がマニホールドに備えられるため、第1流路と第2流路との圧力調整(圧抜き)が可能となる。しかも、マニホールドに圧力調整流路を設けているため、冷却モジュール外部に別途圧力調整流路を設ける場合に比べて、配管引き回し量を削減できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る冷却モジュールを備える冷却システムの一部を示す回路構成図である。
実施形態に係る冷却モジュールの構成を示す分解斜視図である。
実施形態に係るマニホールドを示す分解斜視断面図である。
実施形態に係る第2壁部を示す平面図である。
実施形態に係るバルブの構成を示す図である。
図5に示すVI-VI線に沿った断面を示す図である。
実施形態に係るバルブ及びマニホールドの一部を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係る冷却モジュールの実施形態について、図面に基づいて説明する。ただし、以下の実施形態に限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。
【0010】
〔冷却システム〕
まず、図1を参照して、冷却モジュール100を備える冷却システムAの構成について説明する。図1は、冷却モジュール100を備える冷却システムAの一部を示す回路構成図である。冷却システムAは、電力により走行する電動式の車両(以下、「電動車両」という)に搭載され、電動車両に搭載される冷却対象装置(インバータ/モータR1、バッテリR2等)を冷却するシステムである。インバータ/モータR1は、電力が供給されることにより作動する走行駆動源であり、バッテリR2は、電力を蓄電し、必要に応じてインバータ/モータR1に電力を供給する。電動車両は、例えば、ハイブリッド車(HEV:Hybrid Electric Vehicle)、プラグインハイブリッド車(PHEV:Plug-in Hybrid Electric Vehicle)、バッテリ車(BEV:Battery Electric Vehicle)、燃料電池車(FCEV:Fuel Cell Electric Vehicle)等を含む。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
エンジンのバルブ構造
5日前
マツダ株式会社
車両
25日前
トヨタ自動車株式会社
排気浄化装置
25日前
スズキ株式会社
ブリーザ装置
5日前
トヨタ自動車株式会社
オイルレベル検出装置
5日前
トヨタ自動車株式会社
車両の制御装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
油温調節システム
1か月前
トヨタ自動車株式会社
アンモニア濃度算出装置
26日前
フタバ産業株式会社
排気部品
11日前
日本サーモスタット株式会社
サーモスタット装置
15日前
三菱重工業株式会社
蒸気タービン
1か月前
ヤンマーホールディングス株式会社
エンジン
5日前
マツダ株式会社
ロータリーピストンエンジン
1か月前
株式会社豊田自動織機
分散板
11日前
日野自動車株式会社
排気浄化装置
25日前
スズキ株式会社
ブローバイガス還流装置
11日前
三恵技研工業株式会社
排気バルブ及び自動車用マフラー
5日前
日本車輌製造株式会社
建設機械の作動油冷却装置
6日前
トヨタ自動車株式会社
エンジンオイルの希釈度合推定装置
26日前
トヨタ自動車株式会社
触媒装置
18日前
株式会社豊田自動織機
動弁機構
1か月前
いすゞ自動車株式会社
浄化システム
今日
株式会社クボタ
ファン制御システム、及び作業機
6日前
スズキ株式会社
内燃機関の冷却装置
11日前
日産自動車株式会社
車両の排気漏れ検査装置および方法
11日前
トヨタ自動車株式会社
過給エンジン用電気加熱式触媒装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
電気加熱式触媒
26日前
いすゞ自動車株式会社
ハイブリッド自動車
25日前
トヨタ自動車株式会社
エンジン装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
電気加熱式触媒装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
通電加熱式触媒装置
26日前
フタバ産業株式会社
車載部品の製造方法及び溶接部材
29日前
ダイムラー トラック エージー
タンク構造
25日前
株式会社三井E&S
アンモニアガスの処理装置及び処理方法
6日前
株式会社デンソー
バルブタイミング調整システム
11日前
トヨタ自動車株式会社
電気加熱式触媒の制御装置
29日前
続きを見る
他の特許を見る