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公開番号
2025011482
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023113623
出願日
2023-07-11
発明の名称
車両用リザーブタンクの支持機構
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類
F01P
11/00 20060101AFI20250117BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約
【課題】重力方向とは異なる方向の加速度が車両に発生したときに、リザーブタンクから冷却回路に気泡が混入することを抑制する。
【解決手段】車両用リザーブタンクの支持機構は、リザーブタンク30及び変位装置を備える。リザーブタンク30には、冷媒が貯留される。さらにリザーブタンク30は、冷却回路に接続される。変位装置は、Vアクチュエータ40及びHアクチュエータ42を備える。Vアクチュエータ40及びHアクチュエータ42は、リザーブタンク30の姿勢を可変にする。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
冷媒が貯留され、冷却回路に接続される、リザーブタンクと、
前記リザーブタンクの姿勢を可変にする変位装置と、
を備える、車両用リザーブタンクの支持機構。
続きを表示(約 640 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の、車両用リザーブタンクの支持機構であって、
地図データ上に車両の走行経路を設定する、地図データ加工器と、
前記車両の位置を取得する測位器と、
前記変位装置を制御するコントローラと、
を備え、
前記コントローラは、加速度予測器を備え、
前記加速度予測器は、前記車両に対する加減速操作、前記車両の車速、及び、前記走行経路に沿った前記車両の前方の道路情報に基づいて、前記車両に生じる加速度ベクトルを予測し、
さらに前記コントローラは、前記予測された加速度ベクトルに基づいて、前記変位装置の操作量を求める、
車両用リザーブタンクの支持機構。
【請求項3】
請求項1または2に記載の、車両用リザーブタンクの支持機構であって、
前記変位装置は、
鉛直軸周りに回動可能な第一アクチュエータと、
鉛直軸に直交する軸周りに回動可能な第二アクチュエータと、
を備える、車両用リザーブタンクの支持機構。
【請求項4】
請求項3に記載の、車両用リザーブタンクの支持機構であって、
前記リザーブタンクの底壁に、冷媒の出入り口であるポートが形成され、
前記変位装置は、前記予測された加速度ベクトルと前記リザーブタンクの前記底壁とが直交するように、前記リザーブタンクの姿勢を変位させる、
車両用リザーブタンクの支持機構。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書では、車両用リザーブタンクの支持機構が開示される。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
リザーブタンクは、車両の冷却回路に接続される。冷却回路を流れる冷媒は、高温になると体積が増加する。冷媒の体積増加に伴い、冷却回路の内圧が増加する。冷却回路の内圧が増加するのに伴い、冷却回路からリザーブタンクに冷媒が流入する。これにより、冷却回路の過圧が抑制される。
【0003】
また、冷媒の温度が低下すると、冷媒の体積が減少する。これに伴い、冷媒回路の内圧が低下する。冷却回路の内圧が低下するのに伴い、リザーブタンクから冷媒回路に冷媒が供給される。これにより、冷却回路の、過度な減圧が抑制される。
【0004】
例えばリザーブタンクには、容積の20%以上50%以下の範囲で冷媒が貯留される。つまりリザーブタンク内には冷媒の他に空気も含まれる。リザーブタンクから冷媒回路に冷媒が流出する際に、気泡が混入すると、冷却効率が低下する。気泡混入を防ぐために、例えば特許文献1では、リザーブタンクの内部が複数の部屋に分割される。そして第1室が入口ポートに接続される。第1室の天井の高さは、リザーブタンクの液面よりも低く設定される。特許文献2では、リザーブタンク内に気液分離室が設けられる。
【0005】
特許文献3には、流体アクティブサスペンションが開示される。このサスペンションは、空気ばねとリザーブタンクを備える。リザーブタンクから空気ばねへの空気の供給量が、バルブによって制御される。このサスペンションでは、当該サスペンションに生じた上下加速度を打ち消すように、空気の供給量及び排出量が定められる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2020-159318号公報
特開2015-28336号公報
特開平6-99711号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、高速旋回時や急加減速時に、重力方向とは異なる方向の加速度が車両に発生する。例えば水平方向の加速度が車両に発生する。このとき、図10の上段から下段のように、冷媒102の液面103が偏る。液面103から冷媒ポート101の一部が露出することで気泡が混入するおそれがある。
【0008】
そこで本明細書では、車両用リザーブタンクの支持機構が開示される。重力方向とは異なる方向の加速度が車両に発生したときに、この支持機構は、冷却回路に気泡が混入することを抑制可能である。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本明細書では、車両用リザーブタンクの支持機構が開示される。この支持機構は、リザーブタンク及び変位装置を備える。リザーブタンクには、冷媒が貯留される。さらにリザーブタンクは、冷却回路に接続される。変位装置は、リザーブタンクの姿勢を可変にする。
【0010】
上記構成によれば、車両に生じる加速度ベクトルに対応して、リザーブタンクの姿勢を変えることが出来る。
(【0011】以降は省略されています)
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