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公開番号
2025035880
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-14
出願番号
2023143198
出願日
2023-09-04
発明の名称
制御装置及び車両
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
H04Q
9/00 20060101AFI20250307BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】本開示の目的は、車両のテールゲートのリモート制御に関する安全性を向上させることである。
【解決手段】制御装置は、リモート制御可能なテールゲートを有する車両に搭載されている。制御装置の制御部は、外部装置からテールゲートの開制御指令を受信したときに所定の条件が成立している場合、テールゲートの開制御を実行する。所定の条件は、車両の動力源の駆動が停止しており、且つ車両の水平面に対する前後方向の傾斜角度が所定角度以下であること、を含む。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
リモート制御可能なテールゲートを有する車両に搭載された制御装置であって、
外部装置から前記テールゲートの開制御指令を受信したときに所定の条件が成立している場合、前記テールゲートの開制御を実行する制御部を備え、
前記所定の条件は、
前記車両の動力源の駆動が停止しており、且つ前記車両の水平面に対する前後方向の傾斜角度が所定角度以下であること、
を含む、制御装置。
続きを表示(約 400 文字)
【請求項2】
前記所定の条件は、
前記車両の車内から前記テールゲートに対して荷重がかかっていないこと、
をさらに含む、
請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記テールゲートの開閉駆動用のモータにかかる負荷を検出するセンサが前記車両に設けられており、
前記車両の車内から前記テールゲートに対して荷重がかかっていないことは、前記センサによって検出される前記モータにかかる前記テールゲートの開方向の負荷が所定負荷以下であることである、
請求項2に記載の制御装置。
【請求項4】
前記所定の条件は、
前記車両においてパーキングブレーキがかかっていることを、
をさらに含む、
請求項1に記載の制御装置。
【請求項5】
請求項1から4のいずれか一項に記載の制御装置を備えた車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、車両のテールゲートのリモート制御に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ユーザによって操作される携帯装置により車両における制御対象物の動作を遠隔制御するシステムが開示されている。特許文献1に開示されたシステムでは、制御対象物が遠隔制御によって動作している最中に、携帯装置の状態が、ユーザによる操作が制限される所定の動作状態に遷移した場合、制御対象物を停止させる停止処理が実行される。また、特許文献1には、制御対象物には車両のテールゲートが含まれることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-082969号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示の目的は、車両のテールゲートのリモート制御に関する安全性を向上させることである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の第1の態様に係る制御装置は、
リモート制御可能なテールゲートを有する車両に搭載された制御装置であって、
外部装置から前記テールゲートの開制御指令を受信したときに所定の条件が成立している場合、前記テールゲートの開制御を実行する制御部を備え、
前記所定の条件は、
前記車両の動力源の駆動が停止しており、且つ前記車両の水平面に対する前後方向の傾斜角度が所定角度以下であること、
を含む。
【0006】
本開示の第2の態様に係る車両は、本開示の第1の態様に係る制御装置を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、車両のテールゲートのリモート制御に関する安全性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係るリモート制御システムにおける情報の流れを示す図である。
図2は、実施形態に係る、制御装置のハードウェア構成と、車両に搭載された各種装置と、について説明するためのブロック図である。
図3は、傾斜面に停車した車両の様子を示す図である。
図4は、実施形態に係る、リモート制御によるテールゲートの開制御に関する情報処理のフローである。
図5は、実施形態の変形例に係る、制御装置のハードウェア構成と、車両に搭載された各種装置と、について説明するためのブロック図である。
図6は、実施形態の変形例に係る、リモート制御によるテールゲートの開制御に関する情報処理のフローである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
近年、対象車両から離れた場所から対象車両をリモート制御するための技術が開発されている。リモート制御としては、車両のテールゲートの開閉制御を例示することができる。車両のテールゲートをリモート制御によって開閉することが可能であると、車両のユーザが車両から離れた場所に存在している時でも、該ユーザが荷物の収容場所等として該車両を利用することができる。ただし、車両から離れた場所に存在するユーザによる操作によってテールゲートが開かれるため、車両及びその周囲における安全性を確保することが課題となる。本開示は、このような問題に鑑みてなされたものである。
【0010】
本開示の第1の態様に係る制御装置は、リモート制御可能なテールゲートを有する車両に搭載された装置である。車両のテールゲートがリモート制御によって開かれる場合、制御装置は、外部装置から送信されたテールゲートの開制御指令を受信する。ここで、外部装置は、車両の外部に設置された装置であって、ネットワークを介して車両と通信可能な装置である。例えば、外部装置は、車両のユーザが操作するユーザ端末から送信されるリモート制御の実行指示を受信する。また、リモート制御の実行指示を受信した外部装置は、指示されたリモート制御を実行させるための制御指令を車両の制御装置に送信する。
(【0011】以降は省略されています)
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