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公開番号2025035878
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-14
出願番号2023143195
出願日2023-09-04
発明の名称バルブの制御装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類F02M 21/02 20060101AFI20250307BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約【課題】タンクごとにバルブの特性が異なる場合においても、適切に制御可能なバルブの制御装置を提供すること。
【解決手段】バルブの制御装置は、複数のタンクのバルブの開閉を制御するプロセッサを備え、プロセッサが、タンクごとのバルブの特性を検出し、または予め検出しておいたバルブの特性をメモリから取得し、バルブの特性に応じた開閉制御信号を生成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
複数のタンクのバルブの開閉を制御するプロセッサを備え、
前記プロセッサは、
前記タンクごとの前記バルブの特性を検出し、または予め検出しておいた前記バルブの特性をメモリから取得し、
前記バルブの特性に応じた開閉制御信号を生成する、
バルブの制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、バルブの制御装置に関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、複数のタンクを備える燃料電池車両において、各タンクの燃料の残量に基づいて複数のバルブ（弁）を制御することにより、タンクの燃料を偏りなく消費する技術が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２０－１１８０５５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、特許文献１で開示された技術では、タンクに設けられているバルブの開閉制御において、タンクごとのバルブの動作特性を考慮していない。このため、タンクごとにバルブの特性が異なる場合においても、適切に制御可能なバルブの制御装置が求められている。
【０００５】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、タンクごとにバルブの特性が異なる場合においても、適切に制御可能なバルブの制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示に係るバルブの制御装置は、複数のタンクのバルブの開閉を制御するプロセッサを備え、前記プロセッサが、前記タンクごとの前記バルブの特性を検出し、または予め検出しておいた前記バルブの特性をメモリから取得し、前記バルブの特性に応じた開閉制御信号を生成する。
【発明の効果】
【０００７】
本開示によれば、タンクごとにバルブの特性が異なる場合においても、適切に制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
図１は、実施形態に係るバルブの制御装置の回路構成の一例を示す概略図である。
図２は、実施形態に係るバルブの制御装置によるバルブの開弁制御の際の電流波形の一例を示す概略図である。
図３は、実施形態に係るバルブの制御装置によるバルブの開弁制御の第一の例を示す概略図である。
図４は、実施形態に係るバルブの制御装置によるバルブの開弁制御の第二の例を示す概略図である。
図５は、実施形態に係るバルブの制御装置によるバルブの開弁制御の第三の例を示す概略図である。
図６は、実施形態に係るバルブの制御装置において、主止弁の抵抗が大きくて電流が流れない場合の電流波形の一例を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
本開示の実施形態に係るバルブの制御装置について、図面を参照しながら説明する。なお、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【００１０】
（バルブの制御装置）
実施形態に係るバルブの制御装置の構成について、図１および図２を参照しながら説明する。実施形態に係るバルブの制御装置は、例えば高圧水素（気体）や液体水素等が充填されたタンクのバルブ（主止弁）を制御するためのものである。これらのタンクのうち、高圧水素が充填された高圧水素タンクは、例えば燃料電池自動車等に用いられる。
（【００１１】以降は省略されています）

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