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公開番号
2025007366
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023108717
出願日
2023-06-30
発明の名称
走行中非接触給電システム
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
H02J
50/10 20160101AFI20250109BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】複数の配送車両の電力需要を踏まえた発電量を確保することができる走行中非接触給電システムを提供すること。
【解決手段】本発明の走行中非接触給電システムは、給電レーンを走行中の車両側受電装置を搭載した車両に、道路側給電装置から非接触給電して、車両に搭載された蓄電装置を充電する走行中非接触給電システムであって、所定時刻以降の所定期間における複数の配送車両の走行予定ルート及び給電計画に関する車両情報を取得し、車両情報から複数の配送車両のそれぞれの車両情報に基づいて、複数の配送車両の合計要求発電量を算出し、算出した合計要求発電量を所定期間における発電設備での発電計画に反映する制御を実施する制御装置を備える。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
給電レーンを走行中の車両側受電装置を搭載した車両に、道路側給電装置から非接触給電して、前記車両に搭載された蓄電装置を充電する走行中非接触給電システムであって、
所定時刻以降の所定期間における複数の配送車両の走行予定ルート及び給電計画に関する車両情報を取得し、前記車両情報から前記複数の配送車両のそれぞれの前記車両情報に基づいて、前記複数の配送車両の合計要求発電量を算出し、算出した前記合計要求発電量を前記所定期間における発電設備での発電計画に反映する制御を実施する制御装置を備えることを特徴とする走行中非接触給電システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、走行中非接触給電システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、複数の給電レーンを備える走行中給電装置において、バッテリの残存容量が少ない車両は電力量が多くなる給電レーンの走行を指示する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-244532号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
給電レーンでの車両の走行中給電での電力需要が増えると、その電力需要に応じた発電設備での発電量が必要となるため事前の電力需要の予測が大事であり、将来の行動予測を行い易い配送車両の電力需要を踏まえた発電量を確保することが望まれる。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、複数の配送車両の電力需要を踏まえた発電量を確保することができる走行中非接触給電システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る走行中非接触給電システムは、給電レーンを走行中の車両側受電装置を搭載した車両に、道路側給電装置から非接触給電して、前記車両に搭載された蓄電装置を充電する走行中非接触給電システムであって、所定時刻以降の所定期間における複数の配送車両の走行予定ルート及び給電計画に関する車両情報を取得し、前記車両情報から前記複数の配送車両のそれぞれの前記車両情報に基づいて、前記複数の配送車両の合計要求発電量を算出し、算出した前記合計要求発電量を前記所定期間における発電設備での発電計画に反映する制御を実施する制御装置を備えることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る走行中非接触給電システムは、複数の配送車両の電力需要を踏まえた発電量を確保することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態におけるワイヤレス電力伝送システムを示す模式図である。
図2は、ワイヤレス電力伝送システムの全体構成を示す図である。
図3は、ワイヤレス電力伝送システムにおける広域無線通信を説明するための模式図である。
図4は、送電ECUの機能構成を説明するためのブロック図である。
図5は、車両ECUの機能構成を説明するためのブロック図である。
図6は、電力伝送プロセスを説明するための図である。
図7は、車両と供給装置との間で広域無線通信を用いた通信を実施する場合を示すシーケンス図である。
図8は、供給装置から車両への走行中給電が終了した後の動作を示すシーケンス図である。
図9は、実施形態に係るワイヤレス電力伝送システムにおける発電制御の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明に係る走行中非接触給電システムの実施形態について説明する。なお、本実施形態により本発明が限定されるものではない。
【0010】
図1は、実施形態におけるワイヤレス電力伝送システム1を示す模式図である。ワイヤレス電力伝送システム(Wireless Power Transfer System)1は、走行中非接触給電システムであって、供給設備2と、車両3とを備える。供給設備2は、走行中の車両3に非接触で電力を供給する設備である。車両3は、外部電源から供給された電力を充電可能な電動車両であり、例えば電気自動車(BEV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)などである。
(【0011】以降は省略されています)
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