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公開番号2025000200
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-07
出願番号2023099914
出願日2023-06-19
発明の名称車両
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人アイテック国際特許事務所
主分類B60W 30/14 20060101AFI20241224BHJP(車両一般)
要約【課題】ドライバビリティの悪化を抑制する。
【解決手段】車両は、駆動源と、駆動源からの動力を変速して駆動輪に伝達する変速機と、駆動源と変速機とを制御する制御装置とを備える。制御装置は、自車両が前方車両に追従する追従モードであり且つ前方車両に対する追い越しが制限されており且つアクセルオフおよびブレーキオフである所定条件が成立しているときには、所定条件が成立していないときに比して、変速機のダウンシフトのタイミングを低車速側に変更するダウンシフト遅延処理を実行する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
駆動源と、前記駆動源からの動力を変速して駆動輪に伝達する変速機と、前記駆動源と前記変速機とを制御する制御装置と、を備える車両であって、
前記制御装置は、自車両が前方車両に追従する追従モードであり且つ前記前方車両に対する追い越しが制限されており且つアクセルオフおよびブレーキオフである所定条件が成立しているときには、前記所定条件が成立していないときに比して、前記変速機のダウンシフトのタイミングを低車速側に変更するダウンシフト遅延処理を実行する、
車両。
続きを表示(約 460 文字)【請求項2】
請求項1記載の車両であって、
前記制御装置は、片側1車線であるとき、または、前記自車両に対して左右レーンの所定距離以内に周辺車両が存在するときに、前記前方車両に対する追い越しが制限されていると判定する、
車両。
【請求項3】
請求項1または2記載の車両であって、
前記制御装置は、前記ダウンシフト遅延処理として、アクセルオフおよびブレーキオフのときの前記変速機の変速線を低車速側に変更する、
車両。
【請求項4】
請求項1または2記載の車両であって、
前記制御装置は、前記ダウンシフト遅延処理の実行中に前記前方車両が離脱し且つ前記自車両の加速要求が行なわれたときには、前記ダウンシフト遅延処理を実行していないときに前記駆動輪に出力されるトルクに対する、前記ダウンシフト遅延処理を実行しているときに前記駆動輪に出力されるトルクの不足分の少なくとも一部が補われるように、前記駆動源のトルクを増加補正する、
車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、車両に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、この種の車両としては、走行用の駆動力を出力する駆動装置と、車両に制動力を作用させるブレーキ装置と、を備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この車両では、第1所定距離内に前方車両が存在しないときには設定速度で走行するように駆動装置を制御する単独クルーズモードと、第1所定距離内に前方車両が存在するときには設定速度の範囲内で前方車両との車間距離が第2所定距離以上で追従するように駆動装置とブレーキ装置とを制御する追従クルーズモードと、前方車両の停車を予測したときには前方車両との車間距離が第3所定距離で停車するように駆動装置とブレーキ装置とを制御する停車移行モードとを含むモードを用いて走行するクルーズ制御を実行する。そして、停車移行モードを用いた走行中において、自車の速度が前方車両の速度より速いときには自車の停車予定位置を運転者に報知し、自車の速度が前方車両の速度より遅いときには自車の停車予定位置の運転者への報知を停止する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-27997号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
駆動源と、駆動源からの動力を変速して駆動輪に伝達する変速機と、を備える車両において、自車両が前方車両に追従する追従モードであり且つ前方車両に対する追い越しが制限されており且つアクセルオフおよびブレーキオフである場合に、車両の減速に伴う変速機のダウンシフトによる駆動源の比較的大きな回転数変化により減速加速度(減速G)の比較的大きな変化が生じると、ドライバビリティの悪化に繋がる可能性がある。
【0005】
本開示の車両は、ドライバビリティの悪化を抑制することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の車両は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
【0007】
本開示の車両は、
駆動源と、前記駆動源からの動力を変速して駆動輪に伝達する変速機と、前記駆動源と前記変速機とを制御する制御装置と、を備える車両であって、
前記制御装置は、自車両が前方車両に追従する追従モードであり且つ前記前方車両に対する追い越しが制限されており且つアクセルオフおよびブレーキオフである所定条件が成立しているときには、前記所定条件が成立していないときに比して、前記変速機のダウンシフトのタイミングを低車速側に変更するダウンシフト遅延処理を実行する、
ことを要旨とする。
【0008】
本開示の車両では、自車両が前方車両に追従する追従モードであり且つ前方車両に対する追い越しが制限されており且つアクセルオフおよびブレーキオフである所定条件が成立しているときには、所定条件が成立していないときに比して、変速機のダウンシフトのタイミングを低車速側に変更するダウンシフト遅延処理を実行する。これにより、変速機のダウンシフトを遅らせることができるから、変速機のダウンシフトが行なわれたときの駆動源の回転数変化を抑制し、自車両の減速加速度(減速G)の変化を抑制することができる。この結果、ドライバビリティの悪化を抑制することができる。
【0009】
本開示の車両において、前記制御装置は、片側1車線であるとき、または、前記自車両に対して左右レーンの所定距離以内に周辺車両が存在するときに、前記前方車両に対する追い越しが制限されていると判定するものとしてもよい。
【0010】
本開示の車両において、前記制御装置は、前記ダウンシフト遅延処理として、アクセルオフおよびブレーキオフのときの前記変速機の変速線を低車速側に変更するものとしてもよい。また、前記ダウンシフト遅延処理として、前記駆動源の回転数が所定回転数以下に至ったときに前記変速機のダウンシフトを行なうものとしてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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