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公開番号2025002211
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-09
出願番号2023102231
出願日2023-06-22
発明の名称ルーフラック
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類B60R 9/05 20060101AFI20241226BHJP(車両一般)
要約【課題】空気抵抗をより適切に抑制できるルーフラックを提供する。
【解決手段】ルーフラック10は、ラック本体12と、前記ラック本体12の前端に設けられる防風部材20と、を備え、前記防風部材20は、前記ラック本体12に向かう風を遮る起立姿勢と、前記起立姿勢よりも水平に近づくように倒れた転倒姿勢と、に切り替え可能である。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ルーフラックであって、
ラック本体と、
前記ラック本体の前端に設けられる防風部材と、
を備え、
前記防風部材は、前記ラック本体に向かう風を遮る起立姿勢と、前記起立姿勢よりも水平に近づくように倒れた転倒姿勢と、に切り替え可能である、
ことを特徴とするルーフラック。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
請求項1に記載のルーフラックであって、さらに、
前記防風部材を、前記起立姿勢となる方向に付勢する弾性部材を有し、
前記防風部材は、車両が停止している場合、前記弾性部材からの付勢力を受けて前記起立姿勢を保つ、
ことを特徴とするルーフラック。
【請求項3】
請求項1に記載のルーフラックであって、
前記ラック本体の底部に設けられ、前記ラック本体に荷物が載置された場合に、当該荷物の重量を受けて下降する受圧部材と、
前記防風部材を前記起立姿勢となる方向に押圧する支持姿勢と、前記防風部材から離隔した退避姿勢と、に切り替え可能な支持部材と、
前記受圧部材の下降運動を前記支持部材に伝達する伝達機構であって、前記受圧部材の下降に伴い前記支持部材を前記退避姿勢から前記支持姿勢に変化させる伝達機構と、
を備える、ことを特徴とするルーフラック。
【請求項4】
請求項1に記載のルーフラックであって、
前記防風部材は、前記防風部材の下端近傍において、車幅方向に延びる軸を中心として揺動することで、前記起立姿勢と前記転倒姿勢との間で切り替わる、ことを特徴とするルーフラック。
【請求項5】
請求項1に記載のルーフラックであって、
前記防風部材の上端縁は、車幅方向に凹凸が連続する波状である、ことを特徴とするルーフラック。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書は、車両のルーフに取り付けられるルーフラックを開示する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、車両のルーフに荷物を積載するために、車両のルーフにルーフラックを装着することが提案されている。積載した荷物へ風や異物が当たることを防止するために、通常、ルーフラックの前端には、ルーフラックに向かう風を遮る防風部材が設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平10-119657号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
かかる防風部材は、積載された荷物を保護する利点がある一方で、車両が高速走行した場合には、空気抵抗増加の原因となる。ここで、多くの場合、ルーフラックは、荷物を積載しない場合でも、車両から取り外されることなく、車両に取り付けたままとされる。また、従来のルーフラックの場合、この防風部材の姿勢は、不変であった。そのため、荷物を積載しない状態で車両が高速走行すると、当該防風部材に起因して、空気抵抗が無駄に増加するという問題があった。
【0005】
なお、特許文献1には、ルーフラックを構成する連結バーの前方に、フロントルーフスポイラを配置した車両が開示されている。ただし、特許文献1のフロントルーフスポイラは、連結バーを収納するために利用されるに過ぎない。したがって、特許文献1に記載の技術では、空気抵抗を十分に抑制できない。
【0006】
そこで、本明細書では、空気抵抗をより適切に抑制できるルーフラックを開示する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本明細書で開示するルーフラックは、ルーフラックであって、ラック本体と、前記ラック本体の前端に設けられる防風部材と、を備え、前記防風部材は、前記ラック本体に向かう風を遮る起立姿勢と、前記起立姿勢よりも水平に近づくように倒れた転倒姿勢と、に切り替え可能である、ことを特徴とする。
【0008】
上述したルーフラックによれば、防風部材の姿勢が変化するため、空気抵抗が状況に応じてより適切に抑制される。
【0009】
この場合、ルーフラックは、さらに、前記防風部材を、前記起立姿勢となる方向に付勢する弾性部材を有し、前記防風部材は、車両が停止している場合、前記弾性部材からの付勢力を受けて前記起立姿勢を保ってもよい。
【0010】
停車時に防風部材が起立姿勢を保つことで、停車時における車両の意匠性が向上される。
(【0011】以降は省略されています)

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