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公開番号
2025000317
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-07
出願番号
2023100109
出願日
2023-06-19
発明の名称
リンク機構
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
主分類
F16H
21/00 20060101AFI20241224BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】二つの部材をピン穴とピンとを用いて接続する場合に、簡易な手段によって当該箇所の滑らかな動作を実現することを課題とする。
【解決手段】アクチュエータの動作を当該アクチュエータによって作動する外部装置に伝達するリンク機構であって、接続ピンが設けられた一のリンク部材と、前記接続ピンが遊嵌されるピン穴が形成された接続部を備えた他のリンク部材とを含み、前記ピン穴の軸線方向中央部の内径が当該ピン穴の開口部の内径よりも小さい態様とする。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
アクチュエータの動作を当該アクチュエータによって作動する外部装置に伝達するリンク機構であって、
接続ピンが設けられた一のリンク部材と、
前記接続ピンが遊嵌されるピン穴が形成された接続部を備えた他のリンク部材と、を含み、
前記ピン穴の軸線方向中央部の内径が当該ピン穴の開口部の内径よりも小さい、
リンク機構。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、リンク機構に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、アクチュエータによって外部装置を作動させるための機構が種々提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、軸方向に直線運動をするシャフトを有するアクチュエータが開示されている。シャフトの直線運動は、連結部材を介して外部装置に伝達される。シャフトと連結部材とは、ピンを備えたジョイントを介して接続される。ジョイントは、回転機構を介してシャフトの端部に設けられている。回転機構は、シャフトに外挿されるカラーと、このカラーを間に挟み込んだ状態でシャフトに固定される2つのナットとを有している。ジョイントは、カラーの外周面に遊嵌され、シャフトの軸回りに回転自在な状態とされている。連結部材は、ジョイントが備えるピンが挿し込まれるピン穴を備える。連結部材は、ピンがピン穴に差し込まれることによって、ジョイントに組み付けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開2013/042172号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、二つの部材を接続する態様として、一方の部材が備えるピン穴に他方の部材が備えるピンを挿し込む態様が採用される場合、部材の加工精度や組み立て精度が接続箇所の動作に影響を与えることが考えられる。特許文献1では、連結部材と接続されるジョイントが回転機構によってシャフトの軸回りに回転自在な状態とされている。このため、ピン穴とピンとの摺動抵抗を低減し、接続箇所の動作を滑らかにすることができると考えられる。しかしながら、特許文献1に開示された機構では、回転機構を形成するためのカラーを準備し、これを装着しなければならず手間である。
【0005】
そこで、本明細書開示の発明は、二つの部材をピン穴とピンとを用いて接続する場合に、簡易な手段によって当該箇所の滑らかな動作を実現することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題は、アクチュエータの動作を当該アクチュエータによって作動する外部装置に伝達するリンク機構であって、接続ピンが設けられた一のリンク部材と、前記接続ピンが遊嵌されるピン穴が形成された接続部を備えた他のリンク部材とを含み、前記ピン穴の軸線方向中央部の内径が当該ピン穴の開口部の内径よりも小さいリンク機構によって達成される。
【発明の効果】
【0007】
本明細書開示の発明は、二つの部材をピン穴とピンとを用いて接続する場合に、簡易な手段によって当該箇所の滑らかな動作を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1(A)は実施形態のリンク機構によって接続されたアクチュエータ及びウエストゲートバルブの概略構成を示す図面であり、ウエストゲートバルブが閉弁した状態を示す図である。図1(B)は実施形態のリンク機構によって接続されたアクチュエータ及びウエストゲートバルブの概略構成を示す図面であり、ウエストゲートバルブが開弁した状態を示す図である。
図2(A)は図1(A)におけるA1-A1断面図である。図2(B)は実施形態のリンク機構によって接続されたアクチュエータ及びウエストゲートバルブの斜視図である。
図3(A)は実施形態のリンク機構に含まれる第2リンク部材の第1接続部及び第2接続部の拡大図である。図3(B)は実施形態のリンク機構に含まれる第2リンク部材を長手方向に沿って一方の端部に位置する第2接続部側から見た図である。図3(C)は第2リンク部材の第2接続部の図3(B)におけるA2-A2断面図である。図3(D)は第2接続部に設けられたピン穴に挿通された第2接続ピンの動作を模式的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。ただし、図面中、各部の寸法、比率等は、実際のものと完全に一致するようには図示されていない場合がある。また、図面によっては細部が省略されて描かれている場合もある。
【0010】
(実施形態)
図1(A)から図2(B)を参照すると、本実施形態のリンク機構230は、アクチュエータ300と外部装置としてのウエストゲートバルブ201とを接続している。ウエストゲートバルブ201は、アクチュエータ300の動作によって開閉動作をすることができる。リンク機構230は、第1リンク部材231、第2リンク部材232、第3リンク部材233及び第4リンク部材234を含む4節リンク機構である。これらのリンク部材の接続関係については後に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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