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公開番号
2025086017
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-06
出願番号
2023199779
出願日
2023-11-27
発明の名称
長尺体保護具
出願人
株式会社オンダ製作所
代理人
主分類
F16L
57/00 20060101AFI20250530BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】容易に設置できる長尺体保護具を提供する。
【解決手段】保護具10は、建築物の床スラブにおいて第1面91と第2面92とが段差面93を介してつながった段差部90に敷設されるパイプを、段差面93と第2面92とが交わる部分である出ズミ95から保護する。出ズミ95の段差面93側に配置される支持部20は、パイプを支持可能であり、かつ、段差面93から第1面91に沿って離れるほど第1面91に向かうように傾斜する支持面21を有する。支持部20から第2面92に沿って延出する差込部40は、パイプと第2面92との間に差し込み可能な平板状となっている。差込部40の先端縁42は基端側よりも薄肉とされている。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1面と第2面とが段差面を介してつながった段差部に敷設される長尺体を、前記段差面と前記第2面とが交わる部分である出ズミから保護する長尺体保護具において、
前記出ズミの前記段差面側に配置される支持部であって、前記長尺体を支持可能であり、かつ、前記段差面から前記第1面に沿って離れるほど前記第1面に向かうように傾斜する支持面を有する支持部と、
前記支持部から前記第2面に沿って延出し、前記長尺体と前記第2面との間に差し込み可能な平板状の差込部とを備え、
前記差込部の先端縁は基端側よりも薄肉とされている長尺体保護具。
続きを表示(約 180 文字)
【請求項2】
前記差込部の前記先端縁は、前記差込部の幅方向における中心が両側よりも薄肉となっている請求項1に記載の長尺体保護具。
【請求項3】
前記差込部は、前記基端側から前記先端縁にかけての所定領域が薄肉領域とされ、当該薄肉領域は、前記基端側から前記先端縁に向かうほど幅広となっている請求項1又は請求項2に記載の長尺体保護具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、段差部に敷設される長尺体を保護する長尺体保護具に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
建築物においてスラブ等に形成された段差部にパイプを敷設する際、パイプを支持し、段差部の出ズミからパイプを保護することができる支持具(保護具)が例えば特許文献1に開示されている。特許文献1の支持具は全体として細長い形状を有し、互いに連結された複数の板部から形成されている。支持具の一端部側に位置する板部を釘により段差部の上段側の面に固定し、支持具の他端部側に位置する板部を釘により段差部の下段側の面に固定し、固定された両端部の間には複数の板部が傾斜した状態になる。このように取り付けられた保護具の上にパイプを配置し、固定する。これにより、パイプは出ズミから保護され、作業者等により踏みつけられても座屈しにくくなっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-299714号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
段差部に敷設されたパイプ等の長尺体を保護するための保護具の設置作業をより容易にしたいという要望がある。
本発明の目的は、容易に設置できる長尺体保護具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する長尺体保護具は、第1面と第2面とが段差面を介してつながった段差部に敷設される長尺体を、前記段差面と前記第2面とが交わる部分である出ズミから保護する長尺体保護具において、前記出ズミの前記段差面側に配置される支持部であって、前記長尺体を支持可能であり、かつ、前記段差面から前記第1面に沿って離れるほど前記第1面に向かうように傾斜する支持面を有する支持部と、前記支持部から前記第2面に沿って延出し、前記長尺体と前記第2面との間に差し込み可能な平板状の差込部とを備え、前記差込部の先端縁は基端側よりも薄肉とされている。
【0006】
上記長尺体保護具において、前記差込部の前記先端縁は、前記差込部の幅方向における中心が両側よりも薄肉となっている。
【0007】
上記長尺体保護具において、前記差込部は、前記基端側から前記先端縁にかけての所定領域が薄肉領域とされ、当該薄肉領域は、前記基端側から前記先端縁に向かうほど幅広となっている。
【図面の簡単な説明】
【0008】
保護具の正面、平面及び左側面を示す斜視図。
保護具の背面、底面及び右側面を示す斜視図。
保護具を示す左側面図。
保護具を示す右側面図。
保護具を示す正面図。
保護具を示す背面図。
保護具を示す平面図。
保護具を示す底面図。
保護具を設置する工程を示す斜視図。
保護具が設置された状態を示す側面図。
2つの保護具が連結された状態を示す底面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[一実施形態]
以下、パイプを保護するための保護具に具体化した一実施形態について説明する。
図1及び図10に示すように、建築物の床スラブに形成された段差部90は、第1面91と第2面92とが段差面93を介してつながって構成されている。床スラブは例えばコンクリートから形成されており、その場合、第1面91、第2面92、及び段差面93は、コンクリート面がむき出しのままの状態となっていることが多い。第1面91及び第2面92は、それぞれ水平方向に広がる平面状をなし、第1面91が段差部90における下段側の面となり、第2面92が段差部90における上段側の面となっている。段差面93は、第1面91と第2面92との間で鉛直方向に延びる平面状をなしている。段差部90には、段差面93と第1面91とが交わる部分である入ズミ94及び段差面93と第2面とが交わる部分である出ズミ95が形成されている。
【0010】
なお、段差面93は必ずしもコンクリート面のような実体があるものとは限らず、段差部90において、第1面91と第2面92との間が空間になっている場合は、第1面91の縁から第2面92まで鉛直方向に延びる仮想平面が段差面93となる。
(【0011】以降は省略されています)
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