TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025099436
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023216100
出願日
2023-12-21
発明の名称
長尺体保持具
出願人
株式会社オンダ製作所
代理人
主分類
F16L
3/12 20060101AFI20250626BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】比較的簡単な構成でありながら異なる径の長尺体を配置することができる長尺体保持具を提供する。
【解決手段】長尺体保持具10は、矩形状の金属板よりなり、壁にパイプを配置するためのものである。金属板の長手方向Lの中央部20が壁に固定される。長手方向Lにおける中央部20の両側には第1貫通孔31及び第2貫通孔44が設けられている。第1貫通孔31及び第2貫通孔44が設けられて残存する幅方向Wの肉部が脆弱となっている。長尺体保持具10は、当該肉部を曲げ変形させることによって全体でパイプを保持する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
矩形状の金属板よりなり、施工面に長尺体を配置するための長尺体保持具であって、
前記金属板の長手方向の中央部が前記施工面に固定され、前記長手方向における前記中央部の両側には貫通孔が設けられ、前記貫通孔が設けられて残存する幅方向の肉部が脆弱となっており、当該肉部を曲げ変形させることによって全体で前記長尺体を保持する長尺体保持具。
続きを表示(約 190 文字)
【請求項2】
前記長手方向における前記中央部の両側のそれぞれにおいて、前記貫通孔が前記長手方向に並んで複数設けられている請求項1に記載の長尺体保持具。
【請求項3】
前記長手方向における前記中央部の両側のそれぞれにおいて、前記複数の貫通孔のうちの前記中央部に最も近い貫通孔が設けられて残存する前記幅方向の肉部は予め曲げ変形されている請求項2に記載の長尺体保持具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、施工面にパイプ等の長尺体を配置するための長尺体保持具に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
建築物の壁等の施工面においてパイプ等の長尺体を配置するための保持具が例えば特許文献1に開示されている。特許文献1の保持具は、合成樹脂により一体成形されてなり、ヒンジで連結された2つの保持片を備え、2つの保持片の間に形成された保持空間にパイプが保持されるようになっている。一方の保持片には内向きの爪が形成され、他方の保持片には外向きの爪が複数形成され、パイプの径に合わせて爪同士の係合位置が変わり、異なる径のパイプを保持できるようになっている。また、異なる径のパイプを安定して保持するため、保持片には、保持空間内でのパイプの動きを規制する補助片が設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-53585号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のような保持具では、異なる径のパイプを配置することができるが、複雑な構造となっていた。
本発明の目的は、比較的簡単な構成でありながら異なる径の長尺体を配置することができる長尺体保持具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する長尺体保持具は、矩形状の金属板よりなり、施工面に長尺体を配置するための長尺体保持具であって、前記金属板の長手方向の中央部が前記施工面に固定され、前記長手方向における前記中央部の両側には貫通孔が設けられ、前記貫通孔が設けられて残存する幅方向の肉部が脆弱となっており、当該肉部を曲げ変形させることによって全体で前記長尺体を保持する。
【0006】
上記長尺体保持具において、前記長手方向における前記中央部の両側のそれぞれにおいて、前記貫通孔が前記長手方向に並んで複数設けられている。
【0007】
上記長尺体保持具において、前記長手方向における前記中央部の両側のそれぞれにおいて、前記複数の貫通孔のうちの前記中央部に最も近い貫通孔が設けられて残存する前記幅方向の肉部は予め曲げ変形されている。
【図面の簡単な説明】
【0008】
長尺体保持具の正面、平面及び右側面を示す斜視図。
長尺体保持具を示す平面図。
長尺体保持具を示す正面図。
大径のパイプを保持する場合において、長尺体保持具及びカバーを断面で示す説明図。
大径のパイプを保持する場合において、パイプ及びカバーを断面で示す説明図。
小径のパイプを保持する場合において、長尺体保持具及びカバーを断面で示す説明図。
小径のパイプを保持する場合において、パイプ及びカバーを断面で示す説明図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[一実施形態]
以下、パイプを配置するための長尺体保持具に具体化した一実施形態について説明する。
【0010】
図1及び図5に示すように、長尺体保持具10は、壁90等の施工面に長尺体としての給水給湯用のパイプ91を配置するためのものであり、矩形状の金属板よりなっている。金属板の材料は限定されないが、ここでは鉄製の金属板とし、金属板の表面には錆を防止するための塗装が施されている。パイプ91は、架橋ポリエチレン等から形成された大径の樹脂管91aの外側に、断熱のための柔軟な厚手の被覆91bを設けた大径の複合管である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
流路体
5か月前
個人
ホース保持具
2か月前
個人
クラッチ装置
5か月前
個人
差動歯車用歯形
11日前
個人
免震留具
7か月前
個人
トーションバー
3か月前
個人
固着具と成形品部材
5か月前
個人
回転式配管用支持具
4か月前
株式会社不二工機
電磁弁
1か月前
個人
ボルトナットセット
3か月前
株式会社不二工機
電磁弁
5日前
株式会社アイシン
駆動装置
5か月前
株式会社オンダ製作所
継手
5か月前
個人
ベルトテンショナ
4か月前
カヤバ株式会社
緩衝器
7か月前
カヤバ株式会社
緩衝器
5か月前
株式会社ミクニ
弁装置
5か月前
株式会社ミクニ
弁装置
5か月前
カヤバ株式会社
緩衝器
5か月前
カヤバ株式会社
緩衝器
3か月前
株式会社三協丸筒
枠体
3か月前
カヤバ株式会社
ダンパ
13日前
カヤバ株式会社
ダンパ
13日前
株式会社フジキン
ボールバルブ
27日前
株式会社ノーリツ
分配弁
2か月前
日東電工株式会社
断熱材
2か月前
未来工業株式会社
固定体
7か月前
株式会社ノーリツ
分配弁
2か月前
個人
固着具と固着具の固定方法
1か月前
協和工業株式会社
空気弁
4か月前
日東精工株式会社
樹脂被覆ねじ
3か月前
株式会社ナジコ
自在継手
5か月前
株式会社不二工機
逆止弁
5か月前
株式会社ノーリツ
分配弁
2か月前
個人
固着具と固着具の固定方法
3か月前
株式会社不二工機
電動弁
3か月前
続きを見る
他の特許を見る