TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025002214
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-09
出願番号
2023102235
出願日
2023-06-22
発明の名称
電源システム
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人小笠原特許事務所
主分類
B60R
16/02 20060101AFI20241226BHJP(車両一般)
要約
【課題】サイズの大型化、部品点数の増大、およびコストの増大などを抑制することができる電源システムを提供する。
【解決手段】第1電源のバックアップ用に設けられた第2電源から複数の車載機器への電力供給を制御する車両用の電源システムであって、第2電源と第1車載機器との間に挿入されるリレーを備え、第2電源による第1電源のバックアップ動作中に車両の衝突が検出されると、第2電源から第2車載機器に供給する電力を、リレーを介して第1車載機器に並列的に供給することを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1電源のバックアップ用に設けられた第2電源から複数の車載機器への電力供給を制御する車両用の電源システムであって、
前記第2電源と第1車載機器との間に挿入されるリレーを備え、
前記第2電源による前記第1電源のバックアップ動作中に車両の衝突が検出されると、前記第2電源から第2車載機器に供給する電力を、前記リレーを介して前記第1車載機器に並列的に供給する、
電源システム。
続きを表示(約 260 文字)
【請求項2】
前記リレーは、励磁式メカニカルリレーであり、車両の衝突が検出されたことに応じてコイル部に励磁電流を流して接点を導通状態に制御することによって、前記第2電源から前記第1車載機器への電力供給を行う、
請求項1に記載の電源システム。
【請求項3】
前記第1車載機器は、車両のドアの施錠/解錠の制御をモーターアクチュエーターによって行う機器であり、
前記第2車載機器は、車両のドアの施錠/解錠の制御をラッチ機構によって行う機器である、
請求項1または2に記載の電源システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、メイン電源のバックアップ用に設けられたサブ電源から複数の車載機器への電力供給を制御する車両用の電源システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に、サブバッテリとしてのコンデンサと、コンデンサの充電経路に設けられ降圧動作を行う充電回路と、コンデンサの出力経路に設けられた昇圧回路と、昇圧回路に接続されたドアロック解除出力端子とを有する、バックアップ電源装置が開示されている。この特許文献1に記載されたバックアップ電源装置は、事故などでメインバッテリが損傷するなどの緊急時に、モーターを使用してドアを施錠/解錠するドアロック(メカドア)システムのバックアップを、コンデンサを用いて実施するものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5618024号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、上述のドアロックシステムと、ラッチ機構を使用してドアを施錠/解錠するEラッチシステムとの、両方が搭載されている車両が存在する。このようなドアロックシステムとEラッチシステムとの両方を搭載した車両において各システムのバックアップ処理を実現させようとした場合、各々のシステムのドアアンロック制御が異なることから、バックアップに必要なサブバッテリが個別に必要となる。そこで、サブバッテリを1つにすべく2つのシステムのバックアップ機能を1つに統合しようとしても、制御の変更をする必要が生じたり(制御の複雑化)、サブバッテリ以外の部品の点数が増加してしまったり、するおそれがあり、容易なものではない。
【0005】
このように、ドアロックシステムとEラッチシステムとの両方を緊急時にバックアップ処理できる電源システムについては、サイズの大型化、部品点数の増加、およびコスト増大の点で、さらなる検討の余地がある。
【0006】
本開示は、上記課題を鑑みてなされたものであり、サイズの大型化、部品点数の増大、およびコストの増大などを抑制することができる、電源システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本開示技術の一態様は、第1電源のバックアップ用に設けられた第2電源から複数の車載機器への電力供給を制御する車両用の電源システムであって、第2電源と第1車載機器との間に挿入されるリレーを備え、第2電源による第1電源のバックアップ動作中に車両の衝突が検出されると、第2電源から第2車載機器に供給する電力を、リレーを介して第1車載機器に並列的に供給することを特徴とする、電源システムである。
【発明の効果】
【0008】
上記本開示の電源システムによれば、サイズの大型化、部品点数の増大、およびコストの増大などを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の一実施形態に係る電源システムとその周辺部の機能ブロック図
電源システムが実行する電力供給制御の処理フローチャート
本開示の一実施形態に係る電源システムの変形例とその周辺部の機能ブロック図
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示による電源システムは、サブ電源とメカドアシステムとの間にリレーを設けて、サブ電源によるメイン電源のバックアップ動作中に車両の衝突が検出されると、サブ電源からEラッチシステムに供給する電力を、リレーを介してメカドアシステムにも並列的に供給する。これにより、1つのサブ電源からの単出力でメカドアシステムおよびEラッチシステムの両方をバックアップ給電することができる(バックアップ機能の統合)。
以下、本開示の一実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
車両
1か月前
個人
眼科手術車
1日前
個人
自動車運転補助装置
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
29日前
日本精機株式会社
表示装置
15日前
個人
キャンピングトレーラー
24日前
個人
台車用車輪止め具
2日前
個人
空気圧調節式ホイール。
3か月前
エムケー精工株式会社
洗車装置
2か月前
個人
自動車外部装着用しめ飾り
1か月前
日本精機株式会社
車外表示装置
3か月前
日本精機株式会社
車載表示装置
1か月前
個人
謝意シグナル装着車
17日前
日本精機株式会社
車載表示装置
17日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
株式会社青木製作所
タンクローリ
2日前
トヨタ自動車株式会社
車両
2日前
トヨタ自動車株式会社
車両
1か月前
ダイハツ工業株式会社
車両
3か月前
株式会社SUBARU
車両
3か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
ダイハツ工業株式会社
車両
3か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
16日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1か月前
日本化薬株式会社
ガス発生器
3か月前
株式会社コーワ
フィルター清掃装置
2か月前
東レ株式会社
車両用部材の補強方法
29日前
エムケー精工株式会社
車両処理装置
3か月前
ダイハツ工業株式会社
バッグ
2か月前
トヨタ自動車株式会社
搬送装置
1か月前
豊田合成株式会社
乗員保護装置
2日前
ダイハツ工業株式会社
車両構造
1か月前
続きを見る
他の特許を見る