TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024179095
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-26
出願番号2023097638
出願日2023-06-14
発明の名称蓄電セル
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類H01M 50/593 20210101AFI20241219BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】集電タブの収容スペースを低減することが可能な蓄電セルを提供すること。
【解決手段】蓄電セルは、電極体100と、絶縁プレート150と、セルケース200と、を備える。電極体は、複数の電極とセパレータとを有する。各電極は、集電箔と活物質層とを有する。電極体100は、集電箔のうち活物質層が設けられた部位がセパレータを介して一方向に並ぶように配置された電極体本体101と、集電箔のうち活物質層が設けられていない部位で構成された複数の集電タブ112p,122nと、を有する。各集電タブは、当該集電タブの一部が当該集電タブに隣接する集電タブと重なり合った状態で折り曲げられている。絶縁プレート150は、ベース部152と、第2方向におけるベース部152の端部に設けられた厚み調整部154と、を有する。厚み調整部154は、第2方向における内側に向かうにしたがって次第に薄くなる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
電極体と、
前記電極体に接するように配置された絶縁プレートと、
前記電極体及び前記絶縁プレートを収容するセルケースと、を備え、
前記電極体は、
一方向に並ぶように配置された複数の電極と、
前記複数の電極の各々の間を絶縁するセパレータと、を有し、
前記複数の電極の各々は、
集電箔と、
前記集電箔に設けられた活物質層と、を有し、
前記電極体は、
前記集電箔のうち前記活物質層が設けられた部位が前記セパレータを介して前記一方向に並ぶように配置された電極体本体と、
前記集電箔のうち前記活物質層が設けられていない部位で構成されており、前記一方向と直交する第1方向に前記電極体本体から突出するとともに、前記一方向及び前記第1方向の双方と直交する第2方向に並ぶように配置された複数の集電タブと、を有し、
前記複数の集電タブの各々は、当該集電タブの一部が当該集電タブに隣接する集電タブと重なり合った状態で折り曲げられており、
前記絶縁プレートは、
前記電極体本体と前記複数の集電タブとの間に配置されたベース部と、
前記第2方向における前記ベース部の端部に設けられた厚み調整部と、を有し、
前記厚み調整部は、前記第2方向における内側に向かうにしたがって次第に薄くなる、蓄電セル。
続きを表示(約 140 文字)【請求項2】
前記セルケースは、
前記電極体本体から前記複数の集電タブが突出する向きに開口する開口部を有するケース本体と、
前記ケース本体の前記開口部を閉塞する蓋と、を有し、
前記複数の集電タブは、前記蓋に溶接されている、請求項1に記載の蓄電セル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、蓄電セルに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
国際公開第2009/031442号には、スタック電極体と、集電リード板と、電池缶と、を備える積層型電池が開示されている。スタック電極体は、複数の集電タブが束ねられることによって形成された集電タブ群を有している。集電タブ群は、集電リード板の下面に溶接されている。集電リード板は、電池缶に設けられた外部端子の下端部に溶接されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2009/031442号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
国際公開第2009/031442号に記載される積層型セルでは、複数の集電タブを束ねる必要があるため、各集電タブが長くなる。このため、複数の集電タブが束ねられることによって形成された集電タブ群を収容するための大きなスペースが電池缶内に必要となる。
【0005】
本開示の目的は、集電タブの収容スペースを低減することが可能な蓄電セルを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一局面に従った蓄電セルは、電極体と、前記電極体に接するように配置された絶縁プレートと、前記電極体及び前記絶縁プレートを収容するセルケースと、を備え、前記電極体は、一方向に並ぶように配置された複数の電極と、前記複数の電極の各々の間を絶縁するセパレータと、を有し、前記複数の電極の各々は、集電箔と、前記集電箔に設けられた活物質層と、を有し、前記電極体は、前記集電箔のうち前記活物質層が設けられた部位が前記セパレータを介して前記一方向に並ぶように配置された電極体本体と、前記集電箔のうち前記活物質層が設けられていない部位で構成されており、前記一方向と直交する第1方向に前記電極体本体から突出するとともに、前記一方向及び前記第1方向の双方と直交する第2方向に並ぶように配置された複数の集電タブと、を有し、前記複数の集電タブの各々は、当該集電タブの一部が当該集電タブに隣接する集電タブと重なり合った状態で折り曲げられており、前記絶縁プレートは、前記電極体本体と前記複数の集電タブとの間に配置されたベース部と、前記第2方向における前記ベース部の端部に設けられた厚み調整部と、を有し、前記厚み調整部は、前記第2方向における内側に向かうにしたがって次第に薄くなる。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、集電タブの収容スペースを低減することが可能な蓄電セルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態における蓄電セルを概略的に示す斜視図である。
図1に示される蓄電セルの断面図である。
電極体の一部の拡大断面図である。
蓄電セルの変形例を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下で参照する図面では、同一またはそれに相当する部材には、同じ番号が付されている。
【0010】
図1は、本開示の一実施形態における蓄電セルを概略的に示す斜視図である。図2は、図1に示される蓄電セルの断面図である。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

トヨタ自動車株式会社
車両
19日前
トヨタ自動車株式会社
電池
26日前
トヨタ自動車株式会社
車両
6日前
トヨタ自動車株式会社
車両
6日前
トヨタ自動車株式会社
車両
6日前
トヨタ自動車株式会社
車両
7日前
トヨタ自動車株式会社
方法
19日前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関
19日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電セル
19日前
トヨタ自動車株式会社
金型装置
5日前
トヨタ自動車株式会社
制御方法
5日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電セル
19日前
トヨタ自動車株式会社
車載隔壁
5日前
トヨタ自動車株式会社
供給装置
19日前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関
19日前
トヨタ自動車株式会社
二次電池
5日前
トヨタ自動車株式会社
解析装置
19日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
19日前
トヨタ自動車株式会社
駆動装置
19日前
トヨタ自動車株式会社
電力機器
7日前
トヨタ自動車株式会社
駆動装置
6日前
トヨタ自動車株式会社
積層コア
6日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電セル
6日前
トヨタ自動車株式会社
駆動装置
19日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
26日前
トヨタ自動車株式会社
駆動装置
21日前
トヨタ自動車株式会社
駆動装置
21日前
トヨタ自動車株式会社
システム
5日前
トヨタ自動車株式会社
システム
5日前
トヨタ自動車株式会社
システム
5日前
トヨタ自動車株式会社
サーバ装置
6日前
トヨタ自動車株式会社
端子台装置
19日前
トヨタ自動車株式会社
水電解方法
26日前
トヨタ自動車株式会社
水電解方法
26日前
トヨタ自動車株式会社
電池パック
20日前
トヨタ自動車株式会社
電池冷却器
20日前
続きを見る