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公開番号
2025012277
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023115002
出願日
2023-07-13
発明の名称
車両
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
B60L
58/12 20190101AFI20250117BHJP(車両一般)
要約
【課題】環境に優しいエネルギ源の利用を効果的に車両のユーザに促す。
【解決手段】車両1は、バッテリ105と、MG110と、ECU190とを備える。バッテリ105は、車両1のエネルギ源としての電力を貯蔵する。MG110は、電力を消費することによって車両1の駆動力を生成する。ECU190は、MG110を制御する。バッテリ105の電力は、各々が温室効果ガスの排出原単位に従って分類される、グリーン電力および非グリーン電力を含む。グリーン電力の排出原単位は、非グリーン電力の排出原単位よりも小さい。ECU190は、バッテリ105の電力におけるグリーン電力の量が少ない場合の駆動力を、バッテリ105の電力におけるグリーン電力の量が多い場合の駆動力よりも制限するように、MG110を制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両のエネルギ源を貯蔵するエネルギ源貯蔵装置と、
前記エネルギ源を消費することによって前記車両の駆動力を生成する駆動装置と、
前記駆動装置を制御する制御装置とを備え、
前記エネルギ源は、各々が温室効果ガスの排出原単位に従って分類される、第1エネルギ源および第2エネルギ源を含み、
前記第1エネルギ源の前記排出原単位は、前記第2エネルギ源の前記排出原単位よりも小さく、
前記制御装置は、前記エネルギ源における前記第1エネルギ源の量が少ない場合の前記駆動力を、前記エネルギ源における前記第1エネルギ源の量が多い場合の前記駆動力よりも制限するように、前記駆動装置を制御する、車両。
続きを表示(約 710 文字)
【請求項2】
前記エネルギ源貯蔵装置は、前記エネルギ源としての電力を貯蔵する蓄電装置を含み、
前記駆動装置は、前記電力を消費することによって前記駆動力を生成するモータを含む、請求項1に記載の車両。
【請求項3】
前記エネルギ源貯蔵装置は、前記エネルギ源としての燃料を貯蔵する燃料タンクを含み、
前記駆動装置は、前記燃料を消費することによって前記駆動力を生成するエンジンを含む、請求項1に記載の車両。
【請求項4】
ユーザ操作に従って開度が調整されるアクセルペダルと、
第1特性および第2特性を記憶する記憶装置とをさらに備え、
前記第1特性は、前記エネルギ源における前記第1エネルギ源の量の多さを示す指標値がしきい値以上である場合の、前記駆動力の大きさと前記開度との関係を表し、
前記第2特性は、前記指標値が前記しきい値未満である場合の、前記駆動力の大きさと前記開度との関係を表し、
同一の前記開度に対して、前記第2特性の前記駆動力は、前記第1特性の前記駆動力よりも小さく、
前記制御装置は、
前記指標値が前記しきい値以上である場合に、前記第1特性と、前記開度とに従って前記駆動装置を制御する第1制御を実行し、
前記指標値が前記しきい値未満である場合に、前記第2特性と、前記開度とに従って前記駆動装置を制御する第2制御を実行する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の車両。
【請求項5】
前記第2制御の実行中に、その旨を前記車両のユーザに報知する報知装置をさらに備える、請求項4に記載の車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、車両に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特開2022-141045号公報(特許文献1)は、電力管理システムを開示する。この電力管理システムは、車両と、サーバとを備える。車両は、バッテリを含む。サーバは、バッテリに蓄えられた電力量をCO2排出原単位に対応付けて管理する。サーバは、バッテリに蓄えられた電力量の中に、グリーン電力の電力量がどの程度で含まれており、グリーン電力でない電力量がどの程度で含まれているのかを定量的に評価する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-141045号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
二酸化炭素などの温室効果ガスの削減の観点から、環境に優しいグリーンエネルギを車両のエネルギ源として利用するようユーザに効果的に促すための技術が要望されている。
【0005】
本開示は、上記のような問題を解決するためになされたものであって、その目的は、環境に優しいエネルギ源の利用を効果的にユーザに促すことができる車両を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の車両は、エネルギ源貯蔵装置と、駆動装置と、制御装置とを備える。エネルギ源貯蔵装置は、車両のエネルギ源を貯蔵する。駆動装置は、エネルギ源を消費することによって車両の駆動力を生成する。制御装置は、駆動装置を制御する。エネルギ源は、各々が温室効果ガスの排出原単位に従って分類される、第1エネルギ源および第2エネルギ源を含む。第1エネルギ源の排出原単位は、第2エネルギ源の排出原単位よりも小さい。制御装置は、エネルギ源における第1エネルギ源の量が少ない場合の駆動力を、エネルギ源における第1エネルギ源の量が多い場合の駆動力よりも制限するように、駆動装置を制御する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、環境に優しいエネルギ源を車両のエネルギ源として利用するように車両のユーザに効果的に促すことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1に従う車両を含む電力システムを説明する図である。
バッテリのトータル蓄電量の内訳を説明するための図である。
実施の形態1におけるモータ駆動制御のために用いられるマップを説明するための図である。
実施の形態1においてECU(Electronic Control Unit)により実行される処理を例示するフローチャートである。
実施の形態2に従う車両を説明するための図である。
実施の形態2においてECUにより実行される処理を例示するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図中の同一または相当部分には同一符号を付してその説明を繰り返さない。実施の形態およびその変形例の各々は、適宜互いに組み合わせられてもよい。
【0010】
[実施の形態1]
図1は、実施の形態1に従う車両を含む電力システムを説明する図である。この車両は、BEV(Battery Electric Vehicle)である。すなわち、この車両のエネルギ源は、電力である。
(【0011】以降は省略されています)
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