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公開番号
2025011411
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023113510
出願日
2023-07-11
発明の名称
車両
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60L
9/18 20060101AFI20250117BHJP(車両一般)
要約
【課題】走行状態に応じてうなり音を柔軟に抑制できる車両を提供する。
【解決手段】異なる2つの車輪11,12をそれぞれモータ21,22によって駆動させる駆動部25,26と、それぞれの駆動部25,26のモータ21,22に給電するインバータ31,32と、インバータ31,32を制御する制御部35と、を備え、制御部35は、それぞれの駆動部25,26で生じるノイズバイブレーションNVL,NVRの周波数差異Xが、ノイズバイブレーションNVL,NVRの合成によってうなり音が発生するうなり音発生範囲A~Bから外れるように、インバータ31,32を制御して駆動部25,26におけるキャリア周波数CFL,CFRを可変制御する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
異なる2つの車輪をそれぞれモータによって駆動させる駆動部と、
それぞれの前記駆動部の前記モータに給電するインバータと、
前記インバータを制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、それぞれの前記駆動部で生じるノイズバイブレーションの周波数差異が、前記ノイズバイブレーションの合成によってうなり音が発生するうなり音発生範囲から外れるように、前記インバータを制御して前記駆動部におけるキャリア周波数を可変制御する、
車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車輪毎のモータと減速機構を備えるインホイールモータを有する車両において、少なくとも一の組み合わせのインホイールモータ相互間において、減速機構の歯数の組み合わせを異ならせることにより、各インホイールモータの減速機構やモータから発生する音が干渉しあって生じるうなり音を抑える技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-37133号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、走行する車両では、その運転状態に応じてうなり音が生じる。このため、減速機構の歯数の組み合わせを異ならせて特定の周波数のうなり音を抑える特許文献1に記載の技術では、走行状態に応じて生じるうなり音を十分に抑制することが困難な場合がある。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、走行状態に応じてうなり音を柔軟に抑制できる車両を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明の車両は、
異なる2つの車輪をそれぞれモータによって駆動させる駆動部と、
それぞれの前記駆動部の前記モータに給電するインバータと、
前記インバータを制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、それぞれの前記駆動部で生じるノイズバイブレーションの周波数差異が、前記ノイズバイブレーションの合成によってうなり音が発生するうなり音発生範囲から外れるように、前記インバータを制御して前記駆動部におけるキャリア周波数を可変制御する。
【0007】
この構成の車両によれば、各車輪のモータへ給電するインバータを制御して駆動部でのキャリア周波数を可変制御することにより、走行状態に応じてうなり音を柔軟に抑制できる。また、うなり音を抑えるために減速機構の歯車の組み合わせを変えるものと比較し、コストの嵩張り及び重量の増加を抑えることができる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、走行状態に応じてうなり音を柔軟に抑制できる車両を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本実施形態に係る車両の概略構成図である。
図2は、左右の車輪の駆動部におけるノイズバイブレーションを示すグラフである。
図3は、制御部による制御を説明するフローチャートである。
図4は、制御部によるうなり音の発生の抑制について説明する左右の車輪の駆動部におけるノイズバイブレーションを示すグラフである。
図5は、直進時における左右の車輪の駆動部におけるノイズバイブレーションを示すグラフである。
図6は、旋回時における左右の車輪の駆動部におけるノイズバイブレーションを示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る車両1の概略構成図である。
(【0011】以降は省略されています)
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