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公開番号
2025008907
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023111518
出願日
2023-07-06
発明の名称
車両
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
H02J
7/00 20060101AFI20250109BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】外部充電の終了後に走行用の蓄電装置の分極を速やかに緩和する。
【解決手段】車両100は、主電池115と、補機電池140と、充電リレー110と、DC/DCコンバータ135と、ECU170とを備える。充電リレー110は、電力設備200により主電池115を充電する外部充電を実行するために用いられる。DC/DCコンバータ135は、主電池115の放電電力を降圧し、降圧後の電力を補機電池140に供給するように構成されている。ECU170は、DC/DCコンバータ135を制御する。ECU170は、外部充電の終了までに補機電池140の充電状態を第1状態から第2状態に引き下げ、外部充電の終了後にDC/DCコンバータ135を駆動する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両であって、
走行用の第1蓄電装置と、
補機用の第2蓄電装置と、
前記車両の外部の電力設備により前記第1蓄電装置を充電する外部充電を実行するための充電用機器と、
前記第1蓄電装置の放電電力を降圧し、降圧後の電力を前記第2蓄電装置に供給するように構成されたコンバータと、
前記コンバータを制御する制御装置とを備え、
前記制御装置は、
前記外部充電の終了までに前記第2蓄電装置の充電状態を第1状態から第2状態に引き下げ、
前記外部充電の終了後に前記コンバータを駆動する、車両。
続きを表示(約 430 文字)
【請求項2】
前記充電状態を前記第2状態に引き下げて前記コンバータを駆動するときの前記放電電力は、前記充電状態を前記第2状態に引き下げることなく前記コンバータを駆動するときの前記放電電力よりも大きい、請求項1に記載の車両。
【請求項3】
前記制御装置は、前記第1蓄電装置の満充電容量を推定する推定処理を実行するように構成されており、
前記制御装置は、
前記充電状態を前記第2状態に引き下げて前記コンバータを駆動した場合、前記外部充電が終了してから第1時間以上空けてから前記推定処理を実行し、
前記外部充電の終了後に前記コンバータを駆動しない場合、前記外部充電が終了してから第2時間以上空けてから前記推定処理を実行し、
前記第1時間は、前記第2時間よりも短い、請求項1または請求項2に記載の車両。
【請求項4】
前記第1蓄電装置は、全固体電池を含む、請求項1または請求項2に記載の車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、車両に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特開2022-133689号公報(特許文献1)は、車両を開示する。この車両は、全固体電池(蓄電装置)と、演算装置とを備える。演算装置は、全固体電池の残量を演算する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-133689号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電動車両は、一般的に、走行用の第1蓄電装置と、補機用の第2蓄電装置と、コンバータとを備え、車両の外部の電力設備により第1蓄電装置を充電する外部充電を実行するための充電用機器をさらに備える場合がある。コンバータは、第1蓄電装置の放電電力を降圧し、降圧後の電力を第2蓄電装置に供給する。その結果、第2蓄電装置が充電される。
【0005】
外部充電などの連続充電を実施すると、第1蓄電装置の分極を引き起こす可能性がある。この分極は、第1蓄電装置の満充電容量の推定精度の低下を招くため、外部充電の終了後に速やかに緩和されることが好ましい。
【0006】
本開示は、上記のような問題を解決するためになされたものであって、その目的は、外部充電の終了後に走行用の蓄電装置の分極を速やかに緩和することができる車両を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の車両は、走行用の第1蓄電装置と、補機用の第2蓄電装置と、充電用機器と、コンバータと、制御装置とを備える。充電用機器は、車両の外部の電力設備により第1蓄電装置を充電する外部充電を実行するために用いられる。コンバータは、第1蓄電装置の放電電力を降圧し、降圧後の電力を第2蓄電装置に供給するように構成されている。制御装置は、コンバータを制御する。制御装置は、外部充電の終了までに第2蓄電装置の充電状態を第1状態から第2状態に引き下げ、外部充電の終了後にコンバータを駆動する。
【0008】
上記の構成とすることにより、第1蓄電装置の分極が概ね解消する程度にコンバータを駆動させやすくなる。その結果、第1蓄電装置の分極を速やかに緩和することができる。
【0009】
好ましくは、充電状態を第2状態に引き下げてコンバータを駆動するときの放電電力は、充電状態を第2状態に引き下げることなくコンバータを駆動するときの放電電力よりも大きい。
【0010】
第1蓄電装置の分極は、第1蓄電装置の放電電力が大きいほど早く緩和されやすい。上記の構成とすることにより、外部充電の後に第1蓄電装置の分極をより速やかに緩和(解消)することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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