TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025095394
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2023211362
出願日
2023-12-14
発明の名称
電池セル
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
H01M
10/04 20060101AFI20250619BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】電極体を拘束しつつ、充放電時にガスが抜けるのを抑制できる電池セルを得る。
【解決手段】電池セル20は、正極、負極及びセパレータが積層されて形成された長尺状の電極体19と、電極体19の短手方向に延在して電極体19の外周に巻き付けられた帯状のテープ30,32,34,36,38と、テープ30,32,34,36,38が巻き付けられた電極体19を収容した状態で封止するラミネートフィルムと、を有し、テープ30,32,34,36,38において電極体19と接着する接着面の一部には、他の部分よりも凹んだ凹部30A,32A,34A,36A,38Aが設けられている。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
正極、負極及びセパレータが積層されて形成された長尺状の電極体と、
前記電極体の短手方向に延在して前記電極体の外周に巻き付けられた帯状のテープと、
前記テープが巻き付けられた前記電極体を収容した状態で封止するラミネートフィルムと、
を有し、
前記テープにおいて前記電極体と接着する接着面の一部には、他の部分よりも凹んだ凹部が設けられている、
電池セル。
続きを表示(約 290 文字)
【請求項2】
前記凹部は、無負荷状態で前記電極体の表面から離間している、請求項1に記載の電池セル。
【請求項3】
前記テープは、前記電極体の長手方向に間隔をあけて複数設けられている、請求項1又は請求項2に記載の電池セル。
【請求項4】
複数の前記テープのうち、少なくとも1つは前記電極体における長手方向の中央部分に設けられている、請求項3に記載の電池セル。
【請求項5】
前記凹部は複数設けられており、
前記電極体の長手方向から見て隣り合う前記テープにおける前記凹部の少なくとも一部が重なっている、請求項4に記載の電池セル。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電池セルに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、電極組立体をケースに収容した電池モジュールが開示されている。また、電極組立体(電極体)の外側を熱収縮性保護層によって囲うことで、電極組立体の熱膨張を抑制する構造となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許出願公開第2018/287184号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1の構造のように、電極体の外周をテープなどによって巻き付けることで、電極体を拘束できる。一方、電池セルの外周側に熱収縮性保護層などを巻き付けることにより、充放電時に発生するガスが抜けにくくなる可能性がある。
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、電極体を拘束しつつ、充放電時にガスが抜けるのを抑制できる電池セルを得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に係る電池セルは、正極、負極及びセパレータが積層されて形成された長尺状の電極体と、前記電極体の短手方向に延在して前記電極体の外周に巻き付けられた帯状のテープと、前記テープが巻き付けられた前記電極体を収容した状態で封止するラミネートフィルムと、を有し、前記テープにおいて前記電極体と接着する接着面の一部には、他の部分よりも凹んだ凹部が設けられている。
【0007】
請求項1に係る電池セルでは、電極体は、正極、負極及びセパレータが積層されて長尺状に形成されている。また、テープは、帯状に形成されており、電極体の短手方向に延在して電極体の外周に巻き付けられている。さらに、テープが巻き付けられた電極体は、ラミネートフィルムに収容された状態で封止されている。このように、電極体の外周にテープを巻き付けることで、電極体を拘束でき、積層された電極の位置がずれるのを抑制できる。
【0008】
また、テープにおいて電極体と接着する接着面の一部には、他の部分よりも凹んだ凹部が設けられている。これにより、凹部においては、電極体の拘束力が他の部分よりも弱くなっているため、電極体で発生したガスを内部で滞らせずに抜くことができる。
【0009】
請求項2に係る電池セルは、請求項1において、前記凹部は、無負荷状態で前記電極体の表面から離間している。
【0010】
請求項2に係る電池セルでは、無負荷状態でテープの凹部が電極体の表面から離間しているため、この部分では電極体の内部のガスが自由に移動できる。なお、ここでいう「無負荷状態」とは、電極体の内部で発生したガスによって電極体が膨張している状態を除く状態を広く含む概念であり、電極体及びテープに対して全く外力が加えられていない状態のみを指すものではない。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
トヨタ自動車株式会社
電池
10日前
トヨタ自動車株式会社
方法
2日前
トヨタ自動車株式会社
電極
2日前
トヨタ自動車株式会社
車両
9日前
トヨタ自動車株式会社
車両
3日前
トヨタ自動車株式会社
電池
2日前
トヨタ自動車株式会社
電池
11日前
トヨタ自動車株式会社
車両
11日前
トヨタ自動車株式会社
電池
12日前
トヨタ自動車株式会社
車両
9日前
トヨタ自動車株式会社
車両
9日前
トヨタ自動車株式会社
車両
16日前
トヨタ自動車株式会社
装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
組電池
18日前
トヨタ自動車株式会社
軸部材
10日前
トヨタ自動車株式会社
組電池
17日前
トヨタ自動車株式会社
自動車
9日前
トヨタ自動車株式会社
モータ
11日前
トヨタ自動車株式会社
操船装置
9日前
トヨタ自動車株式会社
判定装置
4日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電セル
5日前
トヨタ自動車株式会社
充電装置
4日前
トヨタ自動車株式会社
空気軸受
16日前
トヨタ自動車株式会社
電池セル
2日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
9日前
トヨタ自動車株式会社
ホッパー
5日前
トヨタ自動車株式会社
監視装置
9日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
電動車両
5日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
電動車両
11日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
挿入治具
11日前
トヨタ自動車株式会社
ステータ
2日前
続きを見る
他の特許を見る