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公開番号
2025014586
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023117271
出願日
2023-07-19
発明の名称
蓄電セル
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
H01M
50/103 20210101AFI20250123BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】セルケースの一方向における寸法自由度を高めるとともに、セルケースの封止性の低下を抑制する。
【解決手段】本開示に基づく蓄電セル10のセルケース200において、筒状本体部210は、フィルムFを筒状に成形してなり、両端のそれぞれに第1開口部218および第2開口部219が形成されている。第1封口体510は、第1開口部218を閉塞している。第2封口体610は、第2開口部219を閉塞している。第1封口体510は、筒状本体部210の内周面210Sと接する外周面511Sを有している。外周面511Sは、本体表面部511Saと、突出部511Sbとを有している。本体表面部511Saは、第1開口部218および第2開口部219が並ぶ第1方向D1に平行に延びている。突出部511Sbは、本体表面部511Saから筒状本体部210に向かって突出している。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
電極体と、
前記電極体を収容するセルケースとを備え、
前記セルケースは、
フィルムを筒状に成形してなり、両端のそれぞれに第1開口部および第2開口部が形成された筒状本体部と、
前記第1開口部を閉塞する第1封口体と、
前記第2開口部を閉塞する第2封口体とを有し、
前記第1封口体は、前記筒状本体部の内周面と接着する外周面を有し、
前記外周面は、前記第1開口部および前記第2開口部が並ぶ第1方向に平行に延びる本体表面部と、前記本体表面部から前記筒状本体部に向かって突出する突出部とを有する、蓄電セル。
続きを表示(約 290 文字)
【請求項2】
前記フィルムは、前記筒状本体部の前記内周面を構成する樹脂層と、該樹脂層に積層された金属層とを含み、
前記樹脂層は、前記突出部と嵌合している孔部を有する、請求項1に記載の蓄電セル。
【請求項3】
前記孔部は、前記樹脂層を貫通しており、
前記突出部は、前記孔部を介して前記金属層と接している、請求項2に記載の蓄電セル。
【請求項4】
前記突出部は、前記筒状本体部の前記内周面の周方向に沿って環状に延びており、
前記孔部は、前記突出部に沿って環状に延びている、請求項2または請求項3に記載の蓄電セル。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、蓄電セルに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1(特開2019-106372号公報)には、電池ケースと、電極組立体と、を有する電池が開示されている。電池ケースは、電極組立体を収容する収容部と、蓋部とを含む。蓋部は、収容部の開放面の少なくとも一部を覆う。電極組立体の配置および電解液の注入後、収容部の開放面を蓋部で密閉又は封止される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-106372号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されているような電池のセルケースは、セルケース内の水分量の変動を抑制するため、封止性の低下を抑制することが重要である。また、蓄電セルをたとえば車載用として用いる場合には、蓄電セルをより低背化するとともに、エネルギー密度低下抑制のため、蓄電セルの横方向のうちの一方向における寸法をより大きくすることが求められる。しかしながら、従来の蓄電セルにおいては、上記一方向にさらに長い寸法を有するセルケールを製造することが困難であった。このため、上記一方向における寸法に制約が生じていた。
【0005】
本開示は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、セルケースの一方向における寸法自由度を高めるとともに、セルケースの封止性の低下を抑制できる、蓄電セルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に基づく蓄電セルは、電極体と、セルケースとを備えている。セルケースは、電極体を収容している。セルケースは、筒状本体部と、第1封口体と、第2封口体とを有している。筒状本体部は、フィルムを筒状に成形してなり、両端のそれぞれに第1開口部および第2開口部が形成されている。第1封口体は、第1開口部を閉塞している。第2封口体は、第2開口部を閉塞している。第1封口体は、筒状本体部の内周面と接する外周面を有している。外周面は、本体表面部と、突出部とを有している。本体表面部は、第1開口部および第2開口部が並ぶ第1方向に平行に延びている。突出部は、本体表面部から筒状本体部に向かって突出している。
【0007】
上記の構成によれば、セルケースの筒状本体部をフィルムから成形するため、セルケースの第1方向における寸法自由度を高めることができる。さらには、筒状本体部をフィルムから成形した場合であっても、筒状本体部の内周面と第1封口体の外周面との間が、本体表面部と突出部とによりラビリンス構造となる。これにより、セルケースの筒状本体部をフィルムから成形した場合であっても、セルケースの封止性の低下を抑制できる。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、セルケースの一方向における寸法自由度を高めるとともに、セルケースの封止性の低下を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
一実施形態に係る蓄電セルを示す斜視図である。
一実施形態に係る蓄電セルの分解斜視図である。
図1に示すIII-III線に沿った断面図である。
図1に示すIV-IV線に沿った断面図である。
図3の領域Vを拡大して示す部分的な断面図である。
一実施形態に係る蓄電セルにおいて、セルケースを成形している途中の様子を模式的に示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下で参照する図面では、同一またはそれに相当する部材に、同じ番号が付されている。
(【0011】以降は省略されています)
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