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公開番号
2025008745
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023111190
出願日
2023-07-06
発明の名称
蓄電セル
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
H01M
50/103 20210101AFI20250109BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】セルケースの一方向における寸法自由度を高めるとともに、セルケースの封止性の低下を抑制する。
【解決手段】本開示に基づく蓄電セル10において、筒状本体部210は、フィルムFを筒状に成形してなる。第1封口体510は、第1開口部218を閉塞している。第2封口体610は、第2開口部219を閉塞している。第1封口体510は、第1板状部511と、第1延出部512とを有している。第1板状部511は、第1開口部218および第2開口部219が並ぶ第1方向D1に直交する仮想平面に平行に延びている。第1板状部511は、第1開口部218と第1方向D1において隣り合っている。第1延出部512は、第1板状部511から第1方向D1に延びている。第1延出部512は、筒状本体部210の内側に配置されている。第1延出部512は、筒状本体部210の内周面210Sと接合している。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
電極体と、
前記電極体を収容するセルケースとを備え、
前記セルケースは、
フィルムを筒状に成形してなり、両端のそれぞれに第1開口部および第2開口部が形成された筒状本体部と、
前記第1開口部を閉塞する第1封口体と、
前記第2開口部を閉塞する第2封口体とを有し、
前記第1封口体は、前記第1開口部および前記第2開口部が並ぶ第1方向に直交する仮想平面に平行に延び、前記第1開口部と前記第1方向において隣り合う第1板状部と、
前記第1板状部から前記第1方向に延び、前記筒状本体部の内側に配置されている、第1延出部とを有し、
前記第1延出部は、前記筒状本体部の内周面と接合している、蓄電セル。
続きを表示(約 260 文字)
【請求項2】
前記第1延出部は、前記筒状本体部の前記内周面に沿って延びており、筒状の外形を有している、請求項1に記載の蓄電セル。
【請求項3】
前記フィルムは、前記筒状本体部の前記内周面を構成する樹脂層と、該樹脂層に積層された金属層とを含み、
前記第1延出部は、前記第1板状部に一体的に成形された内層部と、該内層部と前記筒状本体部との間に配置された外層部とを有し、
前記外層部は樹脂からなり、前記フィルムの前記樹脂層と溶着している、請求項1または請求項2に記載の蓄電セル。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、蓄電セルに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1(特開2021-061100号公報)には、開口部シールのフィルムと容器蓋のフィルムとの樹脂融着層を介して、開口部シールが容器蓋に固定され、開口部が密閉されることを特徴とする、電池セルケースが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-061100号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されているように、セルケースは、封止性の低下を抑制することが重要である。また、蓄電セルをたとえば車載用として用いる場合には、蓄電セルをより低背化するとともに、エネルギー密度低下抑制のため、蓄電セルの横方向のうちの一方向における寸法をより大きくすることが求められる。しかしながら、従来の蓄電セルにおいては、上記一方向にさらに長い寸法を有するセルケールを製造することが困難であった。このため、上記一方向における寸法に制約が生じていた。
【0005】
本開示は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、セルケースの一方向における寸法自由度を高めるとともに、セルケースの封止性の低下を抑制できる、蓄電セルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に基づく蓄電セルは、電極体と、セルケースとを備えている。セルケースは、電極体を収容している。セルケースは、筒状本体部と、第1封口体と、第2封口体とを有している。筒状本体部は、フィルムを筒状に成形してなる。筒状本体部は、両端のそれぞれに第1開口部および第2開口部が形成されている。第1封口体は、第1開口部を閉塞している。第2封口体は、第2開口部を閉塞している。第1封口体は、第1板状部と、第1延出部とを有している。第1板状部は、第1開口部および第2開口部が並ぶ第1方向に直交する仮想平面に平行に延びている。第1板状部は、第1開口部と第1方向において隣り合っている。第1延出部は、第1板状部から第1方向に延びている。第1延出部は、筒状本体部の内側に配置されている。第1延出部は、筒状本体部の内周面と接合している。
【0007】
本開示によれば、セルケースの筒状本体部をフィルムから成形するため、セルケースの第1方向における寸法自由度を高めることができる。さらには、筒状本体部をフィルムから成形した場合であっても、第1封口体が第1延出部を有するため、第1延出部により第1封口体と筒状本体部の内周面とが互いに密に接合される。これにより、セルケースの筒状本体部をフィルムから成形した場合であっても、セルケースの封止性の低下を抑制できる。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、セルケースの一方向における寸法自由度を高めるとともに、セルケースの封止性の低下を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
一実施形態に係る蓄電セルを示す斜視図である。
一実施形態に係る蓄電セルの分解斜視図である。
図1に示すIII-III線に沿った断面図である。
図1に示すIV-IV線に沿った断面図である。
一実施形態に係る蓄電セルにおいて、セルケースを成形している途中の様子を模式的に示す斜視図である。
図3の領域VIを拡大して示す部分的な断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下で参照する図面では、同一またはそれに相当する部材に、同じ番号が付されている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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