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公開番号
2025014560
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023117225
出願日
2023-07-19
発明の名称
画像処理装置、その制御方法、及びプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人ひのき国際特許事務所
主分類
H04N
1/00 20060101AFI20250123BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】留置スキャンにおいて、すでに登録済みのスキャンチケットの保存先を変更したい場合、従来では、画像処理装置の操作パネルから保存先となるURLを直接変更する必要があったが、URLを直接変更するのは困難であった。
【解決手段】画像処理装置100は、スキャン処理により得られた画像データを含むファイルの保存先を示すURLが設定されたスキャンチケットを解析し、前記保存先を示すURLをデコードし、前記デコードの結果に従い、前記保存先に係るフォルダ階層を表示し(S1510)、前記フォルダ階層の表示を用いて前記保存先を変更する(S1511)。
【選択図】図12
特許請求の範囲
【請求項1】
画像処理装置であって、
スキャン処理により得られた画像データを含むファイルの保存先を示すURLが設定されたスキャンチケットを解析し、前記保存先を示すURLをデコードするデコード手段と、
前記デコードの結果に従い、前記保存先に係るフォルダ階層を表示する表示手段と、
前記フォルダ階層の表示を用いて前記保存先を変更する変更手段と、
を有することを特徴とする画像処理装置。
続きを表示(約 980 文字)
【請求項2】
前記スキャンチケットには、前記保存先へのアクセス権を示す情報が含まれ、
前記アクセス権を示す情報を用いて前記保存先のフォルダ情報を取得する取得手段を有し、
前記表示手段は、前記デコードの結果と前記保存先のフォルダ情報とに従い、前記保存先に係るフォルダ階層を表示する、ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記変更手段は、前記フォルダ階層の表示から選択されたフォルダに保存先を変更する、ことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記取得手段は、前記保存先が変更された場合に、該変更された保存先のフォルダ情報を取得し、
前記表示手段は、前記変更された保存先のフォルダ情報が取得された場合に、該フォルダ情報に従い前記フォルダ階層の表示を更新する、ことを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
【請求項5】
情報処理装置から受信したスキャンチケットを登録する登録手段を有し、
前記登録手段は、前記保存先の変更に基づき、前記登録されているスキャンチケットを更新する、又は、新たなスキャンチケットを登録する、ことを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
【請求項6】
画像処理装置の制御方法であって、
スキャン処理により得られた画像データを含むファイルの保存先を示すURLが設定されたスキャンチケットを解析し、前記保存先を示すURLをデコードするデコード工程と、
前記デコードの結果に従い、前記保存先に係るフォルダ階層を表示する表示工程と、
前記フォルダ階層の表示を用いて前記保存先を変更する変更工程と、
を有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
【請求項7】
コンピュータを、
スキャン処理により得られた画像データを含むファイルの保存先を示すURLが設定されたスキャンチケットを解析し、前記保存先を示すURLをデコードするデコード手段、
前記デコードの結果に従い、前記保存先に係るフォルダ階層を表示する表示手段、
前記フォルダ階層の表示を用いて前記保存先を変更する変更手段として機能させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像処理装置、その制御方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 3,100 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、企業では画像処理装置で紙文書を電子化することが多くなっている。
特許文献1には、電子化した紙文書をネットワーク上のサーバなどに保存する際の保存先設定に関する技術が提案されている。特許文献1では、画像処理装置がネットワークを探索することで、フォルダ構成などの保存先情報を画像処理装置の液晶パネルに表示し、ユーザがそれを選択することで、保存先を容易に設定できる。
【0003】
また、紙文書を電子化する前に画像の読取設定や読み取った画像の保存先を予めクライアント端末からスキャンチケットとして保存しておき、ユーザが画像処理装置で画像読み取り時に、そのスキャンチケットを利用することで、容易に画像読み取りを行えるような技術が存在する(以下「留置スキャン」という)。なお、クライアント端末は、パーソナルコンピュータ(PC)やスマートフォンなどである。また、このスキャンチケットを保存する際に、再利用可能とする設定や、スキャンチケット作成者以外のユーザが使用できるよう共有設定を付与することが可能となっている。共有設定のあるスキャンチケットを使用する際には、各ユーザが自身の保存先へのアクセス権を付与することで、スキャンチケット使用者自身のアクセス権を用いて、保存先に画像を送信することが可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2003-274102号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の技術では、画像の保存先は構内ネットワーク(LAN)上のサーバやコンピュータであり、スキャンチケットを用いた留置スキャンの保存先であるストレージサーバに画像を保存することについては特に考慮されていない。例えば、特許文献1では、保存先へのアクセスはユーザ名、パスワードによる認証であり、保存先としてクラウドなどのストレージサーバの場合にアクセスするのに必要となるRFC(Request For Comments)で規定されたOAuth2.0など権限の認可によってアクセストークンを用いたものについて何ら考慮されていない。そのため、留置スキャンにおいて、すでに画像処理装置に保存されているスキャンチケットに設定されている画像の保存先を、画像処理装置上で変更したい場合に課題がある。従来の技術では、保存先の変更には画像処理装置の操作パネルを用いて、保存先情報であるURL(Uniform Resource Locator)を直接変更する必要がある。しかし、メールアドレスやSMBを用いたサーバの任意のフォルダといった従来の保存先とは異なり、留置スキャンの保存先となるストレージサーバ上のフォルダを示すURLは、直感的に保存先のフォルダなどの構成が分かりにくい場合がある。そのため、画像処理装置の操作パネル上で直接文字入力をして、このような保存先を変更することはユーザにとって困難である。
【0006】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものである。本発明は、すでに登録済みのスキャンチケットに設定されている画像の保存先を、画像処理装置上から容易に行うことができる仕組みを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、画像処理装置であって、スキャン処理により得られた画像データを含むファイルの保存先を示すURLが設定されたスキャンチケットを解析し、前記保存先を示すURLをデコードするデコード手段と、前記デコードの結果に従い、前記保存先に係るフォルダ階層を表示する表示手段と、前記フォルダ階層の表示を用いて前記保存先を変更する変更手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、すでに登録済みのスキャンチケットに設定されている画像の保存先を、画像処理装置上から容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態を示すシステム構成の一例を示す図。
画像処理装置のコントローラ部のハードウェア構成の一例を示すブロック図。
認可サーバ、ストレージサーバ、クライアント端末のコントローラ部のハードウェア構成の一例を示すブロック図。
画像処理装置のソフトウェア構成の一例を示すブロック図。
クライアント端末から画像処理装置にスキャンチケットを保存する処理の一例を示すシーケンス図。
クライアント端末がストレージサーバの保存先を設定する処理の一例を示すシーケンス図。
クライアント端末に表示される留置スキャン設定画面の一例を示す図。
画像処理装置に保存されたスキャンチケットの一例を示す図。
クライアント端末に表示される認可画面、画像処理装置上に表示されるスキャンチケット選択画面の一例を示す図。
画像処理装置上に表示される個人スキャンチケット一覧表示画面、留置スキャン実行画面の一例を示す図。
画像処理装置でスキャンチケットに定義された留置スキャンジョブを実行して、ストレージサーバにスキャンした画像を保存する処理の一例を示すシーケンス図。
画像処理装置でスキャンチケットの保存先を変更し、新たに定義された留置スキャンジョブを実行する処理の一例を示すシーケンス図。
画像処理装置上に表示される保存先情報取得中画面、保存先情報画面の一例を示す図。
画像処理装置に保存された一時スキャンチケットの一例を示す図。
画像処理装置における保存先変更処理の一例を示すフローチャート。
画像処理装置上に表示される子フォルダの保存先情報画面、親フォルダの保存先情報画面の一例を示す図。
画像処理装置上に表示される保存先情報画面、保存先変更処理完了後の留置スキャン実行画面の一例を示す図。
画像処理装置に保存する保存先変更処理完了後のスキャンチケットの一例を示す図。
変更された一時スキャンチケットを用いてスキャンを実行した後のスキャンチケットの保存先変更を保持する処理の一例を示すシーケンス図。
画像処理装置上に表示される送信結果画面、クライアント端末に送信する送信結果通知メールの一例を示す図。
画像処理装置上に表示される変更保持選択画面の一例を示す図。
画像処理装置に保存された変更した保存先を上書き保存したスキャンチケットの一例を示す図。
画像処理装置における変更した保存先の登録に関する処理の一例を示すフローチャート。
画像処理装置上に表示される文字入力画面の一例を示す図。
画像処理装置に保存された変更した保存先を新規作成保存したスキャンチケットの一例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。ただし、本実施形態の形態で説明されている特徴の全てが本発明の解決手段に必須のものであるとは限らない。本発明の実施形態では、画像処理装置とPCやスマートフォンなどのクライアント端末、認可サーバ、ストレージサーバが連携するサービスの例について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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