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公開番号2025014088
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-29
出願番号2021202155
出願日2021-12-14
発明の名称動画像復号装置および動画像符号化装置
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人
主分類H04N 19/61 20140101AFI20250122BHJP(電気通信技術)
要約【課題】非分離変換により符号化効率を向上させることができる動画像符号化・復号装置を提供する。
【解決手段】本発明の一態様に係る動画像復号装置は、予測画像を生成する予測画像生成部と、逆非分離変換を行う逆非分離変換部を備えている動画像復号装置であって、上記非分離変換部は、変換係数の特定の周波数成分を変化させないことを特徴とする。
【選択図】図15
特許請求の範囲【請求項1】
予測画像を生成する予測画像生成部と、
逆非分離変換を行う逆非分離変換部を備えている動画像復号装置であって、
上記非分離変換部は、変換係数の特定の周波数成分を変化させないことを特徴とする動画像復号装置。
続きを表示(約 870 文字)【請求項2】
上記逆非分離変換部は、左上成分であるDC成分を変化させないことを特徴とする請求項1に記載の動画像復号装置。
【請求項3】
上記逆非分離変換部は、インター予測の場合に、左上成分であるDC成分を変化させないことを特徴とする請求項2に記載の動画像復号装置。
【請求項4】
上記逆非分離変換部は、上記DC成分を除外して一次元配列を導出し、一次元配列に変換を行うことを特徴とする請求項2に記載の動画像復号装置。
【請求項5】
上記逆非分離変換部は、左上成分を除く左端成分と上端成分が0である変換行列を用いることを特徴とする請求項1に記載の動画像復号装置。
【請求項6】
予測画像を生成する予測画像生成部と、
逆非分離変換を行う逆非分離変換部を備えている動画像復号装置であって、
上記非分離変換部は、変換係数の特定の周波数成分を変化させないことを特徴とする動画像符号化装置。
【請求項7】
イントラ予測画像とインター予測画像の重み付け和により予測画像を導出する場合において、上記イントラ予測画像の導出に用いたイントラ予測モードを用いて、非分離変換の変換行列を選択し、非分離変換を行うことを特徴とする動画像復号装置。
【請求項8】
上記予測画像を用いるモードは、隣接ブロックの状態に応じて上記重みを導出するCIIPモードであることを特徴とする請求項7に記載の動画像復号装置。
【請求項9】
上記予測画像を用いるモードは、符号化データから導出したパラメータにより重みを導出するジオメトリモードであることを特徴とする請求項7に記載の動画像復号装置。
【請求項10】
イントラ予測画像とインター予測画像の重み付け和により予測画像を導出する場合において、上記イントラ予測画像の導出に用いたイントラ予測モードを用いて、非分離変換の変換行列を選択し、非分離変換を行うことを特徴とする動画像符号化装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、動画像復号装置および動画像符号化装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
動画像を効率的に伝送または記録するために、動画像を符号化することによって符号化データを生成する動画像符号化装置、および、当該符号化データを復号することによって復号画像を生成する動画像復号装置が用いられている。
【0003】
具体的な動画像符号化方式としては、例えば、H.264/AVCやHEVC(High-Efficiency Video Coding)方式などが挙げられる。
【0004】
このような動画像符号化方式においては、動画像を構成する画像(ピクチャ)は、画像を分割することにより得られるスライス、スライスを分割することにより得られる符号化ツリーユニット(CTU:Coding Tree Unit)、符号化ツリーユニットを分割することで得られる符号化単位(符号化ユニット(Coding Unit:CU)と呼ばれることもある)、及び、符号化単位を分割することより得られる変換ユニット(TU:Transform Unit)からなる階層構造により管理され、CU毎に符号化/復号される。
【0005】
また、このような動画像符号化方式においては、通常、入力画像を符号化/復号することによって得られる局所復号画像に基づいて予測画像が生成され、当該予測画像を入力画像(原画像)から減算して得られる予測誤差(「差分画像」または「残差画像」と呼ぶこともある)が符号化される。予測画像の生成方法としては、画面間予測(インター予測)、および、画面内予測(イントラ予測)が挙げられる。
【0006】
また、非特許文献1には、対象ブロックを矩形以外の形状に分割し、領域ごとに異なるインター予測を実施するGPM(Geometric partition mode)モードが開示されている。このように対象ブロックを矩形以外の形状に分割することにより、複雑なテクスチャに対してもより正確に予測することができ、符号化効率が向上する。また、非特許文献1には、変換ユニット毎に、予測誤差を分離変換した係数をさらに低周波数領域に集中させるために、非分離変換する画像符号化装置が開示されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0007】
ITU-T Rec. H.266
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
非特許文献1では、方向性をもつ予測残差に対して有効な非分離変換技術が、隣接画素との相関が高く輝度変化が生じにくいイントラ予測ブロックのみに適用され、輝度変化が生じやすいインター予測ブロックには適応されていない課題がある。本発明は、輝度変化がある場合においても好適に逆非分離変換を適用することができる動画像復号装置、動画像符号化装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る動画像復号装置は、予測画像を生成する予測画像生成部と、逆非分離変換を行う逆非分離変換部を備えている動画像復号装
置であって、上記非分離変換部は、変換係数の特定の周波数成分を変化させないことを特徴とする。
【0010】
上記逆非分離変換部は、左上成分であるDC成分を変化させないことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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