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公開番号
2025013937
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-28
出願番号
2024186695,2022567823
出願日
2024-10-23,2020-08-29
発明の名称
聴覚補助装置
出願人
シェンツェン・ショックス・カンパニー・リミテッド
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04R
25/00 20060101AFI20250121BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】聴覚補償効果を向上させる聴覚補助装置を提供する。
【解決手段】聴覚補助装置10は、初期音声を受け、かつ、初期音声を電気信号に変換する信号入力モジュール100と、前記電気信号を処理して制御信号を生成する信号処理モジュール200と、前記制御信号を、ユーザの骨伝導音波及びユーザの耳に聞こえる空気伝導音波に変換する少なくとも1つの出力トランスジューサ300と、を含む。ユーザの耳に聞こえる気導音声の音強度は、目標周波数範囲内で、前記空気伝導音波がユーザの耳に伝達されることにより、前記信号入力モジュールによって受けた前記初期音声の音強度より高い。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
初期音声を受け、かつ前記初期音声を電気信号に変換するように構成された信号入力モジュールと、
前記電気信号を処理して制御信号を生成するように構成された信号処理モジュールと、
前記制御信号を、ユーザの骨伝導音波及びユーザの耳に聞こえる空気伝導音波に変換するように構成された少なくとも1つの出力トランスジューサとを含み、
目標周波数範囲内で、前記空気伝導音波がユーザの耳に伝達されることにより、ユーザの耳に聞こえる気導音声の音強度が、前記信号入力モジュールによって受けられた前記初期音声の音強度より高い、ことを特徴とする聴覚補助装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記目標周波数範囲は、200Hz~8000Hzである、ことを特徴とする請求項1に記載の聴覚補助装置。
【請求項3】
前記目標周波数範囲は、500Hz~6000Hzである、ことを特徴とする請求項1に記載の聴覚補助装置。
【請求項4】
前記目標周波数範囲は、750Hz~1000Hzである、ことを特徴とする請求項1に記載の聴覚補助装置。
【請求項5】
前記信号処理モジュールは、信号処理ユニットを含み、前記信号処理ユニットは、
前記電気信号を高周波数帯域成分と低周波数帯域成分に分割するように構成された周波数分割モジュールと、
前記周波数分割モジュールに結合され、前記高周波数帯域成分に基づいて高周波出力信号を生成するように構成された高周波信号処理モジュールと、
前記周波数分割モジュールに結合され、前記低周波数帯域成分に基づいて低周波出力信号を生成するように構成された低周波信号処理モジュールとを含む、ことを特徴とする請求項1に記載の聴覚補助装置。
【請求項6】
前記電気信号は、前記初期音声の高周波数帯域成分に対応する高周波出力信号と、前記初期音声の低周波数帯域成分に対応する低周波出力信号とを含み、前記信号処理ユニットは、
前記高周波数帯域成分に基づいて高周波出力信号を生成するように構成された高周波信号処理モジュールと、
前記低周波数帯域成分に基づいて低周波出力信号を生成するように構成された低周波信号処理モジュールとを含む、ことを特徴とする請求項1に記載の聴覚補助装置。
【請求項7】
前記信号処理モジュールは、前記高周波出力信号又は前記低周波出力信号を前記制御信号に増幅するように構成された電力増幅器をさらに含む、ことを特徴とする請求項5又は6に記載の聴覚補助装置。
【請求項8】
前記出力トランスジューサは、
前記信号処理モジュールに電気的に接続されて前記制御信号を受信し、前記制御信号に基づいて前記骨伝導音波を生成する第1振動部品と、
前記第1振動部品に結合され、前記第1振動部品の駆動で前記空気伝導音波を生成するハウジングとを含む、ことを特徴とする請求項1に記載の聴覚補助装置。
【請求項9】
前記ハウジングと前記第1振動部品との接続は、剛性接続である、ことを特徴とする請求項8に記載の聴覚補助装置。
【請求項10】
前記ハウジングと前記第1振動部品は、弾性部材により前記第1振動部品に接続される、ことを特徴とする請求項8に記載の聴覚補助装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願は、音響の分野に関し、特に聴覚補助装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の聴覚補助装置は、通常、骨導による音声伝達又は気導による音声伝達の方式でユーザに聴覚補償を提供することができる。いくつかの聴覚補助装置(例えば、助聴器)では、骨導による音声伝達の方式は、骨導振動子の性能の影響によりいくつかの周波数帯域において生成される振動信号の強度が不十分になることを引き起こすため、骨導方式で聴覚補償を行う効果が理想的ではない。また、伝導性難聴者にとって、従来の気導助聴器では、いくつかの周波数帯域において気導音声閾値の差が大きいという状況が発生し、これにより、気導方式で聴覚補償を行うことが難しくなり、ユーザが広い周波数範囲又は複数の周波数帯域の音声を聞こえる必要がある場合、上記問題によりユーザのリスニング体験が悪くなる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
したがって、ユーザの特定の周波数帯域における聴覚補償効果を向上させることができる、骨導方式と気導方式を組み合わせて聴覚補償を行う聴覚補助装置を提供することが望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本願の一実施例に係る聴覚補助装置は、初期音声を受け、かつ前記初期音声を電気信号に変換するように構成された信号入力モジュールと、前記電気信号を処理して制御信号を生成するように構成された信号処理モジュールと、前記制御信号を、ユーザの骨伝導音波及びユーザの耳に聞こえる空気伝導音波に変換するように構成された少なくとも1つの出力トランスジューサとを含み、目標周波数範囲内で、前記空気伝導音波がユーザの耳に伝達されることにより、ユーザの耳に聞こえる気導音声の音強度が、前記信号入力モジュールによって受けられた前記初期音声の音強度より高い。
【0005】
いくつかの実施例では、前記目標周波数範囲は、200Hz~8000Hzである。
【0006】
いくつかの実施例では、前記目標周波数範囲は、500Hz~6000Hzである。
【0007】
いくつかの実施例では、前記目標周波数範囲は、750Hz~1000Hzである。
【0008】
いくつかの実施例では、前記信号処理モジュールは、信号処理ユニットを含み、前記信号処理ユニットは、前記電気信号を高周波数帯域成分と低周波数帯域成分に分割するように構成された周波数分割モジュールと、前記周波数分割モジュールに結合され、前記高周波数帯域成分に基づいて高周波出力信号を生成するように構成された高周波信号処理モジュールと、前記周波数分割モジュールに結合され、前記低周波成分に基づいて低周波出力信号を生成するように構成された低周波信号処理モジュールとを含む。
【0009】
いくつかの実施例では、前記電気信号は、前記初期音声の高周波数帯域成分に対応する高周波出力信号と、前記初期音声の低周波数帯域成分に対応する低周波出力信号とを含み、前記信号処理ユニットは、前記高周波数帯域成分に基づいて高周波出力信号を生成するように構成された高周波信号処理モジュールと、前記低周波数帯域成分に基づいて低周波出力信号を生成するように構成された低周波信号処理モジュールとを含む。
【0010】
いくつかの実施例では、前記信号処理モジュールは、前記高周波出力信号又は前記低周波出力信号を前記制御信号に増幅するように構成された電力増幅器をさらに含む。
(【0011】以降は省略されています)
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