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公開番号2025013836
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-28
出願番号2024177453,2023534978
出願日2024-10-09,2021-12-09
発明の名称無視ビットについてのトリガーフレーム内のビットのソースを定義し、冗長なビームフォーミング済みビットを解放するための方法及び装置
出願人華為技術有限公司,HUAWEI TECHNOLOGIES CO.,LTD.
代理人弁理士法人ITOH
主分類H04L 27/26 20060101AFI20250121BHJP(電気通信技術)
要約【課題】無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)においてデータを伝送するための方法及びシステムが開示される。
【解決手段】当該方法は、WLANにおいて、第1の無線通信デバイスからトリガーフレームを伝送するステップであり、トリガーフレームは、トリガーフレーム内の所定のビット位置に、第1の無線通信デバイスへの伝送のために第2の無線通信デバイスがトリガーベースのフレームにコピーする値が入力されるビットの1つ以上のサブフィールドを含む、ステップを含む。
【選択図】図6

特許請求の範囲【請求項1】
無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)においてデータを伝送するための方法であって、
前記WLANにおいて、第1の無線通信デバイスからトリガーフレームを伝送するステップであり、前記トリガーフレームは、特殊ユーザフィールド内の所定のビット位置に、前記第1の無線通信デバイスへの伝送のために第2の無線通信デバイスがトリガーベースのフレームにコピーする値が入力されるビットの1つ以上のサブフィールドを含む前記特殊ユーザフィールドを含む、ステップを含む方法。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記トリガーフレームは共通情報フィールドを含み、前記共通情報フィールドは前記ビットの1つ以上のサブフィールドを有する、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記共通情報フィールドは少なくとも63ビットを有し、前記ビットの1つ以上のサブフィールドはビット位置53~63に含まれる、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記ビットの1つ以上のサブフィールドは、前記特殊ユーザフィールドの先頭の5オクテットのビット内に含まれる11ビットである、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記11ビットは不連続である、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記11ビットは、前記トリガーベースのフレームのU-SIGフィールドの無視ビット(disregard bit)にコピーされる情報を含む、請求項4又は5に記載の方法。
【請求項7】
無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)においてデータを伝送するための方法であって、
前記WLAN内のステーション(STA)により、特殊ユーザフィールドを含むトリガーフレームを受信するステップと、
前記トリガーフレームに応じて、
前記特殊ユーザフィールドの1つ以上の所定のビット位置からの内容を応答フレームの所定の無視ビット(disregard bit)位置にコピーするステップと、
前記STAにより、前記応答フレームを伝送するステップと
を含む方法。
【請求項8】
前記応答フレームの前記所定の無視ビット(disregard bit)位置は、EHTトリガーベース(TB)物理層プロトコルデータユニット(PPDU)のユニバーサル信号(U-SIG)フィールドのユニバーサル信号1(U-SIG-1)サブフィールドの位置B20~B25及びユニバーサル信号2(U-SIG-2)サブフィールドのB11~B15である、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記トリガーフレームの前記1つ以上の所定のビット位置は、前記トリガーフレームの前記特殊ユーザフィールドから決定される11ビットを含む、請求項7又は8に記載の方法。
【請求項10】
前記11ビットは、前記トリガーフレームの前記特殊ユーザフィールド内の不連続ビットである、請求項9に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
[技術分野]
本出願は、無線ネットワーク通信のための方法及びシステムに関し、より具体的には、無視ビット(disregard bit)についてのトリガーフレーム内のビットのソースを定義し、冗長なビームフォーミング済みビットを解放することに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
米国電気電子学会(IEEE, Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11
TM
は、Wi-Fi周波数帯域で無線ローカルエリアネットワーク(WLAN, wireless local area network)通信を実現するための媒体アクセス制御(MAC, media access control)及び物理層(PHY, physical layer)仕様標準のグループである。802.11
TM
は、無線LANワーキンググループ標準のファミリである。これらの標準は着実な発展を経験しており、仮想又は拡張現実、没入型ゲーム、リモートオフィス及びクラウドコンピューティングを含む新たな出現しつつあるアプリケーションにより推進される、向上したスループット、低減されたレイテンシ及びジッタ、より高い信頼性、並びに改善した電力効率に対する増え続ける需要を満たすために、継続的な成長が予想されている。
【0003】
新たなプロトコルであるIEEE802.11be
TM
は、現在、IEEE802.11
TM
タスクグループTGbeによる開発中であり、IEEE802.11ax
TM
の後の次世代のWi-Fiを定義するための次の主要なIEEE802.11
TM
の修正となる予定である。IEEE802.11be
TM
(超ハイスループット(EHT, Extremely High Throughput)とも呼ばれる)は、少なくとも30Gbpsのデータレートをサポートすることが想定されており、免許不要の運用では、現在IEEE802.11axで考えられている160MHzの最大帯域幅の2倍となる、320MHzまでのスペクトル帯域幅を使用する可能性がある。802.11beの改善した能力は、少なくとも部分的には、免許不要の使用のための6GHz周波数帯域の解放に起因する可能性がある。
【0004】
802.11
TM
における要素のうち、物理層(PHY, physical layer)は、送信機と受信機との間のデコード可能な通信を可能にする適切に構造化されたフレームを準備する物理層コンバージェンス手順(PLCP, Physical Layer Convergence Procedure)サブレイヤを含む。フレーム、例えば、PLCPプロトコルデータユニット(PPDU, PLCP protocol data unit)は、プリアンブルフィールド及びペイロードを含む複数のフィールドで構成される。プリアンブルの内容は、送信機を受信機と同期させるために重要である。フレームは、数ある情報の中でも、適用する伝送レートと、変調方式と、エラーコード化のタイプとを受信機に通知する。
【0005】
伝送オーバーヘッドを最小限に保持するために、プリアンブルフォーマット及び内容はできる限り簡潔であり、一方で、依然として伝達される情報に柔軟性を許容することが望ましい。
【発明の概要】
【0006】
本開示の例示的な実施形態は、EHT TB PPDUのU-SIGのビットにコピーされ、EHT NDP PPDUの冗長ビットを解放するトリガーフレームのビットを定義する。
【0007】
第1の例示的な態様によれば、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN, wireless local area network)においてデータを伝送するための方法である。当該方法は、WLANにおいて、第1の無線通信デバイスからトリガーフレームを伝送するステップを含む。トリガーフレームは、特殊ユーザフィールド内の所定のビット位置にビットの1つ以上のサブフィールドを含む特殊ユーザフィールドを有する。これらのビットの1つ以上のサブフィールドは、第1の無線通信デバイスへの伝送のために第2の無線通信デバイスがトリガーベースのフレームにコピーする値が入力される。
【0008】
第1の例示的な態様のいくつかの例では、トリガーフレームは共通情報フィールドを含み、ビットの1つ以上のサブフィールドは共通情報フィールドに含まれる。
【0009】
上記の態様のいくつかの例では、共通情報フィールドは少なくとも63ビットを含み、ビットの1つ以上のサブフィールドはビット位置53~63に含まれる。
【0010】
上記の態様のいくつかの例では、トリガーフレームは特殊ユーザフィールドを含み、ビットの1つ以上のサブフィールドは特殊ユーザフィールドに含まれる。
(【0011】以降は省略されています)

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