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公開番号
2025013833
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-28
出願番号
2024177194,2021535626
出願日
2024-10-09,2020-03-04
発明の名称
通常コード化ビンの数の削減
出願人
インターデジタル ヴイシー ホールディングス, インコーポレイテッド
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
19/13 20140101AFI20250121BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】エントロピー符号化および復号における通常のコード化ビンの数を削減する方法および装置を提供する。
【解決手段】コンテキストベースの適応型2値算術コーディング(CABAC)で符号化するために、非2値構文要素の値が、2値化処理を介して、2値シーケンス(ビン文字列)にマッピングされる。2値算術コーディングエンジンは、2値シンボルの先頭の一つ以上の2値シンボルを、バイパスモードを使用してエントロピー符号化し、2値シンボルの残りを、コンテキストベースのモードでエントロピー符号化する。
【選択図】図11A
特許請求の範囲
【請求項1】
方法であって、
ビットストリームから複数の2値シンボルを復号することであって、前記複数の2値シンボルの第1の2値シンボルは、コンテキストベースのモードを使用してエントロピー復号され、前記第1の2値シンボルに続く各2値シンボルは、バイパスモードでエントロピー復号される、復号することと、
2値化スキームに対応する、前記複数の2値シンボルによって表されるインデックスを取得することと、
2つの予測因子の重み付け和としてブロックの予測を形成することであって、前記インデックスは、前記重み付け和を形成するときに前記2つの予測因子の重み付けに使用されるそれぞれの重み係数を示す、形成することと、を含む、方法。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記2値化スキームが、トランケートされたライス2値化スキームである、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記インデックスが、重み係数のセットから、前記重み付け和を形成するときに前記2つの予測因子のうちの1つを重み付けするための重み係数を示す、請求項1または2に記載の方法。
【請求項4】
別の重み係数が、前記重み係数に応答して取得され、前記別の重み係数が、前記重み付け和を形成するときに前記2つの予測因子のうちの別の1つの重み付けに使用される、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記第1の2値シンボルは、前記重み付け和を形成するときに等しい重みが前記2つの予測因子に適用されるか否かを示す、請求項1~4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
前記複数の2値シンボルの前記第2の2値シンボルは、前記重み付け和を形成するときに重み係数5が前記2つの予測因子のうちの1つに適用されるか否かを示す、請求項1~5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
前記複数の2値シンボルの前記第3の2値シンボルは、前記重み付け和を形成するときに重み係数3が前記2つの予測因子のうちの1つに適用されるか否かを示す、請求項1~6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
方法であって、
符号化されるブロックにアクセスすることと、
2つの予測因子の重み付け和として前記ブロックの予測を形成することと、
前記重み付け和を形成するときに前記2つの予測因子の重み付けに使用されるそれぞれの重み係数を示すためのインデックスを符号化することと、を含み、
前記インデックスは、2値化スキームを使用して、複数の2値シンボルに2値化され、
前記複数の2値シンボルの前記第1の2値シンボルは、コンテキストベースのモードを使用してエントロピー符号化され、
前記第1の2値シンボルに続く各2値シンボルは、バイパスモードでエントロピー符号化される、方法。
【請求項9】
前記2値化スキームが、トランケートされたライス2値化スキームである、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記インデックスが、重み係数のセットから、前記重み付け和を形成するときに前記2つの予測因子のうちの1つを重み付けするための重み係数を示す、請求項8または9に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本実施形態は、概して、ビデオ符号化または復号のための方法および装置、より具体的には、エントロピー符号化および復号における通常のコード化ビンの数を削減する方法および装置に関する。
続きを表示(約 3,600 文字)
【背景技術】
【0002】
高い圧縮効率を達成するために、画像およびビデオのコーディングスキームは、通常、予測および変換を用いて、ビデオコンテンツの空間的および時間的冗長性を活用する。一般に、イントラまたはインター予測は、イントラまたはインターピクチャ相関を活用するために使用され、次いで、元のブロックと予測ブロックとの間の差、多くの場合、予測誤差または予測残差と称される差が、変換され、量子化され、エントロピーコード化される。ビデオを再構築するために、圧縮データは、エントロピーコーディング、量子化、変換、および予測に対応する逆処理によって復号される。
【発明の概要】
【0003】
一実施形態によれば、ビデオ復号の方法が提供され、方法は、ビットストリームから複数の2値シンボルを復号することであって、複数の2値シンボルの第1の2値シンボルは、コンテキストベースのモードを使用してエントロピー復号され、第1の2値シンボルに続く各2値シンボルは、バイパスモードでエントロピー復号される、復号することと、2値化スキームに対応する、複数の2値シンボルによって表されるインデックスを取得することと、2つの予測因子の重み付け和としてブロックの予測を形成することであって、インデックスは、重み付け和を形成するときに2つの予測因子の重み付けに使用されるそれぞれの重み係数を示す、形成することと、を含む。
【0004】
一実施形態によれば、ビデオ符号化の方法が提供され、方法は、符号化されるブロックにアクセスすることと、2つの予測因子の重み付け和としてブロックの予測を形成することと、重み付け和を形成するときに2つの予測因子の重み付けに使用されるそれぞれの重み係数を示すためのインデックスを符号化することと、を含み、インデックスは、2値化スキームを使用して、複数の2値シンボルに2値化され、複数の2値シンボルの第1の2値シンボルは、コンテキストベースのモードを使用してエントロピー符号化され、第1の2値シンボルに続く各2値シンボルは、バイパスモードでエントロピー符号化される。
【0005】
別の実施形態によれば、1つ以上のプロセッサを含むビデオ復号のための装置が提供され、この1つ以上のプロセッサは、ビットストリームから複数の2値シンボルを復号することであって、複数の2値シンボルの第1の2値シンボルが、コンテキストベースのモードを使用してエントロピー復号され、第1の2値シンボルに続く各2値シンボルが、バイパスモードでエントロピー復号される、復号することと、2値化スキームに対応する、複数の2値シンボルによって表されるインデックスを取得することと、2つの予測因子の重み付け和としてブロックの予測を形成することであって、インデックスは、重み付け和を形成するときに2つの予測因子の重み付けに使用されるそれぞれの重み係数を示す、形成することと、を行うように構成されている。
【0006】
別の実施形態によれば、1つ以上のプロセッサを含むビデオ符号化のための装置が提供され、1つ以上のプロセッサが、符号化されるブロックにアクセスし、2つの予測因子の重み付け和としてブロックの予測を形成し、重み付け和を形成するときに、2つの予測因子の重み付けに使用されるそれぞれの重み係数を示すためにインデックスを符号化するように構成され、インデックスは、2値化スキームを使用して、複数の2値シンボルに2値化され、複数の2値シンボルの第1の2値シンボルが、コンテキストベースのモードを使用してエントロピー符号化され、第1の2値シンボルに続く各2値シンボルが、バイパスモードでエントロピー符号化される。
【0007】
別の実施形態によれば、ビデオ復号の装置が提供され、装置は、ビットストリームから複数の2値シンボルを復号する手段であって、複数の2値シンボルの第1の2値シンボルは、コンテキストベースのモードを使用してエントロピー復号され、第1の2値シンボルに続く各2値シンボルは、バイパスモードでエントロピー復号される、復号する手段と、2値化スキームに対応する、複数の2値シンボルによって表されるインデックスを取得する手段と、2つの予測因子の重み付け和としてブロックの予測を形成する手段であって、インデックスは、重み付け和を形成するときに2つの予測因子の重み付けに使用されるそれぞれの重み係数を示す、形成する手段と、を含む。
【0008】
別の実施形態によれば、ビデオ符号化の装置が提供され、装置は、符号化されるブロックにアクセスする手段と、2つの予測因子の重み付け和としてブロックの予測を形成する手段と、重み付け和を形成するときに2つの予測因子の重み付けに使用されるそれぞれの重み係数を示すためのインデックスを符号化する手段とを含み、インデックスは、2値化スキームを使用して、複数の2値シンボルに2値化され、複数の2値シンボルの第1の2値シンボルは、コンテキストベースのモードを使用してエントロピー符号化され、第1の2値シンボルに続く各2値シンボルは、バイパスモードでエントロピー符号化される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
ビデオ符号化器の一実施形態のブロック図を示す。
圧縮されたHEVCピクチャを表すためのコーディングツリーユニットおよびコーディングツリーの概念を示す図解例である。
コーディングツリーユニットの、コーディングユニット、予測ユニット、および変換ユニットへの分割を示す図解例である。
ビデオ復号器の一実施形態のブロック図を示す。
CABAC復号処理を示す。
CABAC符号化処理を示す。
クアッドツリープラスバイナリツリー(QTBT)のCTU表現を示す図解例である。
コーディングユニットの分割モードを示す図解例である。
VVCドラフト4でのGBiインデックスのコーディング処理を示す。
VVCドラフト4でのGBiインデックスの解析処理を示す。
一実施形態によるGBiインデックスのコーディング処理を示し、図11Aは、別の実施形態によるGBiインデックスのコーディング処理を示す。
一実施形態によるGBiインデックスの解析処理を示し、図12Aは別の実施形態によるGBiインデックスの解析処理を示し、図12Bおよび図12Cは、それぞれ非低遅延モードおよび低遅延モードで、gbiCodingIndexの2値化およびコーディング/解析処理を示し、図12Dは、デフォルトのGBIモードを信号通知する第1のビンが0に等しい場合のツリーを示す。
AMVPモードでの動きベクトル予測因子候補リストの構築を示す図解例である。
AMVP候補リストを構築するために考慮される空間的および時間的動きベクトル予測候補を示す図解例である。
VVCドラフト4のAMVPにおける動きベクトル予測インデックスのCABACコーディングを示す。
一実施形態による、mvp_l0_flagおよびmvp_l1_flag構文要素のバイパスコーディング処理を示す。
VVCドラフト5のSBTツールの原理を示す。
VVCドラフト5でのINTERコーディングユニットのSBTモードの復号処理を示す。
一実施形態によるSBTモード復号処理を示し、図19Bは、別の実施形態によるSBTモード復号処理を示す。
4x8および8x4のINTRAコーディングユニットに対して許容されるISP分割を示し、図20Bは、4x8または8x4とは異なるサイズのINTRAコーディングユニットに対して許容されるISP分割を示す。
複数の基準線イントラ予測の原理を示す。
VVCドラフト5での「intra_luma_ref_idx」構文要素の解析処理を示す。
一実施形態による、「Intra_luma_ref_idx」構文要素の簡略化された解析処理を示す。
本実施形態の態様を実装することができる、システムのブロック図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1は、高効率ビデオコーディング(HEVC)符号化器などのビデオ符号化器100の例を示している。図1はまた、JVET(Joint Video Exploration Team)によって開発中のVVC(バーサタイルビデオコーディング)符号化器などの、HEVC規格を改良した符号化器またはHEVCに類似した技術を採用した符号化器を示すことができる。
(【0011】以降は省略されています)
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