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公開番号
2025013492
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2024193647,2023528172
出願日
2024-11-05,2022-08-30
発明の名称
IBC及びイントラ予測を用いた幾何学的パーティションモードのためのイントラ予測モード情報伝搬
出願人
テンセント・アメリカ・エルエルシー
代理人
個人
,
個人
主分類
H04N
19/11 20140101AFI20250117BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】方法では、ビデオのカレントピクチャ内のカレントブロックの符号化された情報を、符号化されたビデオビットストリームから受信する。
【解決手段】符号化された情報は、カレントブロックが幾何学的パーティションモード(GPM)に基づいて少なくとも第1のパーティションと第2のパーティションとに分割されていることを示す。第1のパーティションは、イントラブロックコピー(IBC)予測モードに関連付けられ、第2のパーティションは、イントラ予測モードに関連付けられる。カレントブロックの複数のサブブロックのうちの第1のサブブロックの予測モード情報を記憶する。予測モード情報は、第1のサブブロックがIBC予測モード、イントラ予測モード、及びIBC予測モードとイントラ予測モードとの両方のうちの1つに関連付けられているかどうかに基づいて、DCモード、Planarモード、及びイントラ予測モードのうちの1つを含む。
【選択図】図15
特許請求の範囲
【請求項1】
ビデオデコーダにおいて実施されるビデオ復号の方法であって、
符号化されたビデオビットストリームからビデオのカレントピクチャ内のカレントブロックの符号化された情報を受信するステップであって、前記符号化された情報は、前記カレントブロックが幾何学的パーティションモード(GPM)に基づいて少なくとも第1のパーティションと第2のパーティションとに分割されていることを示し、前記第1のパーティションはイントラブロックコピー(IBC)予測モードに関連付けられ、前記第2のパーティションはイントラ予測モードに関連付けられる、ステップと、
前記カレントブロックの複数のサブブロックのうちの第1のサブブロックの予測モード情報を記憶するステップであって、前記予測モード情報は、前記第1のサブブロックが前記IBC予測モード、前記イントラ予測モード、及び前記IBC予測モードと前記イントラ予測モードとの両方のうちの1つに関連付けられているかどうかに基づいて、DCモード、Planarモード、及びイントラ予測モードのうちの1つを含む、ステップと
を含む、方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2022年8月29日に出願された米国特許出願第17/898,447号「INTRA PREDICTION MODE INFORMATION PROPAGATION FOR GEOMETRIC PARTITION MODE WITH IBC AND INTRA PREDICTION」に対する優先権の利益を主張し、同出願は、2021年8月31日に出願された米国仮出願第63/239,221号「Intra Prediction Mode Information Propagation for Geometric Partition Mode with IBC and Intra Prediction」に対する優先権の利益を主張する。先行出願の開示は、それらの全体が参照により本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 2,600 文字)
【0002】
本開示は、一般に、ビデオコーディングに関係する実施形態を記載する。
【背景技術】
【0003】
本明細書において提供される背景技術の説明は、本開示の文脈を大まかに提示することを目的としている。ここに記名された発明者の仕事は、その仕事がこの背景技術セクションに記載されている程度まで、並びにさもなければ出願時に従来技術として適格ではない可能性がある説明の態様は、本開示に対する従来技術として、明示的にも黙示的にも認められていない。
【0004】
非圧縮デジタル画像及び/又はビデオは一連のピクチャを含むことができ、各ピクチャは、例えば、1920×1080の輝度サンプル及び関連する彩度サンプルの空間次元を有する。一連のピクチャは、例えば毎秒60ピクチャ又は60Hzの固定又は可変のピクチャレート(非公式にはフレームレートとしても知られる)を有することができる。非圧縮画像及び/又はビデオは特有のビットレート要件を有する。例えば、サンプルあたり8ビットでの1080p60 4:2:0ビデオ(60Hzのフレームレートで1920×1080の輝度サンプル解像度)は、1.5Gbit/sに近い帯域幅を必要とする。そのようなビデオの1時間は、600Gバイトを超える記憶空間を必要とする。
【0005】
画像及び/又はビデオコーディング及び復号の1つの目的は、圧縮による入力画像及び/又はビデオ信号の冗長性の低減であり得る。圧縮は、前述の帯域幅及び/又は記憶空間の要件を、場合によっては、2桁以上削減するのに役立つことができる。本明細書の説明は、説明のための例としてビデオの符号化/復号を使用するが、同じ技術は、本開示の趣旨から逸脱することなく、同様の方式で画像の符号化/復号に適用することができる。可逆圧縮と非可逆圧縮の両方、並びにそれらの組み合わせを採用することができる。可逆圧縮は、圧縮された元の信号から元の信号の正確なコピーを再構成することができる技術を指す。非可逆圧縮を使用する場合、再構成された信号は元の信号と同一ではない可能性があるが、元の信号と再構成された信号との間の歪みは、再構成された信号を意図された用途に有用なものにするほど十分小さい。ビデオの場合、非可逆圧縮が広く採用されている。容認される歪みの量はアプリケーションに依存し、例えば、特定の消費者向けストリーミングアプリケーションのユーザは、テレビ配信アプリケーションのユーザよりも高い歪みを容認することができる。実現可能な圧縮比は、許容/耐容歪みが大きいほど、圧縮比が高くなり得ることを反映することができる。
【0006】
ビデオエンコーダ及びデコーダは、例えば、動き補償、変換処理、及びエントロピーコーディングを含む、いくつかの広範なカテゴリからの技術を利用することができる。
【0007】
ビデオコーデック技術は、イントラコーディングとして知られる技法を含むことができる。イントラコーディングでは、サンプル値は、以前に再構成された参照ピクチャからのサンプル又は他のデータを参照することなく表される。一部のビデオコーデックでは、ピクチャは空間的にサンプルのブロックに細分化される。サンプルのすべてのブロックがイントラモードでコーディングされるとき、そのピクチャは、イントラピクチャであり得る。イントラピクチャ、及び独立したデコーダリフレッシュピクチャなどのそれらの派生物は、デコーダ状態をリセットするために使用することができるので、コーディングされたビデオビットストリーム及びビデオセッション内の最初のピクチャとして、又は静止画像として使用することができる。イントラブロックのサンプルは変換を受けることができ、変換係数は、エントロピーコーディングの前に量子化されることが可能である。イントラ予測は、変換前領域内のサンプル値を最小化する技術であり得る。場合によっては、変換後のDC値が小さいほど、かつAC係数が小さいほど、エントロピーコーディング後のブロックを表すために所与の量子化ステップのサイズにおいて必要とされるビットは少なくなる。
【0008】
例えば、MPEG-2生成コーディング技術で使用される従来のイントラコーディングは、イントラ予測を使用しない。しかしながら、いくつかのより新しいビデオ圧縮技術は、例えば、データブロックの符号化/復号中に取得された周囲のサンプルデータ及び/又はメタデータに基づいて予測を実施しようと試みる技術を含む。そのような技術を、これ以降、「イントラ予測」技術と呼ぶ。少なくともいくつかの場合では、イントラ予測は再構成中のカレントピクチャからの参照データのみを使用し、参照ピクチャからは使用しないことに留意されたい。
【0009】
イントラ予測には、多くの異なる形式があり得る。そのような技術のうちの2つ以上を所与のビデオコーディング技術において使用できる場合、使用中の特定の技術を、特定の技術を使用する特定のイントラ予測モードとしてコーディングすることができる。特定の場合には、イントラ予測モードはサブモード及び/又はパラメータを有することができ、サブモード及び/又はパラメータを、個別にコーディングするか、又は使用される予測モードを定義するモードコードワードに含めることができる。所与のモード、サブモード、及び/又はパラメータの組み合わせにどのコードワードを使用するかは、イントラ予測を介したコーディング効率向上に影響を与える可能性があり、そのため、コードワードをビットストリームに変換するために使用されるエントロピーコーディング技術も影響を与える可能性がある。
【0010】
イントラ予測の特定のモードは、H.264で導入され、H.265において改良され、共同探索モデル(JEM)、多用途ビデオコーディング(VVC)、及びベンチマークセット(BMS)などのより新しいコーディング技術においてさらに改良された。既に利用可能なサンプルに属する隣接サンプル値を使用して予測子ブロックを形成することができる。隣接サンプルのサンプル値は、方向に従って予測子ブロックにコピーされる。使用中の方向への参照は、ビットストリーム内でコーディングされ得るか、又はそれ自体が予測され得る。
(【0011】以降は省略されています)
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