TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025013369
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2024187358,2022168514
出願日2024-10-24,2020-06-18
発明の名称参照画像リサンプリングのためのシグナリング
出願人テンセント・アメリカ・エルエルシー
代理人個人,個人
主分類H04N 19/70 20140101AFI20250117BHJP(電気通信技術)
要約【課題】少なくとも1つのプロセッサを使用して符号化されたビデオビットストリームを復号するための方法、デバイス、および非一時的コンピュータ可読媒体を提供する。
【解決手段】方法は、であって、符号化された画像を取得することと、復号された画像を生成するために符号化された画像を復号することと、参照画像リサンプリングが有効であるかどうかを示す第1のフラグを取得することと、参照画像が一定の参照画像サイズを有するかどうかを示す第2のフラグを取得することと、一定の出力画像サイズを出力画像が有するかどうかを示す第3のフラグを取得することと、一定の参照画像サイズを有するように復号された画像をリサンプリングすることによって、参照画像を生成し、復号画像バッファに参照画像を格納することと、復号された画像が一定の出力画像サイズを有するようにリサンプリングすることによって、出力画像を生成し、出力画像を出力することとを含む。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
少なくとも1つのプロセッサを使用して符号化されたビデオビットストリームを復号する方法であって、前記方法が、
前記符号化されたビデオビットストリームから符号化された画像を取得するステップと、
復号された画像を生成するために前記符号化された画像を復号するステップと、
前記符号化されたビデオビットストリームから、参照画像リサンプリングが有効であるかどうかを示す第1のフラグを取得するステップと、
前記参照画像リサンプリングが有効であることを示す前記第1のフラグに基づいて、前記符号化されたビデオビットストリームから、前記符号化されたビデオビットストリームにおいて示される一定の参照画像サイズを、参照画像が有するかどうかを示す第2のフラグを取得するステップと、
前記参照画像リサンプリングが有効であることを示す前記第1のフラグに基づいて、前記符号化されたビデオビットストリームから、前記符号化されたビデオビットストリームにおいて示される一定の出力画像サイズを出力画像が有するかどうかを示す第3のフラグを取得するステップと、
前記参照画像が前記一定の参照画像サイズを有することを示す前記第2のフラグに基づいて、前記一定の参照画像サイズを有するように前記復号された画像をリサンプリングすることによって、参照画像を生成し、復号画像バッファに前記参照画像を格納するステップと
を含む、方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2019年6月24日に出願された米国仮特許出願第62/865,955号および2020年6月11日に出願された米国特許出願第16/899,202号に基づく優先権を米国特許法第119条の下に主張し、それらの開示内容はそれらの全体が参照により本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 4,300 文字)【0002】
開示される主題は、ビデオ符号化およびビデオ復号に関し、より具体的には、参照画像リサンプリングおよび適応解像度変更に関するシグナリング情報に関する。
【背景技術】
【0003】
動き補償を伴う画像間予測を用いたビデオ符号化およびビデオ復号が知られている。非圧縮デジタルビデオは、一連の画像からなることができ、各画像は、例えば1920×1080の輝度サンプルおよび関連する色差サンプルの空間次元を有する。一連の画像は、例えば毎秒60画像または60 Hzの固定または可変画像レート(非公式にはフレームレートとしても知られる)を有することができる。非圧縮ビデオは、かなりのビットレート要件を有する。例えば、サンプルあたり8ビットの1080p60 4:2:0ビデオ(60 Hzのフレームレートで1920×1080の輝度サンプル解像度)は、1.5 Gbit/sに近い帯域幅を必要とする。そのようなビデオの1時間は、600 GByteを超える記憶空間を必要とする。
【0004】
ビデオ符号化およびビデオ復号の目的の1つは、圧縮による入力ビデオ信号の冗長性の低減であり得る。圧縮は、前述の帯域幅または記憶空間要件を、場合によっては2桁以上低減するのに役立つことができる。可逆圧縮および非可逆圧縮の両方、ならびにそれらの組み合わせを使用することができる。可逆圧縮とは、原信号の正確な複製を圧縮された原信号から再構成することができる技術を指す。非可逆圧縮を使用する場合、再構成された信号は原信号と同一ではないことがあるが、原信号と再構成された信号との間の歪みは、再構成された信号を意図した用途に役立てるのに十分小さい。ビデオの場合、非可逆圧縮が広く採用されている。許容される歪みの量は用途に依存し、例えば、特定の消費者ストリーミング用途のユーザは、テレビ配信用途のユーザよりも高い歪みを許容することがある。達成可能な圧縮比は、より高い許容可能/容認可能な歪みがより高い圧縮比をもたらすことができることを反映することができる。
【0005】
ビデオエンコーダおよびデコーダは、例えば、動き補償、変換、量子化、およびエントロピ符号化を含む、いくつかの広範なカテゴリからの技術を利用することができ、これらのうちのいくつかは、以下に紹介される。
【0006】
歴史的に、ビデオエンコーダおよびデコーダは、ほとんどの場合、符号化されたビデオシーケンス(CVS)、画像グループ(GOP)、または同様のマルチ画像タイムフレームに対して定義され一定のままであった所与の画像サイズで動作する傾向があった。例えば、MPEG-2では、システム設計は、I画像においてのみ、したがって典型的にはGOP用であるが、シーンのアクティビティなどの要因に応じて水平解像度(それによって、画像サイズ)を変更することが知られている。CVS内の異なる解像度を使用するための参照画像のリサンプリングは、例えばITU-T Rec.H.263 Annex Pから知られている。しかしながら、ここでは画像サイズは変化せず、参照画像のみがリサンプリングされ、(ダウンサンプリングの場合)画像キャンバスの一部のみが使用される、または(アップサンプリングの場合)シーンの一部のみがキャプチャされる可能性がある。さらに、H.263 Annex Qは、個々のマクロブロックを上方または下方に(各次元で)2倍だけリサンプリングすることを可能にする。ここでも、画像サイズは同じままである。マクロブロックのサイズはH.263では固定されているため、シグナリングする必要はない。
【0007】
予測画像の画像サイズの変更は、最新のビデオ符号化においてより主流になった。例えば、VP9は、参照画像リサンプリングおよび画像全体の解像度の変更を可能にする。同様に、VVC(例えば、その全体が本明細書に組み込まれる、Hendryら、「On adaptive resolution change(ARC)for VVC」、Joint Video Team document JVET-M0135-v1、Jan 9-19,2019を含む)に向けてなされたある提案は、異なるより高いまたはより低い解像度への参照画像全体のリサンプリングを可能にする。その文書では、シーケンスパラメータセット内で符号化され、画像パラメータセット内の画像ごとのシンタックス要素によって参照される異なる候補解像度が提案されている。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0008】
一実施形態では、少なくとも1つのプロセッサを使用して符号化されたビデオビットストリームを復号する方法であって、符号化されたビデオビットストリームから符号化された画像を取得するステップと、復号された画像を生成するために符号化された画像を復号するステップと、符号化されたビデオビットストリームから、参照画像リサンプリングが有効であるかどうかを示す第1のフラグを取得するステップと、参照画像リサンプリングが有効であることを示す第1のフラグに基づいて、符号化されたビデオビットストリームから、符号化されたビデオビットストリームにおいて示される一定の参照画像サイズを、参照画像が有するかどうかを示す第2のフラグを取得するステップと、参照画像リサンプリングが有効であることを示す第1のフラグに基づいて、符号化されたビデオビットストリームから、符号化されたビデオビットストリームにおいて示される一定の出力画像サイズを出力画像が有するかどうかを示す第3のフラグを取得するステップと、参照画像が一定の参照画像サイズを有することを示す第2のフラグに基づいて、一定の参照画像サイズを有するように復号された画像をリサンプリングすることによって、参照画像を生成し、復号画像バッファに参照画像を格納するステップと、出力画像が一定の出力画像サイズを有することを示す第3のフラグに基づいて、復号された画像が一定の出力画像サイズを有するようにリサンプリングすることによって、出力画像を生成し、出力画像を出力するステップとを含む、方法が提供される。
【0009】
一実施形態では、符号化されたビデオビットストリームを復号するためのデバイスであって、デバイスが、プログラムコードを格納するように構成された少なくとも1つのメモリと、プログラムコードを読み出し、プログラムコードによって命令されるように動作するように構成された少なくとも1つのプロセッサであって、プログラムコードが、少なくとも1つのプロセッサに、符号化されたビデオビットストリームから符号化された画像を取得させるように構成された第1の取得コードと、少なくとも1つのプロセッサに、復号された画像を生成するために符号化された画像を復号させるように構成された復号コードと、少なくとも1つのプロセッサに、符号化されたビデオビットストリームから、参照画像リサンプリングが有効であるかどうかを示す第1のフラグを取得させるように構成された第2の取得コードと、参照画像リサンプリングが有効であることを示す第1のフラグに基づいて、少なくとも1つのプロセッサに、符号化されたビデオビットストリームから、符号化されたビデオビットストリームにおいて示される一定の参照画像サイズを参照画像が有するかどうかを示す第2のフラグを取得させるように構成された第3の取得コードと、参照画像リサンプリングが有効であることを示す第1のフラグに基づいて、少なくとも1つのプロセッサに、符号化されたビデオビットストリームから、符号化されたビデオビットストリームにおいて示される一定の出力画像サイズを出力画像が有するかどうかを示す第3のフラグを取得させるように構成された第4の取得コードと、参照画像が一定の参照画像サイズを有することを示す第2のフラグに基づいて、少なくとも1つのプロセッサに、一定の参照画像サイズを有するように復号された画像をリサンプリングすることによって、参照画像を生成させ、復号画像バッファに参照画像を格納させるように構成された第1の生成コードと、出力画像が一定の出力画像サイズを有することを示す第3のフラグに基づいて、少なくとも1つのプロセッサに、復号された画像が一定の出力画像サイズを有するようにリサンプリングすることによって、出力画像を生成させ、出力画像を出力させるように構成された第2の生成コードとを含む、少なくとも1つのプロセッサとを備える、デバイスが提供される。
【0010】
一実施形態では、命令を格納する非一時的コンピュータ可読媒体であって、命令が、符号化されたビデオビットストリームを復号するためのデバイスの1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、1つまたは複数のプロセッサに、符号化されたビデオビットストリームから符号化された画像を取得させ、復号された画像を生成するために符号化された画像を復号させ、符号化されたビデオビットストリームから、参照画像リサンプリングが有効であるかどうかを示す第1のフラグを取得させ、参照画像リサンプリングが有効であることを示す第1のフラグに基づいて、符号化されたビデオビットストリームから、符号化されたビデオビットストリームにおいて示される一定の参照画像サイズを参照画像が有するかどうかを示す第2のフラグを取得させ、参照画像リサンプリングが有効であることを示す第1のフラグに基づいて、符号化されたビデオビットストリームから、符号化されたビデオビットストリームにおいて示される一定の出力画像サイズを出力画像が有するかどうかを示す第3のフラグを取得させ、参照画像が一定の参照画像サイズを有することを示す第2のフラグに基づいて、一定の参照画像サイズを有するように復号された画像をリサンプリングすることによって、参照画像を生成させ、復号画像バッファに参照画像を格納させ、出力画像が一定の出力画像サイズを有することを示す第3のフラグに基づいて、復号された画像が一定の出力画像サイズを有するようにリサンプリングすることによって、出力画像を生成させ、出力画像を出力させる、1つまたは複数の命令を含む、非一時的コンピュータ可読媒体が提供される。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
環境音制御方法
2か月前
日本精機株式会社
表示装置
2か月前
日本無線株式会社
秘匿通信
2か月前
個人
ヘッドホンカバー
1か月前
個人
押しボタン式側圧調整器
2か月前
BoCo株式会社
聴音装置
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
2か月前
キヤノン株式会社
電子機器
2日前
キヤノン株式会社
電子機器
4日前
BoCo株式会社
聴音装置
1か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
1か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
3日前
日本精機株式会社
車両用の撮像装置
24日前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
3か月前
個人
テレビ画面の立体画像の表示方法
2か月前
株式会社ベアリッジ
携帯無線機
1か月前
リオン株式会社
聴取装置
23日前
キヤノン株式会社
映像表示装置
1か月前
株式会社クボタ
作業車両
3か月前
キヤノン電子株式会社
シート搬送装置
3か月前
日本放送協会
無線伝送システム
10日前
株式会社アーク
情報処理システム
1か月前
シャープ株式会社
表示装置
1か月前
株式会社小糸製作所
画像照射装置
10日前
日本セラミック株式会社
超音波送受信器
2か月前
株式会社Move
イヤホン
16日前
キヤノン電子株式会社
画像読取システム
23日前
株式会社JVCケンウッド
撮像装置
1か月前
株式会社日立国際電気
試験システム
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成システム
1か月前
株式会社オカムラ
電子機器支持什器
3日前
リオン株式会社
マイクロホン
2か月前
個人
テレビ画面の注視する画像の表示方法
26日前
株式会社国際電気
無線通信システム
23日前
スズキ株式会社
車両用撮影システム
3か月前
株式会社ミチヒロ
SoTモジュール
2か月前
続きを見る