TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025013161
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2024070471
出願日
2024-04-24
発明の名称
撮像素子、制御方法およびコンピュータプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
25/70 20230101AFI20250117BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】グローバル電子シャッターを実現しつつ、電圧保持部に電荷を一括転送する際のピーク電力を低減できる撮像素子を提供する。
【解決手段】撮像装置Aは、光電変換部PDと、光電変換部PDで発生した電荷をそれぞれ有する複数の画素と、蓄積する電荷保持部FDと、電荷保持部FDの電荷に応じた電圧信号を保持する電圧保持部CN,CSと、電圧信号を電荷保持部FDに転送するためのソースフォロワ部SF1と、ソースフォロワ部SF1を駆動する電流源I1と、電流源I1を制御する電流源制御部20と、を備え、光電変換部PDで発生した電荷は、電荷保持部FDに一括して転送され、電流源制御部20は、ソースフォロワ部SF1と電流源I1を順次接続して、電荷保持部FDに蓄積された電荷に応じた電圧信号を電圧保持部CN,CSに順次転送させる。
【選択図】 図5
特許請求の範囲
【請求項1】
光電変換部と、
前記光電変換部で発生した電荷を蓄積する電荷保持部をそれぞれ有する複数の画素と、
前記電荷保持部の電荷に応じた電圧信号を保持する電圧保持部と、
前記電圧信号を前記電圧保持部に転送するためのソースフォロワ部と、
前記ソースフォロワ部を駆動する電流源と、
前記電流源を制御する電流源制御部と、
を備え、
前記光電変換部で発生した電荷は、前記電荷保持部に一括して転送され、
前記電流源制御部は、前記ソースフォロワ部と前記電流源を順次接続して、前記電荷保持部に蓄積された電荷に応じた前記電圧信号を前記電圧保持部に順次転送させる、撮像素子。
続きを表示(約 970 文字)
【請求項2】
前記電圧保持部は、前記画素ごとにそれぞれ設けられる、請求項1に記載の撮像素子。
【請求項3】
前記電荷保持部に蓄積された電荷に応じた前記電圧信号は、前記画素の行列配置における行ごとに順次転送される、請求項1に記載の撮像素子。
【請求項4】
前記電荷保持部に蓄積された電荷に応じた前記電圧信号は、前記画素の行列配置における所定領域毎に順次転送される、請求項1に記載の撮像素子。
【請求項5】
前記ソースフォロワ部が複数の前記画素により共有される、請求項1に記載の撮像素子。
【請求項6】
前記電圧信号をデジタル信号に変換するAD変換部を備え、
前記AD変換部は、前記電圧保持部に保持された前記電圧信号を順次、前記デジタル信号に変換することを特徴とする請求項1に記載の撮像素子。
【請求項7】
前記電荷保持部に蓄積された第1の電荷に応じた前記電圧信号を前記電圧保持部に転送する第1の転送期間と、
前記電荷保持部に蓄積された第2の電荷に応じた前記電圧信号を前記電圧保持部に転送する第2の転送期間と、を制御すると共に
前記第1の転送期間が完了する前に前記第2の転送期間を開始することを特徴とする請求項1に記載の撮像素子。
【請求項8】
光電変換部と、
前記光電変換部で発生した電荷を蓄積する電荷保持部をそれぞれ有する複数の画素と、
前記電荷保持部の電荷に応じた電圧信号を保持する電圧保持部と、
前記電圧信号を前記電圧保持部に転送するためのソースフォロワ部と、
前記ソースフォロワ部を駆動する電流源と、
前記電流源を制御する電流源制御部と、
を備える撮像素子を制御する制御方法であって、
前記光電変換部で発生した電荷を前記電荷保持部に一括して転送させ、
前記ソースフォロワ部と前記電流源を順次接続して、前記電荷保持部に蓄積された電荷に応じた前記電圧信号を前記電圧保持部に順次転送させる、制御方法。
【請求項9】
請求項1~7のいずれか一項に記載の撮像素子の各部をコンピュータにより制御するためのコンピュータプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像素子に関し、特にグローバル電子シャッターを可能とした撮像素子等に
関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
例えばCMOSイメージセンサにおいて、複数の画素間で信号電荷の蓄積期間(露光期
間)を一致させるいわゆるグローバル電子シャッターが提案されている。グローバル電子
シャッターは、画素毎の信号を保持する保持部を有し、全画素同時に蓄積を開始し、蓄積
終了に伴って電荷を同時に保持部へと転送する。
【0003】
特許文献1に記載された撮像装置は、光電変換および電荷電圧変換を行って電圧を出力
する複数の画素と、それらの画素それぞれが出力した電圧を保持する複数の電圧保持容量
を用いることでグローバル電子シャッター動作を可能としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-108066号公報
特開2013-138406号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1では、光電変換部から電圧保持容量に信号を一括転送する際
に、全画素のソースフォロワ電流源が同時に動作するためピーク電力が大きくなってしま
うという課題がある。
一方、特許文献2では、電荷電圧変換部(フローティングディフュージョン)を共有し
た画素を電圧保持容量に順次転送する。これにより、ピーク電力の削減は可能だが、グロ
ーバル性が失われてしまうという課題がある。
【0006】
本発明の目的は、グローバル電子シャッターを実現しつつ、電圧保持部に電荷を一括転
送する際のピーク電力を低減できる撮像素子等を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明の一実施形態における撮像素子は、光電変換部と、
前記光電変換部で発生した電荷を蓄積する電荷保持部をそれぞれ有する複数の画素と、前
記電荷保持部の電荷に応じた電圧信号を保持する電圧保持部と、前記電圧信号を前記電圧
保持部に転送するためのソースフォロワ部と、前記ソースフォロワ部を駆動する電流源と
、前記電流源を制御する電流源制御部と、を備え、前記光電変換部で発生した電荷は、前
記電荷保持部に一括して転送され、前記電流源制御部は、前記ソースフォロワ部と前記電
流源を順次接続して、前記電荷保持部に蓄積された電荷に応じた前記電圧信号を前記電圧
保持部に順次転送させる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、グローバル電子シャッターを実現しつつ、電圧保持部に電荷を一括転
送する際のピーク電力を低減できる撮像素子等を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の第1実施形態に係る撮像装置Aの構成例を示すブロック図である。
撮像素子2のPD基板21の受光面の構成例を示す模式図である。
撮像素子2のPD基板21の非受光面の構成例を示す模式図であり、受光面側から見た図である。
撮像素子2の積層基板22の構成例を示す模式図である。
PD10、画素回路11および積層回路12の構成例を示す等価回路図である。
撮像素子2の第1実施形態に係る駆動方法の例を示すタイミングチャートである。
撮像素子2の第1実施形態に係る駆動方法の例を示すタイミングチャートである。
撮像素子2の第1実施形態に係る駆動方法の例を示すタイミングチャートである。
第2実施形態における撮像素子2のPD基板21の非受光面の構成例を示す模式図であり、受光面側から見た図である。
撮像素子2の第2実施形態に係る駆動方法の例を示すタイミングチャートである。
撮像素子2の第2実施形態に係る駆動方法の例を示すタイミングチャートである。
撮像素子2の第2実施形態に係る駆動方法の例を示すタイミングチャートである。
第3実施形態における撮像素子2のPD基板21の非受光面の構成例を示す模式図である。
第3実施形態に係る撮像素子2の積層基板22の構成例を示す模式図である。
第3実施形態に係るPD10、画素回路11および積層回路12の構成例を示す等価回路図である。
撮像素子2の第3実施形態に係る駆動方法の例を示すタイミングチャートである。
撮像素子2の第3実施形態に係る駆動方法の例を示すタイミングチャートである。
撮像素子2の第3実施形態に係る駆動方法の例を示すタイミングチャートである。
撮像素子2の0行目から5行目までを順次読み出す際の動作例を示したタイミングチャートである。
撮像素子2の第4実施形態に係る駆動方法の例を示すタイミングチャートである。
撮像素子2の第4実施形態に係る駆動方法の例を示すタイミングチャートである。
撮像素子2の第4実施形態に係る駆動方法の例を示すタイミングチャートである。
撮像素子2の第4実施形態に係る駆動方法の例を示すタイミングチャートである。
撮像素子2の第4実施形態に係る駆動方法の例を示すタイミングチャートである。
撮像素子2の第4実施形態に係る駆動方法の例を示すタイミングチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。ただし、本発明は、以下の実施形
態に限定されるものではない。なお、各図において、同一の部材または要素については同
一の参照番号を付し、重複する説明は省略または簡略化する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
環境音制御方法
2か月前
日本精機株式会社
表示装置
2か月前
日本無線株式会社
秘匿通信
2か月前
個人
ヘッドホンカバー
18日前
個人
押しボタン式側圧調整器
2か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
BoCo株式会社
聴音装置
1か月前
BoCo株式会社
聴音装置
1か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
1か月前
日本精機株式会社
車両用の撮像装置
11日前
リオン株式会社
聴取装置
10日前
株式会社ベアリッジ
携帯無線機
1か月前
個人
テレビ画面の立体画像の表示方法
2か月前
キヤノン株式会社
映像表示装置
19日前
シャープ株式会社
表示装置
1か月前
日本セラミック株式会社
超音波送受信器
2か月前
株式会社アーク
情報処理システム
19日前
株式会社Move
イヤホン
3日前
キヤノン電子株式会社
画像読取システム
10日前
株式会社JVCケンウッド
撮像装置
19日前
個人
テレビ画面の注視する画像の表示方法
13日前
リオン株式会社
マイクロホン
2か月前
キヤノン株式会社
画像形成システム
1か月前
株式会社日立国際電気
試験システム
20日前
株式会社ミチヒロ
SoTモジュール
2か月前
株式会社国際電気
無線通信システム
10日前
シャープ株式会社
転倒防止器具
2か月前
Rita合同会社
第1装置、システム
12日前
シャープ株式会社
転倒防止器具
2か月前
リオン株式会社
補聴器システム
3日前
デュプロ精工株式会社
シート撮影装置
2か月前
アズビル株式会社
放熱構造及びカメラ
7日前
株式会社フューチャーコネクト
サーバー装置
2か月前
cynaps株式会社
遠隔制御システム
2か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
アイホン株式会社
インターホンシステム
10日前
続きを見る
他の特許を見る