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公開番号2025012943
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023116151
出願日2023-07-14
発明の名称ゴム部材成型方法
出願人TOYO TIRE株式会社
代理人弁理士法人蔦田特許事務所
主分類B29D 30/08 20060101AFI20250117BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約【課題】成形ローラと成型ドラムの間に切断装置を設けなくてもゴムストリップを切断することのできるゴム部材成型方法を提供する。
【解決手段】実施形態のゴム部材成型方法は、タイヤ用の長尺ゴム部材を押し出し機11から前方へ押し出し、押し出し機11から押し出された長尺ゴム部材を上下の成形ローラ13、14で挟み、成形ローラ13、14を通過して前進した長尺ゴム部材を成型ドラム15に貼り付けるゴム部材成型方法において、長尺ゴム部材を押し出し機11に設けられた口金23の開口端24において切断することを特徴とする。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項１】
長尺ゴム部材を押し出し機から前方へ押し出し、前記押し出し機から押し出された前記長尺ゴム部材を上下の成形ローラで挟み、上下の前記成形ローラの間を通過して前進した前記長尺ゴム部材を成型ドラムに貼り付けてタイヤ用円筒ゴム部材とするゴム部材成型方法において、
前記長尺ゴム部材を前記押し出し機に設けられた口金の開口端において切断することを特徴とする、ゴム部材成型方法。
続きを表示（約 200 文字）【請求項２】
前記押し出し機からの前記長尺ゴム部材の押し出しを停止することにより前記長尺ゴム部材を切断する、請求項１に記載のゴム部材成型方法。
【請求項３】
上下の前記成形ローラを、間に挟んだ前記長尺ゴム部材を前進させる方向にそれぞれ回転させ、
前記押し出し機からの前記長尺ゴム部材の押し出しの停止後も上下の前記成形ローラを回転させる、請求項２に記載のゴム部材成型方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明はゴム部材成型方法に関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１及び特許文献２に記載のように、押し出し機と、押し出し機より前方に配置された上下の成形ローラと、成形ローラより前方に配置された成型ドラムと、成形ローラと成型ドラムの間で動作する保持部材とを備えるゴム部材成型装置が知られている。
【０００３】
このゴム部材成型装置では、保持部材が、上下の成形ローラの間を通過したゴムストリップを保持して所定の動作を行い成型ドラムに貼り付ける。次に、成型ドラムが回転することによりゴムストリップが成型ドラムに巻き付けられる。そして、ゴムストリップの成型ドラムへの巻き付けが終了に近付いたタイミングで、保持部材の位置でゴムストリップが切断される。このとき、保持部材はゴムストリップの切断装置として機能する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０２２－１１７１５４号公報
特開２０２２－１１７１６１号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
しかし、上記のゴム部材成型装置では、切断装置の存在が装置の複雑化及び大型化を招いていた。
【０００６】
そこで本発明は、成形ローラと成型ドラムの間に切断装置を設けなくてもゴムストリップを切断することのできるゴム部材成型方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本発明は以下に示される実施形態を含む。
【０００８】
［１］長尺ゴム部材を押し出し機から前方へ押し出し、前記押し出し機から押し出された前記長尺ゴム部材を上下の成形ローラで挟み、上下の前記成形ローラの間を通過して前進した前記長尺ゴム部材を成型ドラムに貼り付けてタイヤ用円筒ゴム部材とするゴム部材成型方法において、前記長尺ゴム部材を前記押し出し機に設けられた口金の開口端において切断することを特徴とする、ゴム部材成型方法。
【０００９】
［２］前記押し出し機からの前記長尺ゴム部材の押し出しを停止することにより前記長尺ゴム部材を切断する、［１］に記載のゴム部材成型方法。
【００１０】
［３］上下の前記成形ローラを、間に挟んだ前記長尺ゴム部材を前進させる方向にそれぞれ回転させ、前記押し出し機からの前記長尺ゴム部材の押し出しの停止後も上下の前記成形ローラを回転させる、［２］に記載のゴム部材成型方法。
【発明の効果】
（【００１１】以降は省略されています）

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