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公開番号
2025012505
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023115379
出願日
2023-07-13
発明の名称
カメラモジュール及びその製造方法
出願人
シャープセンシングテクノロジー株式会社
代理人
弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類
G03B
30/00 20210101AFI20250117BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】撮像素子へ追加の加工を行うことなく、基板の面方向におけるレンズホルダの位置決めを行う。
【解決手段】カメラモジュール(1)は、基板(2)と、センサチップ(3)と、レンズホルダ(4)と、レンズ(5)と、を備えている。レンズホルダ(4)の内周面(420)とセンサチップ(3)の外周面(30)との位置関係は、センサチップ(3)の中心軸(C2)とレンズ(5)の光軸(C1)との基板(2)の面方向におけるずれ量が、許容誤差以下に収まるようになっている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
基板と、
受光部を有し、前記基板の上面に搭載された撮像素子と、
前記撮像素子を覆うように、前記基板の前記上面に搭載されたレンズホルダと、
前記レンズホルダに保持されたレンズと、
を備え、
前記レンズホルダの内周面と前記撮像素子の外周面との位置関係は、前記撮像素子の中心軸と前記レンズの光軸との前記基板の面方向におけるずれ量が、許容誤差以下に収まるようになっていることを特徴とするカメラモジュール。
続きを表示(約 730 文字)
【請求項2】
前記レンズホルダの内周面の一部と、前記撮像素子の外周面の一部とが当接していることを特徴とする請求項1に記載のカメラモジュール。
【請求項3】
前記許容誤差は、50μm程度であることを特徴とする請求項1に記載のカメラモジュール。
【請求項4】
前記レンズホルダは、前記撮像素子と当接する当接部を有していることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のカメラモジュール。
【請求項5】
前記レンズホルダと前記基板とは、接着剤により固定されていることを特徴とする請求項1または2に記載のカメラモジュール。
【請求項6】
レンズホルダ内にレンズを搭載するレンズ搭載工程と、
基板の上面に撮像素子を搭載する撮像素子搭載工程と、
前記基板の前記上面における前記撮像素子よりも外側に、前記レンズホルダを接着するための接着剤を塗布する塗布工程と、
前記基板の前記上面に前記接着剤を介して前記レンズホルダを固定する固定工程と、
を含み、
前記レンズホルダの内周面と前記撮像素子の外周面との位置関係は、前記撮像素子の中心軸と前記レンズの光軸との前記基板の面方向におけるずれ量が、許容誤差以下に収まるようになっていることを特徴とするカメラモジュールの製造方法。
【請求項7】
前記固定工程は、前記レンズホルダの内周面の一部を、前記基板の前記上面に搭載された前記撮像素子の外周面の一部に当接させることにより、前記レンズの光軸と前記撮像素子の中心軸との位置を合わせる位置決め工程を含むことを特徴とする請求項6に記載のカメラモジュールの製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、カメラモジュール、及びカメラモジュールの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、撮像素子と、入射光を撮像素子上に結像するためのレンズとがモジュール化された撮像モジュールがある。例えば、特許文献1には、センサチップ上に被写体光を結像させるための集光レンズを内部に収容したホルダ部材が、センサチップを覆うように基板上に装着された撮像モジュールについて開示されている。
【0003】
特許文献1の撮像モジュールでは、センサチップ上の撮像領域以外の周辺領域に設けられた凹部に、ホルダ部材の突起部が嵌め込められている。これにより、センサチップの撮像領域と集光レンズとの高さ方向の距離を精度よく規定している。また、センサチップの撮像領域の中心位置と集光レンズの光軸とを、基板面に沿った方向に精度よく位置合わせしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-74781号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の撮像モジュールでは、センサチップへの追加の加工として、センサチップ上に凹部を設ける必要があるという課題があった。
【0006】
本発明の一態様は、撮像素子へ追加の加工を行うことなく、基板の面方向におけるレンズホルダの位置決めを行うことを可能としたカメラモジュール及びその製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るカメラモジュールは、基板と、受光部を有し、前記基板の上面に搭載された撮像素子と、前記撮像素子を覆うように、前記基板の前記上面に搭載されたレンズホルダと、前記レンズホルダに保持されたレンズと、を備えている。前記レンズホルダの内周面と前記撮像素子の外周面との位置関係は、前記撮像素子の中心軸と前記レンズの光軸との前記基板の面方向におけるずれ量が、許容誤差以下に収まるようになっている。
【0008】
本発明の一態様に係るカメラモジュールの製造方法は、レンズホルダ内にレンズを搭載するレンズ搭載工程と、基板の上面に撮像素子を搭載する撮像素子搭載工程と、前記基板の前記上面における前記撮像素子よりも外側に、前記レンズホルダを接着するための接着剤を塗布する塗布工程と、前記基板の前記上面に前記接着剤を介して前記レンズホルダを固定する固定工程と、を含む。前記レンズホルダの内周面と前記撮像素子の外周面と位置関係は、前記撮像素子の中心軸と前記レンズの光軸との前記基板の面方向におけるずれ量が、許容誤差以下に収まるようになっている。
【発明の効果】
【0009】
本発明の一態様によれば、撮像素子へ追加の加工を行うことなく、基板の面方向におけるレンズホルダの位置決めを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態1に係るカメラモジュールの構成を示す断面図である。
実施形態1に係るカメラモジュールの構成を示す上面図である。
実施形態1に係るレンズ搭載工程終了後の様子を示す断面図である。
実施形態1に係る撮像素子搭載工程の様子を示す断面図である。
実施形態1に係る塗布工程終了後の様子を示す断面図である。
実施形態1に係る固定工程終了後の様子を示す断面図である。
実施形態2に係るカメラモジュールの構成を示す断面図である。
実施形態2に係るカメラモジュールの構成を示す上面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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