TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025012171
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023114806
出願日
2023-07-13
発明の名称
インクジェット記録装置
出願人
キヤノンファインテックニスカ株式会社
代理人
主分類
B41J
2/165 20060101AFI20250117BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】
ユーザーが複数枚の記録媒体に記録を行う際に、記録媒体への記録が終了した後、次の記録媒体への記録が開始される前にキャップ吸引が実行されると、キャップ吸引が終了するまでは次の記録媒体への記録が開始できないことがある。
【解決手段】
インクを記録媒体に吐出して記録を行うインクジェット記録装置が、インクを吐出する記録ヘッドと、前記記録ヘッドから吐出されたインクを受けるキャップと、前記キャップの内部に貯留したインクを排出するポンプと、記録媒体への記録が所定の時間行われないときに、前記キャップの内部に貯留したインクを前記ポンプにより吸引するキャップ吸引を実行してから前記インクジェット記録装置をスリープ状態に移行する制御を行う制御手段と、を有する。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
インクを記録媒体に吐出して記録を行うインクジェット記録装置であって、
インクを吐出する記録ヘッドと、
前記記録ヘッドから吐出されたインクを受けるキャップと、
前記キャップの内部に貯留したインクを排出するポンプと、
記録媒体への記録が所定の時間行われないときに、前記キャップの内部に貯留したインクを前記ポンプにより吸引するキャップ吸引を実行してから前記インクジェット記録装置をスリープ状態に移行する制御を行う制御手段と、
を有することを特徴とするインクジェット記録装置。
続きを表示(約 190 文字)
【請求項2】
前記記録ヘッドから前記キャップに吐出したインクの吐出数をカウントするカウント手段を更に有し、
前記制御手段は、記録媒体への記録が所定時間行われないときに、前記カウント手段のカウント結果に基づいて前記キャップ吸引を実行してから前記インクジェット記録装置をスリープ状態に移行する、
ことを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、記録ヘッドに形成されたノズルからインクを吐出して記録媒体に画像を形成す
るインクジェット記録装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
コンピュータやワークステーションなどの出力装置の一種として、インクを吐出して記録紙などの記録媒体に画像を形成するインクジェット方式の記録装置が知られている。このインクジェット記録装置は、インクが吐出するノズルが形成された記録ヘッドと、この記録ヘッドを搭載して所定方向に往復移動するキャリッジと、記録媒体を搬送する記録媒体搬送装置とを備えている。インクジェット記録装置では、記録ヘッドからインクを吐出して記録を行うことから、記録ヘッドを常に吐出可能な状態で維持する必要がある。記録ヘッドの吐出性能を維持するための動作として、ノズル吸引と予備吐出がある。
【0003】
ノズル吸引は、ノズル内に混入した気泡や異物を外部からの吸引により排出して除去するものである。インクジェット記録装置は記録ヘッドのノズルを覆うキャップを備えている。キャップには負圧を発生させるためのポンプが接続されている。ノズルをキャップで覆った状態でポンプを駆動してノズルに負圧を与えることで、ノズルからインクを吸引する。
【0004】
予備吐出は、ノズル内部のインクを吐出によって排出することで、ノズル内インクの乾燥を防止するものである。予備吐出は予備吐ともいう。予備吐出を行う場合、ノズルからキャップに向けてインクを吐出する。ノズルから吐出されたインクは、キャップ内部に貯まる。キャップ内部には多孔質材料からなる吸収体が設置されており、キャップに排出されたインクを吸収して保持する。
【0005】
インクジェット記録装置には、封筒を含む郵便物に記録を行うものがある。さらに郵便物に記録を行うインクジェット記録装置には、ユーザーが記録媒体を1枚ずつ記録装置に挿入し、記録媒体をユーザーが保持した状態で記録を行うものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2002-52744号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
先行技術文献においては、予備吐によりキャップ内に貯まったインク量が所定量に達したときに、キャップ内のインクを除去するためのキャップ吸引が行われる。キャップ吸引は、キャップがノズルを覆っていない状態でポンプを駆動することによって、キャップ内部に貯まったインクを外部に排出するものである。
【0008】
従来の記録装置では、キャップ内にある程度インクが貯まっている状態からユーザーが複数の記録媒体に記録を行う場合に、記録媒体への記録が終了して次の記録媒体に対する記録が開始される前に、キャップ吸引が実行されることがある。ポンプの駆動源となるモータが記録動作における他の駆動源を兼ねる構成の記録装置においては、ノズル吸引と並行して記録動作を行うことができない。そのため、記録媒体への記録が終了した後、次の記録媒体への記録が開始される前にキャップ吸引が実行されると、キャップ吸引が終了するまでは次の記録媒体への記録が開始できないという課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために、本発明に係るインクジェット記録装置は、インクを吐出する記録ヘッドと、前記記録ヘッドから吐出されたインクを受けるキャップと、前記キャップの内部に貯留したインクを排出するポンプと、記録媒体への記録が所定の時間行われないときに、前記キャップの内部に貯留したインクを前記ポンプにより吸引するキャップ吸引を実行してから前記インクジェット記録装置をスリープ状態に移行する制御を行う制御手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、記録媒体への記録が終了してから次の記録媒体への記録が開始される前にキャップ吸引が実行されるのを抑制することが可能なインクジェット記録装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
東レ株式会社
凸版印刷版原版
1か月前
三菱製紙株式会社
感熱記録材料
2か月前
シヤチハタ株式会社
反転式印判
21日前
独立行政法人 国立印刷局
記録媒体
6日前
株式会社リコー
液体吐出装置
今日
キヤノン株式会社
画像形成装置
今日
キヤノン株式会社
印刷制御装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
6日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2か月前
フジコピアン株式会社
中間転写シート
1か月前
キヤノン株式会社
情報処理装置
21日前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
13日前
株式会社リコー
画像形成システム
2か月前
キヤノン株式会社
印刷制御システム
2か月前
イーデーエム株式会社
プリンタ装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
補助部材
13日前
株式会社リコー
画像形成装置及び検査台
1か月前
ブラザー工業株式会社
液体消費装置
2か月前
セイコーエプソン株式会社
記録装置
1か月前
スター精密株式会社
プリンタ
13日前
株式会社リコー
液体吐出装置及び印刷方法
1か月前
キヤノン株式会社
定着装置および加熱装置
13日前
株式会社リコー
液体吐出装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
画像記録装置
13日前
キヤノン株式会社
定着装置および加熱装置
13日前
株式会社リコー
検査方法及び塗装装置
2か月前
理想科学工業株式会社
印刷装置
1か月前
日本製紙株式会社
ヒートシール用感熱記録体
2か月前
株式会社ミマキエンジニアリング
印刷システム
22日前
沖電気工業株式会社
露光装置及び画像形成装置
2か月前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
13日前
理想科学工業株式会社
画像形成装置および方法
15日前
ブラザー工業株式会社
記録装置
1か月前
FCLコンポーネント株式会社
プリンタ
1か月前
理想科学工業株式会社
滑り検出装置および方法
1か月前
続きを見る
他の特許を見る