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公開番号
2025011744
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023114028
出願日
2023-07-11
発明の名称
補助輪装置及び手押し運搬車
出願人
TPR株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
B62B
3/02 20060101AFI20250117BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】本発明の目的は、手押し運搬車を走行させる際の作業者の重筋作業による負担を軽減することである。
【解決手段】補助輪装置が、荷台と、車輪と、一対のハンドル部を含む車体とを有する手押し運搬車に取り付けられる。補助輪装置は補助輪と伸縮機構とを備える。伸縮機構は、補助輪に下端部が接続されると共に車体における荷台よりも後方に取り付けられ、且つ上下方向に伸縮するように構成される。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
荷台と、前記荷台の下方に位置する車輪と、前記荷台及び前記車輪が取り付けられており且つ前記荷台の両側方から後方に延びる一対のハンドル部を含む車体と、を有する手押し運搬車に取り付けられる補助輪装置であって、
補助輪と、
前記補助輪に下端部が接続されると共に前記車体における前記荷台よりも後方に取り付けられ、且つ上下方向に伸縮するように構成された伸縮機構と、
を備える、補助輪装置。
続きを表示(約 620 文字)
【請求項2】
前記伸縮機構の駆動を操作する操作部であって、前記車体の前記ハンドル部に設置される操作部を更に備える、
請求項1に記載の補助輪装置。
【請求項3】
前記伸縮機構はエアシリンダを含み、
前記エアシリンダに空気を供給するコンプレッサと、
前記エアシリンダから空気を排気する排気弁と、を更に備え、
前記操作部によって前記コンプレッサ及び前記排気弁が制御されることで前記伸縮機構が伸縮する、
請求項2に記載の補助輪装置。
【請求項4】
請求項1から3のいずれか一項に記載の補助輪装置が取り付けられた手押し運搬車。
【請求項5】
前記車輪が一輪であって、
前記補助輪が前記車輪と前後方向において略一直線上に並ぶように前記補助輪装置が前記車体に取り付けられている、
請求項4に記載の手押し運搬車。
【請求項6】
前記伸縮機構の側面視において、
前記伸縮機構が最も縮んだ状態では、前記手押し運搬車の車輪が接地している水平面と前記伸縮機構の中心軸とのなす角度が前記手押し運搬車の後方側において鋭角となるように、前記補助輪装置が前記車体に取り付けられている、
請求項4に記載の手押し運搬車。
【請求項7】
前記車輪が電力により駆動する、
請求項4に記載の手押し運搬車。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、補助輪装置及び手押し運搬車に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、例えば、農業、土木、又は建築の現場において、資材等の荷物を荷台に積んだ状態で作業者が手で押しながら走行させる手押し運搬車が知られている。また、特許文献1には三輪の電動手押し運搬車が開示されている。特許文献1に開示された手押し運搬車は、モータが内蔵された前輪と、キャスタ式遊動輪で構成された左右の後輪とを備える。また、特許文献1には四輪の電動手押し運搬車も開示されている。
【0003】
また、特許文献2には一輪の電動補助運搬車が開示されている。特許文献1に開示された電動補助運搬車では、車輪を駆動させるモータが作業者によるグリップ操作により制御される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-218092号公報
特開平11-263227号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
荷物の運搬に手押し運搬車が用いられる際、作業者は、荷台の両側方から後方に延びる一対のハンドル部を掴んで手押し運搬車の後方を上方に持ち上げた状態で手押し運搬車を走行させる必要がある。このような場合、荷物の重量が重いと、手押し運搬車の後方を持ち上げる重筋作業が作業者にとって負担となる虞がある。
【0006】
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、手押し運搬車を走行させる際の作業者の重筋作業による負担を軽減することが可能な技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第1の態様に係る補助輪装置は、荷台と、前記荷台の下方に位置する車輪と、前記荷台及び前記車輪が取り付けられており且つ前記荷台の両側方から後方に延びる一対のハンドル部を含む車体と、を有する手押し運搬車に取り付けられる補助輪装置であって、補助輪と、前記補助輪に下端部が接続されると共に前記車体における前記荷台よりも後方に取り付けられ、且つ上下方向に伸縮するように構成された伸縮機構と、を備える。
【0008】
本発明の第1の態様に係る補助輪装置は手押し運搬車に取り付けられる装置である。この補助輪装置は補助輪と伸縮機構とを備えている。補助輪装置においては、伸縮機構の下端部に補助輪が接続されている。伸縮機構は、手押し運搬車の車体における荷台よりも後方に取り付けられる。つまり、補助輪装置は、手押し運搬車のハンドル部側に取り付けられる。そして、補助輪装置が取り付けられた手押し運搬車は、荷台の下方に位置する車輪と補助輪とで走行することができる。
【0009】
また、補助輪装置の伸縮機構は上下方向に伸縮するように構成されている。運搬車の車体における荷台よりも後方に取り付けられた伸縮機構が上下方向に伸縮すると、車体の傾斜角が変更される。より詳細には、伸縮機構が伸びる方向に駆動すると、車輪と補助輪と
が接地している水平面に対する車体の傾斜角(後方側の傾斜角)が大きくなる。その結果、手押し運搬車の後方(ハンドル部側)が上方に持ち上がる。反対に、伸縮機構が縮む方向に駆動すると、車輪と補助輪とが接地している水平面に対する車体の傾斜角(後方側の傾斜角)が小さくなる。その結果、手押し運搬車の後方(ハンドル部側)が下方に下がる。
【0010】
上述したように、本発明の第1の態様に係る補助輪装置によれば、荷台に荷物を積んだ状態の手押し運搬車の後方を作業者が持ち上げる重筋作業を、伸縮機構を伸びる方向に駆動させることで、不要とする又は補助することができる。そのため、手押し運搬車の後方を持ち上げた状態で手押し運搬車を走行させる際の作業者の重筋作業による負担を軽減することが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)
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