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公開番号
2025011554
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023113739
出願日
2023-07-11
発明の名称
音声出力装置
出願人
個人
代理人
弁理士法人井上国際特許商標事務所
,
個人
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個人
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個人
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個人
主分類
H04M
1/00 20060101AFI20250117BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】警告音を確実に出力できる、音声通信を可能とする音声通信装置が備える受話部に取り付け可能な音声出力装置を提供する。
【解決手段】本体、受話器220及びコードを備える固定電話機に適用される音声出力装置100は、警告音を出力する第2スピーカ20と、筐体10に設けられ、第1発話者の把持に応じて押圧されたことを感知する第1感知部30と、筐体10に設けられ、第1感知部30による感知に基づいて、第2スピーカ20から警告音を出力する音声出力制御を行う制御部と、を備える。筐体10は、受話器の背面223に対向する第1被覆部と、受話器の一対の側面のうちいずれか一方に対向する第2被覆部を有し、第1感知部30は、軸線K方向に垂直かつ受話器の背面に沿った方向の成分を含む圧力を感知する。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
互いに離隔した第1発話者および第2発話者間での通信回線を介した音声通信を可能とする音声通信装置に備えられ、少なくとも前記第1発話者の発話音声を第1マイクにより集音するとともに、前記第2発話者の発話音声を第1スピーカにより出力するよう構成され、前記第1マイク及び前記第1スピーカが設けられる側とは反対側の受話部背面と、前記第1スピーカから前記第1マイクに向かう軸線方向に延びる一対の側面とを有する受話部、に取り付け可能な音声出力装置であって、
前記受話部に取り付けられ、前記第1発話者により把持される筐体と、
前記筐体に設けられ、警告音を出力する第2スピーカと、
前記筐体に設けられ、前記第1発話者の把持に応じて押圧されたことを感知する第1感知部と、
前記筐体に設けられ、前記第1感知部による感知に基づいて、前記第2スピーカから前記警告音を出力する音声出力制御を行う制御部と、
を備え、
前記筐体は、前記受話部背面に対向する第1被覆部と、
前記一対の側面のうちいずれか一方に対向する第2被覆部と、
前記第1被覆部と前記第2被覆部を繋ぐ接続部と、を有し、
前記第1感知部は、前記軸線方向に垂直かつ前記背面に沿った方向の成分を含む圧力を感知する音声出力装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の音声出力装置であって、
前記筐体に設けられ、前記発話音声を集音する第2マイクと、
前記筐体に設けられ、前記第2マイクにより集音された前記発話音声を記録する記録部と、
を更に備え、
前記制御部は、
前記音声出力制御に加え、前記第1感知部による感知に基づいて、前記第2マイクにより集音された前記発話音声を記録する記録制御を行う音声出力装置。
【請求項3】
請求項2に記載の音声出力装置であって、
前記第1感知部を前記第2被覆部または前記接続部に設けた音声出力装置。
【請求項4】
請求項3に記載の音声出力装置であって、
前記受話部の一部を覆い前記筐体を前記受話部に取り付ける取付具を更に備えた音声出力装置。
【請求項5】
請求項4に記載の音声出力装置であって、
前記受話部と前記筐体の間に介在部材を配し、
前記介在部材は前記受話部の形状に合わせて変形する音声出力装置。
【請求項6】
請求項1から5のいずれか一項に記載の音声出力装置であって、
前記受話部とは反対側の前記第1被覆部の面に第2感知部を設け、
前記第2感知部は前記背面に垂直な成分を含む圧力を感知し、
前記制御部は前記第2感知部の感知に基づいて、前記第2スピーカから前記警告音を出力する第2音声出力制御を行う音声出力装置。
【請求項7】
互いに離隔した第1発話者および第2発話者間での通信回線を介した音声通信を可能とする音声通信装置に備えられ、少なくとも前記第1発話者の発話音声を第1マイクにより集音するとともに、前記第2発話者の発話音声を第1スピーカにより出力するよう構成され、前記第1マイク及び前記第1スピーカが設けられる側とは反対側の受話部背面と、前記第1スピーカから前記第1マイクに向かう軸線方向に延びる一対の側面とを有する受話部、に取り付け可能な音声出力装置であって、
前記音声出力装置は、
前記受話部に取り付けられる筐体と、
前記受話部の一部を覆い前記筐体を前記受話部に取り付ける取付具と、
を備え、
前記筐体は、
押圧を感知する第2感知部と、
警告音を出力する第2スピーカと、
前記第2感知部による感知に基づいて、前記第2スピーカから警告音を出力する警告音出力制御を行う制御部と、
を備え、
前記筐体は、
前記受話部背面と対向する第1被覆部と、
前記一対の側面のいずれか一方を覆う第2被覆部と
を有し、
前記第2感知部は、前記受話部とは反対側の前記第1被覆部の面に設けられ、前記背面に垂直な成分を含む圧力を感知する音声出力装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、音声通信を可能とする音声通信装置が備える受話部に取り付け可能な音声出力装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、悪意ある発呼者により、音声通信装置を介して行われる詐欺等犯罪行為を抑制するための技術が知られている。特許文献1は、詐欺電話警報装置を開示している。この装置は、少なくとも、本体部、音声出力部、及び、制御部を備えている。本体部は、電話機の受話器に固定される。音声出力部は、電話をかけてきた発呼者に対して、警告に相当する応答音声(以下、単に警告音とも称呼することもある。)を出力可能となっている。制御部は、本体部の動きが検出された場合、音声出力部に対して、警告音の出力指示を行う。これにより、機械に不慣れな者(例えば、高齢者等)であっても、簡易な操作にて、発呼者に対して警告することができる。
【0003】
また、特許文献2も、詐欺電話警報装置を開示している。この装置は、特許文献1の装置構成に加え、傾斜センサを更に備えている。傾斜センサにより、1軸の傾斜が検知されるようになっている。制御部は、上記傾斜が検知された場合、音声出力部に対して、上記応答音声の出力指示を行う。これにより、上述した特許文献1の効果に加え、例えば、ユーザが受話器を耳にあてる際、受話器を捻る動作を精度良く検出でき、誤作動を防止することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実用新案登録第3219600号
実用新案登録第3222594号
【発明の概要】
【0005】
特許文献1,2に記載の詐欺電話警報装置においては、傾斜センサを備える等により、本体部の傾斜や作動が検出されるようになっている。そして、当該検出により、警告音が出力される。一方で、詐欺電話警報装置が固定される受話器としては、機能やデザインの多様化に応じて、受信待ちの受話器の載置態様は、水平載置であったり、子機として直立載置であったりと、非常に幅広い。
【0006】
受話器を用いて通話する際、ユーザにより受話器を持ち上げる場合の傾斜度合いも様々となる。このため、特許文献1,2に記載の技術にて、警告音を確実に出力させるには、困難な場合が生じる。以上より、様々な態様の受話器においても、警告音を確実に出力できる構成が望まれている。
【0007】
本発明の目的は、音声通信装置が備える受話部に設けられる音声出力装置において、警告音を確実に出力できるものを提供することにあり、ひいては賛同者との協働により当該音声出力装置の効果を広め、この不幸な被害撲滅の一助となることにある。
【0008】
本発明による音声出力装置は、互いに離隔した第1発話者および第2発話者間での通信回線を介した音声通信を可能とする音声通信装置に備えられ、少なくとも前記第1発話者の発話音声を第1マイクにより集音するとともに、前記第2発話者の発話音声を第1スピーカにより出力するよう構成され、前記第1マイク及び前記第1スピーカが設けられる側とは反対側の受話部背面と、前記第1スピーカから前記第1マイクに向かう軸線方向に延びる一対の側面とを有する受話部に取り付けられる。
【0009】
本発明による音声出力装置は、前記受話部に取り付けられ、前記第1発話者により把持される筐体と、
前記筐体に設けられ、警告音を出力する第2スピーカと、
前記筐体に設けられ、前記第1発話者の把持に応じて押圧されたことを感知する第1感知部と、
前記筐体に設けられ、前記第1感知部による感知に基づいて、前記第2スピーカから前記警告音を出力する音声出力制御を行う制御部と、
を備え、
前記筐体は、前記受話部背面に対向する第1被覆部と、前記一対の側面のうちいずれか一方に対向する第2被覆部と、前記第1被覆部と前記第2被覆部を繋ぐ接続部と、を有し、
前記第1感知部は、前記軸線方向に垂直かつ前記背面に沿った方向の成分を含む圧力を感知する。
【0010】
本発明によれば、受話部に支持された音声出力装置の筐体は、第1発話者により把持されるようになっている。第1発話者により筐体が把持されたとき、当該把持に応じて、第1発話者の身体の一部にて第1感知部が押圧されて、押圧したことが感知される。そして、第1感知部の押圧感知に基づいて、第2スピーカから警告音が出力される。このため、例えば、傾斜センサ等のモーションセンサにより、受話器自体の動きを検出する場合に比して、より確実に警告音を出力できる。
(【0011】以降は省略されています)
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