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公開番号
2025011433
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023113547
出願日
2023-07-11
発明の名称
画像形成装置、色彩補正方法および色彩補正プログラム
出願人
コニカミノルタ株式会社
代理人
弁理士法人磯野国際特許商標事務所
主分類
B41J
2/525 20060101AFI20250117BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】起動時に発生する色彩バラツキを修正する。
【解決手段】複数回、複数色からなる画像を媒体に形成する画像形成部10と、画像形成部10によって形成された複数の媒体画像の色彩情報を、画像センサ30を用いて検出する検出部と、複数の色彩情報を用いて、初回に画像形成したときの色彩情報を一次近似式41または対数近似式42で修正する色彩情報修正部22と、色彩情報を修正した修正色彩情報を用いて、画像形成部10の色彩補正を行う色補正部23と、を備えた。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数色からなる画像を媒体に形成する画像形成部と、
前記画像形成部によって形成された媒体画像の色彩情報を検出する検出部と、
前記色彩情報を用いて、画像形成するときの前記色彩情報を修正する色彩情報修正部と、
前記色彩情報を修正した修正色彩情報を用いて、前記画像形成部の色彩補正を行う色補正部と、
を備えた画像形成装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記色彩情報修正部は、一次近似式を用いて、前記修正色彩情報を演算する
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記色彩情報修正部は、対数近似式を用いて、前記修正色彩情報を演算する
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記画像形成部は、複数回、前記画像を連続形成するものであり、
前記色彩情報修正部は、検出された複数の色彩情報を用いて、初回に画像形成したときの前記色彩情報を修正する
ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記媒体は、試し刷り用媒体と、複数の本印刷用媒体とから構成され、
前記検出部は、前記試し刷り用媒体の画像形成中に前記色彩情報を検出し、
前記画像形成部は、前記色補正部で色補正を行った条件で、前記複数の本印刷用媒体に画像形成する
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記検出部が検出した複数の前記色彩情報のバラツキの大小を判定するバラツキ判定部をさらに備え、
前記色彩情報修正部は、前記バラツキ判定部が基準値よりもバラツキが大きいと判定したとき、対数近似式を用いて、前記修正色彩情報を演算し、バラツキが小さいと判定したとき、一次近似式を用いて、前記修正色彩情報を演算する
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記バラツキ判定部は、第1の連続した画像形成の後半部に前記検出部に前記色彩情報を検出させ、
前記画像形成部は、前記色補正部で色補正を行った条件で、前記第1の連続した画像形成の後の第2の連続した画像形成を行う
請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記媒体は、試し刷り用媒体と、複数の本印刷用媒体とから構成され、
前記色彩情報修正部は、前記試し刷り用媒体に画像形成したときの前記色彩情報を修正する
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記色彩情報修正部は、経過時間および前記媒体の移動距離の何れか一方を変数とした近似式を用いて、前記色彩情報を修正する
請求項8に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記色彩情報修正部は、経過時間を変数とした近似式を用いて修正した第1色彩修正情報と、移動距離を変数とした近似式を用いて修正した第2色彩修正情報とを平均し、
前記色補正部は、前記色彩情報修正部で平均した平均色彩情報を前記修正色彩情報として、色補正を行う
請求項8に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置、色彩補正方法および色彩補正プログラムに関し、例えば、カラー印刷可能な画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
印刷開始時に対して、色調が大きく変動させず安定して印刷するために、印刷画像をセンサにて読み取り、電子写真プロセスの補正制御を行い、色調を安定させる技術が知られている。
例えば、特許文献1に記載の技術では、各色のパターン画像の主走査方向および副走査方向の重心の距離のズレ量ΔH,ΔVで色ずれを演算し、その演算結果に基づいて色ずれ補正を行っている。これにより、各トナー像の中間転写ベルトへの転写位置に相対的な位置ずれを解消している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-15762号公報(段落0023)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の技術では、各色のパターン画像の主走査方向の重心の距離のズレ量と副走査方向の重心の距離のズレ量を測定している。つまり、各色の濃度までは調整されていない。そのため、各色のトナー像の位置が合っていても、合成した色彩が目標色にならないことがある。
初期変動の影響を抑えるために、濃度ムラや測定ムラの影響により値がバラついてしまうため、数枚での平均値を目標値としている場合が多い。その数枚における初期変動が起こった場合、数枚これら平均値が変動の影響を受けた値になり、1ページ目の真値と差が生じてしまうおそれがある。
【0005】
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、起動時に発生する色彩バラツキを修正することができる画像形成装置、色彩補正方法および色彩補正プログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の上記課題は、下記の手段により解決される。
【0007】
(1)複数色からなる画像を媒体に形成する画像形成部と、前記画像形成部によって形成された媒体画像の色彩情報を検出する検出部と、前記色彩情報を用いて、画像形成するときの前記色彩情報を修正する色彩情報修正部と、前記色彩情報を修正した修正色彩情報を用いて、前記画像形成部の色彩補正を行う色補正部と、を備えた画像形成装置。
【0008】
(2)前記色彩情報修正部は、一次近似式を用いて、前記修正色彩情報を演算する前記(1)に記載の画像形成装置。
【0009】
(3)前記色彩情報修正部は、対数近似式を用いて、前記修正色彩情報を演算する前記(1)に記載の画像形成装置。
【0010】
(4)前記画像形成部は、複数回、前記画像を連続形成するものであり、前記色彩情報修正部は、検出された複数の色彩情報を用いて、初回に画像形成したときの前記色彩情報を修正する前記(2)又は前記(3)に記載の画像形成装置。
(【0011】以降は省略されています)
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