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公開番号
2025011198
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-23
出願番号
2024176887,2023073975
出願日
2024-10-09,2011-09-27
発明の名称
移動体通信システム、通信端末装置、基地局装置および基地局制御装置
出願人
三菱電機株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H04W
8/24 20090101AFI20250116BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】基地局の傘下に多数の端末群が存在する場合でも、多数の端末から、あるいは多数の端末へ同時にデータを通信する状況が生じたときのコアネットワークの混雑を緩和することができる通信システム等を提供する。
【解決手段】通信システムは、端末がMTC装置であることを示すMTC情報を端末から受信する基地局、および、その基地局を制御する基地局制御装置を有する。基地局は、MTC装置を識別するMTC識別情報を基地局制御装置に通知する。基地局制御装置は、MTC識別情報と共にページングメッセージを基地局に通知する。
【選択図】図26
特許請求の範囲
【請求項1】
通信端末装置、この通信端末装置との間で無線通信を行う基地局装置、およびこの基地局装置を制御する基地局制御装置を含む移動体通信システムであって、
前記通信端末装置は、MTC(Machine Type Communication)装置であり、
前記基地局制御装置は、MME(Mobility Management Entity)を含み、
前記通信端末装置から前記基地局装置を経由して前記MMEにデータが送信されることを特徴とする移動体通信システム。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記データは、NAS(Non-Access Stratum)シグナリングを用いて前記通信端末装置から前記基地局装置を経由して前記MMEに送信されることを特徴とする請求項1記載の移動体通信システム。
【請求項3】
前記データは、RRC(Radio Resource Control)シグナリングを用いて前記通信端末装置から前記基地局装置に送信されることを特徴とする請求項1記載の移動体通信システム。
【請求項4】
前記データは、S1シグナリングを用いて前記基地局装置から前記MMEに送信されることを特徴とする請求項1記載の移動体通信システム。
【請求項5】
通信端末装置、この通信端末装置との間で無線通信を行う基地局装置、およびこの基地局装置を制御する基地局制御装置を含む移動体通信システムにおける通信端末装置であって、
前記通信端末装置は、MTC(Machine Type Communication)装置であり、
前記基地局制御装置は、MME(Mobility Management Entity)を含み、
前記基地局装置を経由して前記MMEにデータを送信することを特徴とする通信端末装置。
【請求項6】
通信端末装置、この通信端末装置との間で無線通信を行う基地局装置、およびこの基地局装置を制御する基地局制御装置を含む移動体通信システムにおける基地局装置であって、
前記通信端末装置は、MTC(Machine Type Communication)装置であり、
前記基地局制御装置は、MME(Mobility Management Entity)を含み、
前記通信端末装置から送信されたデータを受信して前記MMEに送信することを特徴とする基地局装置。
【請求項7】
通信端末装置、この通信端末装置との間で無線通信を行う基地局装置、およびこの基地局装置を制御する基地局制御装置を含む移動体通信システムにおける基地局制御装置であって、
前記通信端末装置は、MTC(Machine Type Communication)装置であり、
前記基地局制御装置は、MME(Mobility Management Entity)を含み、
前記通信端末装置から送信されたデータを、前記基地局装置を経由して前記MMEが受信することを特徴とする基地局制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は通信システム等に関する。
続きを表示(約 3,300 文字)
【背景技術】
【0002】
第3世代と呼ばれる通信方式のうち、W-CDMA(Wideband Code division Multiple Access)方式が2001年から日本で商用サービスが開始されている。また、下りリンク(個別データチャネル、個別制御チャネル)にパケット伝送用のチャネル(High Speed-Downlink Shared Channel:HS-DSCH)を追加することにより、下りリンクを用いたデータ送信の更なる高速化を実現するHSDPA(High Speed Downlink Packet Access)のサービスが開始されている。さらに、上り方向のデータ送信をより高速化するため、HSUPA(High Speed Uplink Packet Access)方式についてもサービスが開始されている。W-CDMAは、移動体通信システムの規格化団体である3GPP(3rd Generation Partnership Project)により定められた通信方式であり、リリース8版の規格書がとりまとめられている。
【0003】
また、3GPPにおいて、W-CDMAとは別の通信方式として、無線区間についてはロングタームエボリューション(Long Term Evolution:LTE)、コアネットワーク(単にネットワークとも称する)を含めたシステム全体構成については、システムアーキテクチャエボリューション(System Architecture Evolution:SAE)と称される新たな通信方式が検討されている。この通信方式は3.9G(3.9 Generation)システムとも呼ばれる。
【0004】
LTEでは、アクセス方式、無線のチャネル構成やプロトコルが、現在のW-CDMA(HSDPA/HSUPA)とは全く異なるものになる。例えば、アクセス方式は、W-CDMAが符号分割多元接続(Code Division Multiple Access)を用いているのに対して、LTEは下り方向はOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)、上り方向はSC-FDMA(Single Career Frequency Division Multiple Access)を用いる。また、帯域幅は、W-CDMAが5MHzであるのに対し、LTEでは1.4MHz,3MHz,5MHz,10MHz,15MHz,20MHzの中で基地局毎に選択可能となっている。また、LTEでは、W-CDMAのように回線交換を含まず、パケット通信方式のみになる。
【0005】
LTEは、W-CDMAのコアネットワーク(General Packet Radio Service:GPRS)とは異なる新たなコアネットワークを用いて通信システムが構成されるため、W-CDMA網とは別の独立した無線アクセス網として定義される。したがって、W-CDMAの通信システムと区別するため、LTEの通信システムでは、移動端末(User Equipment:UE)と通信を行う基地局(Base station)はeNB(E-UTRAN NodeB)と称され、複数の基地局と制御データやユーザデータのやり取りを行う基地局制御装置(Radio Network Controller)は、EPC(Evolved Packet Core)またはaGW(Access Gateway)と称される。このLTEの通信システムでは、ユニキャスト(Unicast)サービスとE-MBMSサービス(Evolved Multimedia Broadcast Multicast Service)とが提供される。E-MBMSサービスとは、放送型マルチメディアサービスであり、単にMBMSと称される場合もある。複数の移動端末に対してニュースや天気予報、モバイル放送などの大容量放送コンテンツが送信される。これを1対多(Point to Multipoint)サービスともいう。
【0006】
3GPPでの、LTEシステムにおける全体的なアーキテクチャ(Architecture)に関する現在の決定事項が、非特許文献1(4.6.1章)に記載されている。全体的なアーキテクチャについて図1を用いて説明する。図1は、LTE方式の通信システムの構成を示す説明図である。図1において、移動端末101に対する制御プロトコル、例えばRRC(Radio Resource Control)と、ユーザプレイン、例えばPDCP(Packet Data Convergence Protocol)、RLC(Radio Link Control)、MAC(Medium Access Control)、PHY(Physical layer)とが基地局102で終端するならば、E-UTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio Access)は1つあるいは複数の基地局102によって構成される。
【0007】
基地局102は、MME(Mobility Management Entity)103から通知されるページング信号(Paging Signaling、ページングメッセージ(paging messages)とも称される)のスケジューリング(Scheduling)および送信を行う。基地局102は、X2インタフェースにより、互いに接続される。また基地局102は、S1インタフェースによりEPC(Evolved Packet Core)に接続される。より明確には、基地局102は、S1_MMEインタフェースによりMME(Mobility Management Entity)103に接続され、S1_UインタフェースによりS-GW(Serving Gateway)104に接続される。
【0008】
MME103は、複数あるいは単数の基地局102へのページング信号の分配を行う。また、MME103は、待受け状態(Idle State)のモビリティ制御(Mobility control)を行う。MME103は、移動端末が待ち受け状態およびアクティブ状態(Active State)の際に、トラッキングエリア(Tracking Area)リストの管理を行う。
【0009】
S-GW104は、ひとつまたは複数の基地局102とユーザデータの送受信を行う。S-GW104は、基地局間のハンドオーバの際、ローカルな移動性のアンカーポイント(Mobility Anchor Point)となる。EPCには、さらにP-GW(PDN Gateway)が存在し、ユーザ毎のパケットフィルタリングやUE-IDアドレスの割当などを行う。
【0010】
移動端末101と基地局102との間の制御プロトコルRRCは、報知(Broadcast)、ページング(paging)、RRC接続マネージメント(RRC connection management)などを行う。RRCにおける基地局と移動端末の状態として、RRC_IDLE、RRC_CONNECTEDがある。RRC_IDLEでは、PLMN(Public Land Mobile Network)選択、システム情報(System Information:SI)の報知、ページング(paging)、セル再選択(cell reselection)、モビリティ等が行われる。RRC_CONNECTEDでは、移動端末はRRC接続(connection)を有し、ネットワークとのデータの送受信を行うことができ、また、ハンドオーバ(Handover:HO)、隣接セル(Neighbour cell)のメジャメント等が行われる。
(【0011】以降は省略されています)
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