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公開番号
2025010355
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2024192141,2024522413
出願日
2024-10-31,2023-12-26
発明の名称
化粧シート
出願人
TOPPANホールディングス株式会社
代理人
弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類
B32B
33/00 20060101AFI20250109BHJP(積層体)
要約
【課題】 ざらざらした触感を与え、且つ触感の均一性に優れた化粧シートを提供する。
【解決手段】 化粧シート1は、原反層2と、上記原反層2の一方の表面に設けられた表面保護層5とを備え、上記表面保護層2の表面に、各々が畝状に突出した複数の畝状部を含んだ凹凸構造が設けられており、上記表面保護層5の上記凹凸構造は、突出山部高さRpkが3.5μm以上であり、上記表面保護層は、炭素原子の質量濃度C(質量%)と酸素原子の質量濃度O(質量%)とケイ素原子の質量濃度Si(質量%)とが、以下の関係式:0.5≦{Si/(C+O+Si)}×100を満たす。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
原反層と、前記原反層の一方の表面に設けられた表面保護層とを備え、
前記表面保護層の表面に、各々が畝状に突出した複数の畝状部を含んだ凹凸構造が設けられており、
前記表面保護層の前記凹凸構造は、突出山部高さRpkが3.5μm以上であり、
前記表面保護層は、炭素原子の質量濃度C(質量%)と酸素原子の質量濃度O(質量%)とケイ素原子の質量濃度Si(質量%)とが、以下の関係式:
0.5≦{Si/(C+O+Si)}×100
を満たす化粧シート。
続きを表示(約 850 文字)
【請求項2】
前記突出山部高さRpkは25μm以下である請求項1に記載の化粧シート。
【請求項3】
前記表面保護層は、炭素原子の質量濃度C(質量%)と酸素原子の質量濃度O(質量%)とケイ素原子の質量濃度Si(質量%)とが、以下の関係式:
0.5≦{Si/(C+O+Si)}×100≦5.0
を満たす請求項1又は2に記載の化粧シート。
【請求項4】
前記表面保護層の前記凹凸構造は、粗さ曲線要素の平均長さRSmが150μm以上である請求項1乃至3の何れか1項に記載の化粧シート。
【請求項5】
前記平均長さRSmは600μm以下である請求項4に記載の化粧シート。
【請求項6】
前記表面保護層の厚さは8μm以上である請求項1乃至5の何れか1項に記載の化粧シート。
【請求項7】
前記表面保護層の光沢度は10.0以下である請求項1乃至6の何れか1項に記載の化粧シート。
【請求項8】
前記複数の畝状部の少なくとも一部は幅方向へ隣り合い、前記複数の畝状部の前記少なくとも一部が前記幅方向へ隣り合った位置で、前記幅方向及び前記表面保護層の厚さ方向に平行な断面は、前記凹凸構造が設けられた部分が正弦波形状を有している請求項1乃至7の何れか1項に記載の化粧シート。
【請求項9】
前記表面保護層は電離放射線硬化性樹脂の硬化物を含み、前記電離放射線硬化性樹脂は主成分が繰り返し構造を含むアクリレートであり、
前記繰り返し構造は、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、及びε-カプロラクトンの何れかであり、
前記繰り返し構造の繰り返し回数は3以上である請求項1乃至8の何れか1項に記載の化粧シート。
【請求項10】
請求項1乃至9の何れか1項に記載の化粧シートと、
前記化粧シートが貼り付けられた基材と
を備えた化粧材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、化粧シートに関する。
続きを表示(約 990 文字)
【背景技術】
【0002】
化粧シートは、例えば、建具、家具、造作材、及び床材等の内外装材へ意匠性や耐久性を付与する目的で、それらの表面化粧に使用される。化粧シートは、一般に、木材、木質ボード、金属板、不燃ボード、紙質基板、及び樹脂基板等の基板の表面に接着剤などを介して貼り付けてなる化粧板として広く用いられている。
【0003】
意匠性は、例えば、木目や石目といった柄を、各種印刷方法を用いて形成することによって付与する。化粧シートには、柄がない無地が好まれることもある。柄の有無や柄の種類の選択は、用途や嗜好に応じて様々である。
【0004】
化粧シートの意匠性には、表面の光沢感も重要である。化粧シートとしては、用途や嗜好に応じて、鏡面のような高光沢なものから、映り込みが全くない低光沢なものまで、様々なものが選ばれる。
【0005】
また、前述の通り、意匠性の付与と並んで重要な化粧シートの機能として、耐久性の付与が挙げられる。耐久性とは、耐傷性や耐汚染性、更にそれらが長期間継続して担保されるかを総合的に評価したものである。化粧シートが使用される環境や状況により、要求は異なってくるが、常に高い性能を有する化粧シートが求められている。
【0006】
耐久性の付与には、化粧シートの最表面に表面保護層を形成するのが一般的である。また、前述の光沢感を調整するため、特に低光沢を達成するためには、表面保護層中に艶調整剤(艶消し添加剤)を添加することが一般的である。
【0007】
更に、化粧シートは、化粧板などの化粧材を形成するために切削や曲げといった加工が施されるのが一般的なため、これらに耐え得る加工性を有することが好ましい。
【0008】
このように、意匠性(低光沢)、耐傷性、耐汚染性が考慮された化粧シートとして、例えば特許文献1に記載の化粧シートがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
日本国特開2019-119138号公報
【発明の概要】
【0010】
本発明は、ざらざらした触感を与え、且つ触感の均一性に優れた化粧シートを提供することを目的とする。
(【0011】以降は省略されています)
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