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公開番号
2025010285
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2024189936,2023061931
出願日
2024-10-29,2018-06-22
発明の名称
カメラシステムおよびその駆動方法
出願人
パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
25/51 20230101AFI20250109BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】感度をより細かく調整できるカメラシステムを提供する。
【解決手段】入射光を電荷に変換する光電変換層、光電変換層に対し光が入射される側に位置する第1電極、および光電変換層を介して第1電極に対向する第2電極を含む光電変換部と、第1電圧および第1電圧よりも小さい第2電圧を第1電極と第2電極との間に印加する電圧供給回路と、制御回路とを備え、制御回路は、第1フレームに対して設定された減衰率に対応する時間の長さを求め、第1フレームにおいて、電圧供給回路に、第1電圧の印加時間の長さが時間の長さとなるように、第1電圧および第2電圧を第1電極と第2電極との間に印加させる。
【選択図】図15
特許請求の範囲
【請求項1】
入射光を電荷に変換する光電変換層、前記光電変換層に対し光が入射される側に位置する第1電極、および前記光電変換層を介して前記第1電極に対向する第2電極を含む光電変換部と、
第1電圧および前記第1電圧よりも小さい第2電圧を前記第1電極と前記第2電極との間に印加する電圧供給回路と、
制御回路と
を備え、
前記制御回路は、
第1フレームに対して設定された減衰率に対応する時間の長さを求め、
前記第1フレームにおいて、前記電圧供給回路に、前記第1電圧の印加時間の長さが前記時間の長さとなるように、前記第1電圧および前記第2電圧を前記第1電極と前記第2電極との間に印加させる、
カメラシステム。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
入射光を電荷に変換する光電変換層、前記光電変換層に対し光が入射される側に位置する第1電極、および前記光電変換層を介して前記第1電極に対向する第2電極を含む光電変換部と、
第1電圧および前記第1電圧よりも小さい第2電圧を前記第1電極と前記第2電極との間に印加する電圧供給回路と、
制御回路と
を備え、
前記制御回路は、
第1フレームに対して設定された減衰率に対応する比率を求め、
前記第1フレームにおいて、前記電圧供給回路に、前記第1フレームにおける前記第1電圧の印加時間の比率が前記比率となるように、前記第1電圧および前記第2電圧を前記第1電極と前記第2電極との間に印加させる、
カメラシステム。
【請求項3】
入射光を電荷に変換する光電変換層、前記光電変換層に対し光が入射される側に位置する第1電極、および前記光電変換層を介して前記第1電極に対向する第2電極を含む光電変換部と、
第1電圧および前記第1電圧よりも小さい第2電圧を前記第1電極と前記第2電極との間に印加する電圧供給回路と、
制御回路と
を備え、
前記制御回路は、
第1フレームに対して設定された減衰率に対応する電圧値を求め、
前記第1フレームにおいて、前記電圧供給回路に、前記電圧値を有する前記第1電圧および前記第2電圧を前記第1電極と前記第2電極との間に印加させる、
カメラシステム。
【請求項4】
入射光を電荷に変換する光電変換層、前記光電変換層に対し光が入射される側に位置する第1電極、および前記光電変換層を介して前記第1電極に対向する第2電極を含む光電変換部と、
第1電圧および前記第1電圧よりも小さい第2電圧を前記第1電極と前記第2電極との間に印加する電圧供給回路と、
制御回路と
を備え、
前記制御回路は、
第1フレームに対して設定された減衰率に対応して基準電圧に対する比率を求め、
前記第1フレームにおいて、前記電圧供給回路に、前記比率に対応する電圧値を有する前記第1電圧および前記第2電圧を前記第1電極と前記第2電極との間に印加させる、
カメラシステム。
【請求項5】
前記減衰率は、NDフィルタナンバーに対応する、
請求項1から4のいずれか一項に記載のカメラシステム。
【請求項6】
ユーザから前記減衰率を含む指示を受けるためのユーザインターフェースユニットをさらに備える、
請求項1から4のいずれか一項に記載のカメラシステム。
【請求項7】
前記ユーザインターフェースユニットは、前記減衰率を連続的に変化させるための指示を受け取るための画像を表示するディスプレイを含む、
請求項6に記載のカメラシステム。
【請求項8】
前記ユーザインターフェースユニットは、前記減衰率を段階的に変化させるための指示を受け取るための画像を表示するディスプレイを含む、
請求項6に記載のカメラシステム。
【請求項9】
前記第1電極に電気的に接続され、前記第1電極によって捕捉された前記電荷を検出する検出回路をさらに備える、
請求項1から8のいずれか一項に記載のカメラシステム。
【請求項10】
入射光を電荷に変換する光電変換層、前記光電変換層に対し光が入射される側に位置する第1電極、および前記光電変換層を介して前記第1電極に対向する第2電極を含む光電変換部を備えるカメラシステムの駆動方法であって、
第1フレームに対して設定された減衰率に対応する時間の長さを求め、
前記第1フレームにおいて、第1電圧の印加時間の長さが前記時間の長さとなるように、前記第1電圧および前記第1電圧よりも小さい第2電圧を前記第1電極と前記第2電極との間に印加させる、
駆動方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電気的に感度を変更できるカメラシステムおよびその駆動方法に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、照度を調整する際に、絞りやシャッタだけではなく、いわゆる電子ND(Neutral Density)フィルタ機能を用いる手法が提案されている(例えば特許文献1参照)。この手法では、照度に対応した透過率になるように電圧を印加し、電気的に照度を調整している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-88596号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
明るさの変化に対して感度をより細かく調整できるカメラシステム等が求められている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一態様に係るカメラシステムは、入射光を電荷に変換する光電変換層、前記光電変換層に対し光が入射される側に位置する第1電極、および前記光電変換層を介して前記第1電極に対向する第2電極を含む光電変換部と、第1電圧および前記第1電圧よりも小さい第2電圧を前記第1電極と前記第2電極との間に印加する電圧供給回路と、制御回路とを備え、前記制御回路は、第1フレームに対して設定された減衰率に対応する時間の長さを求め、前記第1フレームにおいて、前記電圧供給回路に、前記第1電圧の印加時間の長さが前記時間の長さとなるように、前記第1電圧および前記第2電圧を前記第1電極と前記第2電極との間に印加させる。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、明るさの変化に対して感度をより細かく調整できるカメラシステム等を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、第1の実施形態に係るカメラシステムの構成を示す機能ブロック図である。
図2は、ユーザI/F部の例を示す図である。
図3は、第1の実施形態に係るカメラシステムにおける第1変換手段及び第2変換手段の構成を説明する図である。
図4は、第1の実施形態に係るカメラシステムにおける第1変換手段及び第2変換手段の感度調整方法を説明する図である。
図5は、周波数フィルタの概略断面図である。
図6は、周波数フィルタの周波数特性を説明するグラフである。
図7は、第1の実施形態の変形例1に係るカメラシステムの構成を示す機能ブロック図である。
図8は、第1の実施形態の変形例1における第1変換手段及び第2変換手段の制御パターンを示す表である。
図9は、第2の実施形態に係るカメラシステムの構成を示す機能ブロック図である。
図10は、第2の実施形態に係るカメラシステムにおける第1変換手段及び第2変換手段の構成を説明する図である。
図11は、光電変換膜への印加電圧と受光部からの出力電圧との関係を示すグラフである。
図12は、光電変換部が電子NDフィルタとして使用される場合の、光電変換部の光感度を補正する手順を示すフローチャートである。
図13は、電圧制御方式により光感度を調整するタイミングチャートの一例である。
図14は、電圧制御方式により光感度を調整するタイミングチャートの他の例である。
図15は、パルスデューティ制御方式により光感度を調整するタイミングチャートの一例である。
図16は、パルスデューティ制御方式による光感度を調整するタイミングチャートの他の例である。
図17は、第2の実施形態の変形例1に係るカメラシステムの構成を示す機能ブロック図である。
図18は、第2の実施形態の変形例1における第1変換手段及び第2変換手段の感度調整方法を説明する図である。
図19は、第2の実施形態の変形例2における受光部を説明する図である。
図20は、第2の実施形態の変形例2における光電変換部の構成を説明するための図である。
図21は、第2の実施形態の変形例2における光電変換部の感度調整方法を説明する図である。
図22は、第2の実施形態の変形例2における光電変換部の感度調整方法を説明する図である。
図23は、第2実施形態の変形例3に係るカメラシステムの構成を示す機能ブロック図である。
図24は、光電変換膜への印加電圧と波長の分光特性との関係を示すグラフである。
図25は、第3の実施形態に係るカメラシステムの構成を示す機能ブロック図である。
図26は、第3の実施形態に係るカメラシステムにおける第1変換手段及び第2変換手段の構成を説明する図である。
図27は、第3の実施形態における第1変換手段及び第2変換手段の感度調整方法を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
電子NDフィルタは、絞りに比べて、撮像画像の明るさを均質に制御することができることが知られている。また、電子NDフィルタは、絞りにおいて見られる回析現象が発生しないため画質の低下を低減できる。しかしながら、明るさの変化に対して、感度をより細かく調整できることが求められている。本開示は、明るさの変化に対して、感度をより細かく調整できる撮像装置を提供する。
【0009】
本開示の一態様の概要は、以下のとおりである。
【0010】
[項目1]
画素電極と、対向電極と、前記画素電極と前記対向電極との間に挟まれ、入射光を電荷に変換する光電変換層と、を含む光電変換部と、前記画素電極と前記対向電極との間に電圧を供給する電圧印加回路と、を備え、前記電圧印加回路は、第1のフレームにおいて、一定の電圧値を有する第1電圧を供給し、前記第1のフレームとは異なる第2のフレームにおいて、パルス状の第2電圧を供給する、撮像装置。
(【0011】以降は省略されています)
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