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公開番号
2025010259
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2024189504,2023132093
出願日
2024-10-29,2023-08-14
発明の名称
放射線撮像装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
G01N
23/04 20180101AFI20250109BHJP(測定;試験)
要約
【課題】検出手段における焼き付きが発生した場合に適切に補正できるようにする。
【解決手段】放射線撮像装置は、入射する放射線を検出する検出手段で撮影された放射線画像及びゲイン補正データを取得する取得手段と、前記ゲイン補正データを使用して前記放射線画像を補正するゲイン補正手段とを有し、前記ゲイン補正手段は、前記検出手段における焼き付きが発生すると、焼き付き発生後にゲインキャリブレーションを実施して取得した前記ゲイン補正データを使用して前記放射線画像を補正する。
【選択図】図9A
特許請求の範囲
【請求項1】
入射する放射線を検出する検出手段で撮影された放射線画像及びゲイン補正データを取得する取得手段と、
前記ゲイン補正データを使用して前記放射線画像を補正するゲイン補正手段とを有し、
前記ゲイン補正手段は、前記検出手段における焼き付きが発生すると、焼き付き発生後にゲインキャリブレーションを実施して取得した前記ゲイン補正データを使用して前記放射線画像を補正することを特徴とする放射線撮像装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記ゲイン補正手段での補正に使用する前記ゲイン補正データを切り替える切り替え手段と、
焼き付きが発生していないときに取得した第1のゲイン補正データを記憶する記憶手段とを有し、
前記切り替え手段は、焼き付き発生後の経過時間及び撮影回数の少なくとも一方に応じて、使用する前記ゲイン補正データを前記記憶手段に記憶された前記第1のゲイン補正データに切り替えることを特徴とする請求項1に記載の放射線撮像装置。
【請求項3】
前記切り替え手段は、焼き付き発生後に前記ゲイン補正データを取得してから所定の時間が経過した場合に、使用する前記ゲイン補正データを前記第1のゲイン補正データに切り替えることを特徴とする請求項2に記載の放射線撮像装置。
【請求項4】
前記切り替え手段は、焼き付きが発生してから所定の時間が経過した場合に、使用する前記ゲイン補正データを前記第1のゲイン補正データに切り替えることを特徴とする請求項2に記載の放射線撮像装置。
【請求項5】
前記切り替え手段は、焼き付きの減衰量から推定した時間が経過した場合に、使用する前記ゲイン補正データを前記第1のゲイン補正データに切り替えることを特徴とする請求項2に記載の放射線撮像装置。
【請求項6】
前記切り替え手段は、焼き付き発生後の撮影回数が所定の回数を超えた場合に、使用する前記ゲイン補正データを前記第1のゲイン補正データに切り替えることを特徴とする請求項2に記載の放射線撮像装置。
【請求項7】
前記ゲイン補正手段は、焼き付き発生後には、焼き付き発生後にゲインキャリブレーションを実施して取得した前記ゲイン補正データを焼き付きの減衰量に基づいて調整した前記ゲイン補正データを使用して前記放射線画像を補正することを特徴とする請求項1に記載の放射線撮像装置。
【請求項8】
前記検出手段における焼き付きが発生した場合に、前記ゲインキャリブレーションを実施するか否かを選択可能であることを特徴とする請求項1に記載の放射線撮像装置。
【請求項9】
請求項1~8のいずれか1項に記載の放射線撮像装置と、
放射線を照射する放射線源と
を有することを特徴とする放射線撮像システム。
【請求項10】
入射する放射線を検出する検出手段を有する放射線撮像装置の制御方法であって、
前記検出手段で撮影された放射線画像及びゲイン補正データを取得する取得ステップと、
前記ゲイン補正データを使用して前記放射線画像を補正するゲイン補正ステップとを有し、
前記ゲイン補正ステップでは、前記検出手段における焼き付きが発生すると、焼き付き発生後にゲインキャリブレーションを実施して取得した前記ゲイン補正データを使用して前記放射線画像を補正することを特徴とする放射線撮像装置の制御方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、放射線撮像装置、放射線撮像システム、放射線撮像装置の制御方法及びプロ
グラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
X線による医療画像診断や非破壊検査に用いる撮像装置として、X線を光に変換するシ
ンチレータ及び半導体材料によって形成された平面検出器(Flat Panel De
tector、以下FPDと略す)を用いた放射線撮像装置が普及している。このような
放射線撮像装置は、例えば、非破壊検査においては、プリント基板や配管などのモノを壊
さずに、内部の傷や表面の傷あるいは劣化状況を検査するために用いることができる。
【0003】
しなしながら、配管などの厚みのある被写体では、シンチレータに多量のX線を照射さ
せる必要がある。シンチレータには、放射線が照射されたことに応じて感度特性が変動す
る場合があり、このような現象を「焼き付き(ブライトバーン)」とも称される。この現
象により、FPDの画像にアーチファクト又は被写体の残像が生じるが、元に戻るまで時
間がかかるため、焼き付きを除去する補正方法が知られている。
【0004】
焼き付きを除去する補正方法として、被写体を外して白撮影(以下ゲインキャリブレー
ション)を実施し、ゲイン補正データを更新した後、撮影時には、更新したゲイン補正デ
ータでゲイン補正をする技術がある。
【0005】
一方、残像現象として、X線の照射を止めてもシンチレータの発光が収まらないことが
原因で発生する残光や、撮像素子の転送残りなどの原因により発生するものも存在する。
これらは、FPN(Fixed Pattern Noise)残像と呼ばれ、このFP
N残像対策としても、前述のゲインキャリブレーションが有効な対策となる。
【0006】
しかし、このゲインキャリブレーション自体は、時間を要する作業であるため、実施す
るのは必要最低限に抑えたいという要望がある。
【0007】
特許文献1には、FPN残像対策として、事前にゲインキャリブレーションを実施した
際に取得したX線非照射下画像(以下FPN画像)と、被写体撮影直前に取得したFPN
画像から、FPN残像の発生を判断し、対策を取る技術が開示されている。
【0008】
特許文献2には、撮影した今回の焼き付き画像と1つ前の焼き付き補正画像とその焼き
付き情報画像からパラメータを計算した画像を使って補正する方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特許第4468083号公報
特開2003-185752号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
X線照射下画像から焼き付きの有無を判断しようとすると、例えば、一通りの撮像処理
が終わった後、被写体を移動させ、もう一度X線を照射して画像を取得し、その画像から
焼き付きの有無を判定するという手間が発生する。これは、検査スループットの低下につ
ながり、また配管検査等の場合は被写体を移動させる作業は、人手になり得るため、作業
者に余計な手間を強いることになる。
(【0011】以降は省略されています)
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